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Appleの取締役会は以下のようなステートメントを発表した。

誠に残念ながら、本日スティーブ・ジョブズが逝去した。

スティーブの輝かしい才能、情熱、そしてエネルギーは、われわれ全員の生活を豊かにし、改善した無数のイノベーションの源だった。世界はスティーブのおかげで計りしれないほど良くなった。

スティーブが最も愛したのは妻のローリーンと家族だった。彼の家族とそして彼の類まれな才能に感動した人たち全員に、深く同情の意を表する。
http://jp.techcrunch.com/archives/20111005statement-by-apples-board-of-directors/
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---オバマ大統領談話------
Pres. Obama: There may be no greater tribute to Steve’s success than fact that much of world learned of his passing on a device he invented.

from CNBC

「世界の多くの人々が、彼の発明したデバイスで彼の逝去を知ることになったという事実こそが、
これ以上はないであろう彼の成功への賛辞だ。」

「妻MichelleとわたしはSteve Jobsの死去を知り悲しみを感じている。Steveは、米国の最も偉大なイノベーターのひとりだった。従来とは異なる考え方をする勇気にあふれ、世界を変えることができるという大胆な信念を抱いていた。また、それを実行するだけの才能も十分に持っていた。

 大きな成功を収めた企業Appleはガレージから活動をスタートし、彼は米国の発明精神を具現化した。コンピュータを個人の道具にし、インターネットをポケットの中に持ち込み、情報革命をアクセス性のみならず直感的で楽しいものにした。また、彼の才能は語りのすばらしさにもあり、数多くの子どもたちや大人を魅了した。Steveは、その日が最期だと思って生きているとよく言っていた。彼の偉業はわれわれの生活を変え、あらゆる産業を再定義し、そして人類の歴史においても比類なくまれな偉業をなしとげた。わたしたちそれぞれの世界の見方を変えたのだ。

 世界はひとりのビジョナリーを失った。彼の訃報を彼自身が生み出した機器でこれだけ多くの人が知ったという事実が、Steveに対する最大の賞賛かもしれない。Steveの妻Laureneとご家族、彼を愛していたすべての人に、Michelleとわたしから哀悼の意を表する。」
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---ビル・ゲイツ氏------
スティーブ・ジョブズ氏の悲報をうけ、ひどく悲しんでいます。メリンダと私から、彼の家族そして友人の方々、そして彼の功績に関わった全ての人に謹んでお悔やみの言葉を申し上げます。
スティーブと私が初めて会ったのは30年近く前のことでした。それからずっと同士として、競争相手として、そして友人として、人生の半分以上を共に過ごしてきました。
スティーブほどインパクトのある人間が現れるのはそうありません、その影響は多くの世代に受け継がれていくでしょう。
彼と一緒に仕事をする機会があった我々は本当に幸運でした、とても光栄なことでした。スティーブ、君がいなくてとても寂しくなるよ。
http://www.gizmodo.jp/2011/10/post_9464.html
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---ソフトバンク&孫正義---
とても悲しい。スティーブ・ジョブズは、芸術とテクノロジーを両立させた正に現代の天才だった。数百年後の人々は、彼とレオナルド・ダ・ヴィンチを並び称することであろう。彼の偉業は、永遠に輝き続ける。
http://mb.softbank.jp/mb/customer.html
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闘病中だったSteve Jobs氏が亡くなりました。
まだ若いのに残念です。

私は iPhoneユーザーで、Macユーザーです。
Macを使い始めて15年以上になります。
だから、私にとってSteve Jobs氏は伝説の人物です。

彼は既存の技術を組み合わせて、クールで魅力的な製品にまとめ上げることに長けていました。
彼の送りだしたものは、使いやすく、シンプルなのに面白くて、そして、ユーザーの頭脳を刺激するとともに
自然にその能力を引き出してくれるものでした。

「思考の自転車」の名の通りに。

既存の技術の塊でないか?と批判するのは簡単ですが、それによって生まれる効果が違うのです。
機能を詰め込めばいいというものではありません。そこには彼独特のヴィジョンがありました。
そこがまさに「Think different」だったと思います。

若いときに彼は傲慢だったといいますが、それでもその能力は卓越していました。
そして、最近のスタンフォード大学での彼の人生を振り返ったスピーチは感動的ですらあります。

彼は素敵な製品とヴィジョンで私の生活を少し豊かにしてくれました。
ありがとう。そして、お疲れ様でした。

アップルは彼の訃報を次のように伝えてます(原文:英語、訳:私)
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Appleは、未来を見通す創造的な天才を失ってしまいました。そして、世界は驚異的な人間を失ってしました。
我々のうち、Steve Jobsを知りともに働く幸運に浴した人々にとっては、親愛なる友であり天啓を与えてくれる指導者を失ったことになります。Steveは、彼だけが築き上げることのできた企業と、永遠にAppleの基礎となる魂を後に残してくれました。
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アップルではお悔やみのメールを受け付けています。
rememberingsteve@apple.com


ウォールストリートジャーナル日本版によると
http://jp.wsj.com/IT/node_294438
http://jp.wsj.com/IT/node_294614

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アップル取締役会とアップル・コミュニティの皆様へ:

 私は、アップルCEOとして職務と期待が果たせなくなる日が来た場合、まず最初にあなたたちに伝えると兼ねてから言ってきた。

 ここにアップルCEOを辞する。取締役会が適当であると判断すれば、会長、取締役、アップル社員として留任したい。

 この先、アップルの最も輝かしく革新にあふれた日々が待っていることを信じている。新たな役割を果たすなかで、アップルの成功に貢献し、それを見届けられることを楽しみにしている。

 私はアップルでは人生最良の友人を何人か得ることができた。多年にわたりあたなたちと働くことができたことを感謝する。
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とのこと。

お疲れ様、スティーブ。iPhoneもMacも面白かったよ。

そして、がんばれクック!
2011.03.21 大震災
揺れましたね。怖かったですね。
原発も心配です。

もう一つ恐ろしいのは東北一帯の物流が麻痺していること。
東北は兎に角寒いですから、物流がとまるとホントに危険です。

物流が止まったままだと、直接被害をまぬがれた人でも
飢えるしかない。病院も機能しなくなる。

そして、仙台だけでも100万人の人口がある。
とにかく物流の早期再開を!

日本の力を結集して、この事態を乗り切りましょう。
小惑星イトカワに着陸し、地球への帰還の途にあった無人探査機はやぶさ、無事に地球に到着。
サンプルカプセルを切り離し、自身は大気圏突入の際に燃え尽きました。(ニュース記事
当初の予定より3年遅れてのミッション完了です。トラブルに次ぐ、トラブルで満身創痍になりながら、最後まで諦めない不屈の努力による成果です。

第20号科学衛星MUSES-C「はやぶさ」は、2003年(平成15年)5月9日に宇宙へと放たれ、一路、小惑星イトカワを目指しました。イトカワは、地球や火星の軌道と絡むようなカオス的な軌道をとる小惑星のひとつで1億年以内に地球、火星、金星、水星のいずれかに激突するものと思われています。

 はやぶさ計画は、小惑星へ行きサンプルを持ち帰るサンプルリータン探査技術の実証にあります。

 小惑星は惑星が誕生するころの記録を比較的よくとどめている天体だといわれています。他の惑星のように惑星が成立してから以降の大きな変成を受けていないからです。しかし、人類は回収したことのある他の天体のサンプルは有人探査による月のものだけで、小惑星の無人探査機によるサンプルの持ち帰りは前人未踏の挑戦となります。そこで、小惑星からサンプルを持ち帰る技術を確立するために、このはやぶさ計画が立案されました。

具体的なミッションの目標と達成度は以下の通りだとのこと(JAXAによる)
●電気推進エンジン 3台同時運転は(世界初)と1000時間以上の稼働に成功
●地球重力を利用したスウィングバイに成功(電気推進によるスウィングバイは世界初)
●自律航法によるイトカワとランデブーに成功
●イトカワの科学観測成功(接近時の観測)に成功
●イトカワにタッチダウンしてサンプル採取に成功
●カプセルが地球に帰還、大気圏に再突入して回収に成功

電気推進は、
マイクロ波によってキセノンガスをイオンに電離します。(電子レンジもマイクロ波でものを暖めています。)
次に生成したキセノンイオンを強力な電場で加速、高速で噴射させ、その反動を利用して推進力を得ます。
出力は低いが効率がいいのが特徴です。
自律航法は、
光で数十分の遠距離にある探査衛星を地球から遠隔操縦していたのでは、小さく複雑な形、複雑な運動をしている小惑星表面に着陸するのは不可能で、探査衛星自身が判断して着陸を行わなければならないために必要となるそうです。

いずれもこれまで実績のない技術ですから、現実にやってみて実証するより他ありません。
実際、数々のトラブルを乗り越えて帰還を果たしたそうです。(新聞記事と動画を参照)

はやぶさ君、君のことは忘れない。ご苦労様でした。

無茶かもしれないけど無理じゃない。かならず届く、そう思える心の強さが大事なんだ、ってことですねえ。
あと、用意周到。日本もまだまだ捨てたもんじゅない。



なお、「民主党の枝野幹事長は14日の記者会見で、昨年11月の事業仕分けの際、小惑星探査機「はやぶさ」後継機開発などの衛星関連予算を「1割削減」と判定したことについて、開発の必要性は否定しなかったと釈明した。(読売新聞6/14)」だそうです。
うーむ。


こちらこちら、あるいはこちらのニュースによると、
他人が見ている世界を脳からの信号を解読して映像化することができた。

ほとんどSFの世界ですが、ホントに現実に成功したようです。

脳の血流パターンを核磁気共鳴で読み取り、
あらかじめ学習させた解読プログラムで翻訳、
その人が見ている文字や図形をディスプレイ上に再現するとのこと。

まだ、ノイズが多いですが、その人が何を見ているかはちゃんと分かります。
プログラムが学習した時とは違う文字を見ていても問題なく解読可能。

考えていることを機械で読み取ることも将来できるようになるかも!
これはすごい。何れ、他人の夢を覗けるかもしれませんよ。

あと、面白いのは、
脳の中で認識がどのように生まれるかとかのメカニズムの解明をすっとばして、この図形を見ているときには脳のこの部分の血流が増える。別の図形では別の場所の血流が増える。と、経験則を学習して行って、最後には、この血流パターンならこんな形の図形だと推定すると辻褄があう。という答え合わせの学習方式ということ。

意識や認識のメカニズムは謎のままでもここまで出来るんですね。
そこで得られた経験則を調べ直すことで、逆に脳の理解が進むかもしれません。

この分野にはあまり詳しくないんですが、20年後にはノーベル賞?
いや、そんなのどうでもいいくらい革命的にも思えます。夢が膨らみます。
国会での質問への回答では、文部科学省はUFOの存在を否定し、居ないものに対する対策などはないと素っ気なかった。

しかし、これに関連して、閣議後の記者会見で防衛大臣が自分から自衛隊のUFOと巨大怪獣への対処について記者に質問を促したそうだ。

石破長官の記事はこちら

自分から勝手に喋って曰く、
・ゴジラ、モスラは天変地異の類いなので災害派遣。
 ただし、命令による災害派遣なのか、自治体の要請による災害派遣になるのかはわからない。
・UFO(宇宙人)の来訪となると難しい。

なぜなら、
・いわゆる「外国の航空機」でないから領空侵犯が適用できるか微妙。
・飛行原理が翼によらないから法的に「航空機」と見なせるかも微妙。
・かといって、石を持たない「飛翔体」としても対処しづらい。
・UFOが「急迫不正な武力攻撃」を仕掛けてくれば防衛出動だが、友好を呼びかけてきた場合には防衛出動はできない。
・また、言葉が通じない場合の対処手順も法的に不明だ。
・省として取り組むことは全然ないが、防衛大臣として個人的に気になるなあ。

とのこと。

マニアだね(笑)

だけど、その手のシミュレーションは特撮ヲタクが既にしていると思うな。
石破さん。万一の時には法律に詳しい特撮ヲタクを呼べば何とかなるかも(^^



2007.07.17 異常震域
新潟中越地震が大きな被害を出しているようで、被災地の皆様にはお見舞い申し上げます。

これとは別に、16日23時18分頃 京都府沖 M6.6の地震もありました。
その震度分布がこんな感じ
地図上では、なんと震源から遠い方が震度が大きい。
はじめ、自分の目を疑ってしまいましたが、これ、異常震域といってよくある現象だそうです。

今回の異常震域はプレート型のようです。日本列島は概ねユーラシアプレートの上に乗っていて、その下に太平洋から来た太平洋プレートが潜り込んでいます。だから、京都府沖の海底をどんどん地下に降りていくと、ユーラシアプレートの下には太平洋プレートの先端があります。ここが今回の震源。

地震波はそのまま太平洋プレートの中を伝わって、地上に出た所が日本列島の関東から北海道の太平洋岸だったので、ここの揺れが大きくなったということのようです。

絵で描いてあると分かりやすいので、こちらのサイトにあるこの絵を参考にされるといいかも。

ちょっと驚きました。
先日、物理専攻の大学院生という人と雑談する機会があった。
とりとめのない話からいつしかエントロピーなるものの話へ。
物理の問題以外でエントロピーのことを考えたことがないと言う。
物理の学生たるものの教養として、それではマズいかも。という話になった。

エントロピーとは、科学的に定義されたある量でエネルギーと深い関わりがある。
およそ何かが起こると、エントロピーは増大するか、せいぜい変わらないことになっている。エントロピーは全体としては決して減ることはない。これだけ聞くと知らない人は「なんのこっちゃ?」と思う。

だが実は、このエントロピー、普段意識している人はほとんど居ないだろうが、実に身近な量で、生きている限りその渦中にあるといっていい。知らないうちに生活についてまわっている。

たとえば、部屋に熱湯の入ったコップがあるとする。これはエントロピーが比較的低い状態。放っとくと熱が拡散して、冷める。ほんの僅か周囲の空気が暖まる。やがて、同じ温度になる。
このときエントロピーは増えている。
逆に、氷(エントロピーが低い)が融けて周囲と同じ温度になったときにもエントロピーは増える。

室温と同じ温度の水が、気温がほぼ一定なのにひとりでに沸騰したり、凍ったりしないから、エントロピーが減ることはない。

ガソリンはエントロピーが比較的低い物質。これを燃やして自動車を走らせると、最終的に周囲に熱と排気ガスが拡散してエントロピーの高い状態になる。排気ガスと気温からひとりでにガソリンが生成することない。

ちょっと乱暴にいえば、部屋が片付いているのはエントロピーが低い状態。いちど散らかってエントロピーの高い状態になると、ひとりでに元の状態に戻ることない。

順番に並んだトランプのセットをきると、バラバラになる。きり続けても全てのカードが順番に並ぶことはまずない。バラバラの順番の方がエントロピーの高い状態といえないこともない。(この例はちょっと微妙)

何らかの整理された構造が壊れる時にもエントロピーは増大する。逆に構造があるということは幾分なりともエントロピーが低いということだ。
要するに、覆水盆にかえらず、とはエントロピーは減少しないということでもある。

初めの状態と終わりの状態で全エネルギー量(熱量)は変わらない。これはエネルギー保存則として確かめられている。

じゃあ、何が違うかといえば、エントロピーの低い状態からはエネルギーを取り出して人間が使うことが出来る。そして使ってしまうとエントロピーの高い状態になってしまって、それ以上はどうしようもなくなる。拡散しきったエネルギーに仕事をさせることは難しい。

エントロピーが増大していく過程でエネルギーの流れが起きる。その流れの中で、時たまひとりでに何らかの構造=エントロピーの低い状態が出来ることがある。水の流れの中に、渦や泡といった構造が生まれることを想うと分りやすい。

「行く川の流れは 絶えずして しかも元の流れにあらず澱みに浮かぶ うたかたは かつ消え かつ結びて 久しく留まりたるためしなし世の中の 人と住家も またかくのごとし」とは「方丈記」の一説であるが、泡沫(うたかた)も人間も、エネルギーの流れの中に浮かんだ低エントロピーのひっかかりなのである。

生きている人間や他の生物は、周囲の環境よりエントロピーが低い。
何のケアもせずに閉じ込めておけば構造を失い、やがて土に還る。エントロピーは増大する。生きているという「低いエントロピー状態」を維持するためには、最低でも飯を喰わねばならない。この食物はガソリン同様、エントロピーが低い。人間はエントロピーが低いものを食べて消費して、活動して、最終的に環境に熱や排泄物を排出する。全体としてはエントロピーは増大するが、一部は人間の低いエントロピー状態を維持するのに使われる。

混沌とした状況から情報を得て、頭を整理して高度な思考パターンを形成する。人間の脳も情報的に見れば、低エントロピーの状態である。知的活動をする限り、何らかの形で低いエントロピー状態のエネルギーを取り込むことは必須となる。いくら寝てても脳が活動する限り腹は減る。

人間は、低いエントロピー状態であるから、それを使って散乱した本などを片付けることができる。本と本棚のエントロピーは下がるが、人間は体内のエントロピーの低い物質(栄養)を失い、最終的に環境に熱や排泄物を排出するからトータルではエントロピーは増大する。労働したらお腹が減る(食い物が食べたい=低エントロピーのものを取り入れたい)のは道理である。

同様に冷蔵庫で氷をつくれば、環境よりエントロピーの低い状態である氷を作るかわりに、燃料を消費してそれを上回るエントロピーを増大させている。

じゃあ、低エントロピーの源である食物や化石燃料はどこから低いエントロピーを蓄えたのか?
言うまでもなく太陽である。植物は、太陽光線から低エントロピーのエネルギーを取り出し、一部を成長に使い、一部を熱や赤外線で排出する。

太陽は宇宙空間より高温で、盛んに周囲に熱や光を拡散している。部屋のなかに置かれた熱湯入りのコップ同様、低エントロピーの源であり、時間とともにどんどんエントロピーを増大させつつある。

地球は太陽から低エントロピーである太陽光線を取り込み、夜の側からエントロピーが増大した赤外線などを宇宙に拡散している。最終的には、太陽から宇宙空間にエネルギーが拡散していくとこでトータルでは低エントロピーが失われる=エントロピーは増大する。

この、とめどなく続くエントロピーの増大過程のなかで、生命は、ちょっとだけ低いエントロピーを体内にとどめおくことで、体を構築し、さまざまな生命活動をする。時に、外部にも低いエントロピーをとどめおき、住処や文明などを作る。かりそめの間。

しかし、エントロピーは容赦なく増大を続ける。いつか低エントロピー状態のエネルギーがなくなれば、もはや生命、文明などを留めおく方法はない。
「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。 沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす。 驕れる者久しからず、ただ春の夜の夢の如し。 猛き人もついに滅びぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。」(平家物語)とは良く言ったものである。

かくのごとくエントロピーは日々の暮らしの中に知らず知らずうちに関与しているのである。
エントロピーという視点で見ると、人も澱みに浮かぶ泡沫に近いものがある。

なんてね。柄にもないことを書くと照れる(^^;
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そのエントロピーの増大過程の中で、かりそめの間、出現する構造をもった生命や渦などの自然現象=自己組織系。この自己組織がどのような時に起きるかを扱う学問分野もあると言う。でも、それはまた別の機会に。
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ウルトラマンダイナ「ユメノカタマリ」で、ゴミがひとりでに集まって怪獣になる話があります。
それを見たナカジマ隊員が「ああ.だからそんな現象ってのは不自然といえは不自然なんだが,非線形非平衡開放系では全くあり得ないとは言えないわけで...」と言ったのはそのことです。

ちゃんちゃん。
 科学者の間では、論文が掲載されるとちょっと名誉であるとされる学術雑誌にNatureというものがあります。

この雑誌は、分野ごとに細分化された学術雑誌ではないので、論文が掲載されるには、単に優れているだけでなく専門領域以外の学者の注目も引くような一般性のある訴求力が要求されるそうです。
(ごく一部には、結局、派手な研究に眼を奪われた週刊誌という陰口もあるそうですが。)

さて、この「権威ある」Natureに、日本の科学情報TV番組が紹介されました。
こちらの記事

紹介されたのはHakkutsu: Aruaru Daijiten IIです。「あるある大辞典」

中身はもちろん捏造問題。事実経過が、おかしな引用された被害者の学者への短いインタビューと共に報じられています。

ちなみに、その学者は用心深くなってしまい、Natureの記事に発言がどのように引用されるのかもきっちり事前にチェックしたそうです。それが「あるある大辞典から学んだこと」だそうです。

かくして、「あるある大辞典」事件は世界中の科学者の知るところとなったようです。
やれやれ。
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