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ウルトラマンサーガ公式ページによると
「当時、ダイナ=アスカ・シンと共に戦ったスーパーGUTSのメンバーは、TPCの前線部隊として火星に在籍。(火星基地のスーパーGUTSの隊員たちは「スーパーGUTSマーズ」とも呼ばれる)アスカの守りぬいた地球、そして宇宙の平和を守り続けていた。」
だって。

TPC総監は、ヒビキ・ゴウスケ
TPC宇宙局参謀は、コウダ・トシユキ
隊長は、ユミムラ・リョウ
副隊長は、カリヤ・コウヘイ
ナカジマ隊員も残留しています。

ナカジマ隊員は、時空を越えるための新型機を開発中だそうです。
(アスカに会いに行こうとしているんですね)

TPC世界の変化も興味津々です。
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2011.07.06 撮影
かねてから次の映画にウルトラマンダイナ・コスモスが出演するという噂でしたが、
今日の初代ウルトラマンのtwitterにこのような書き込みが、

「m78_ultraman ウルトラマン
. @m78_seven @m78_zero じゃあそろそろ光の国に帰ろうか。@m78_dyna ダイナは地球に残るんだよね。撮影がんばって! 」
ウルトラマンダイナで主人公アスカ・シンを演じたつるの剛士さん。
最近、いい感じで売れているみたいですが、この9/16に2ndカバーアルバム「つるのおと」をリリースするそうです。
曲目リストをみると彼の持ち味のバラードの名曲が盛りだくさんですが、
なんとその中にダイナファン待望の「君だけを守りたい」が!

そう、あの作詞・作曲:高見沢俊彦、ウルトラマンダイナのエンディングです。
これまで、劇中でリョウ&マイ隊員が歌うバージョンや、
THE ALFEEによるセルフカバーはありましたが、アスカが歌うバージョンは初です!

試聴を聴いた限りでは、原曲の中島文明バージョンと比べても違和感のない
アスカらしい熱いノリのようです。
待ってました!

発売されたら早速ダウンロード購入しようと思います。


ウルトラマンダイナ

◆ 第49話「最終章I 新たなる影」 第50話「最終章II 太陽系消滅」 第51話「最終章III 明日へ・・」
/ダイナスペシャル「最終章 明日へ・・」


脚本/長谷川圭一,特技監督/大岡新一,監督/小中和哉.
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鑑賞メモ&あらすじ&今回の印象に残った台詞

 ティガの最終章が祈りや願いに満ちた光を描いているとしたら,ダイナの最終章は意思や情熱に満ちた光を描いているように感じました.

 なお,この話はDVDでは13巻にあたりますが,同じ内容を一本の映画のように編集し直したウルトラマンダイナスペシャル(後半)があります.個人的には後者の方がおすすめです.理由は一気に途切れることなく見られることと,エンディングが「君だけを守りたい」で,余韻に浸れることです.おまけ映像もあるしね.


  今回は再び,アスカ・シンと父カズマの関係が語られます.そして,それはネオフロンティアスピリッツへと展開し,それに重ねて,前進する人の意志が描かれていきます.

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シン(子供時代)「無理だ.あんな遠い木まで届くわけないよ.」
カズマ「必ず届く.大切なのはそう信じられる強さだ.」
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 父カズマが消息を絶つ前にアスカに伝えたこと.あの父の姿があっからこそ,父亡き後,どちらかというとひ弱だったアスカはがむしゃらに前に突き進む男になったわけですね.実に切ない話ですよね.もともとの地のアスカは少年時代の方なんでしょうね.そして,このエピソードでアスカは,父から受け継いだ姿勢を完全に自分のものにしていきます.

 そして,前半のヤマ場.人造ウルトラマン/テラノイドにエネルギーを吹き込むためにゴンドウ参謀に囚われたアスカ,リョウと参謀,ブラックバスター隊隊長サエキ・レイカの会話シーンです.地球を守るために必死になり焦りを募らせるゴンドウ参謀の想い,これ以上,大切な人を失なわないためなら何でもすると想い定めるサエキ隊長.アスカがダイナであることを受け入れた上で,さらにともに死力を尽くして戦おうとするリョウ.その姿に,誇りを呼び覚まされるゴンドウ.ダイナ屈指の名シーンだと思います.

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ゴンドウ参謀「なぜお前なんだ.なぜお前がウルトラマンなんだ.お前のような未熟者が,品位のかけらもない粗暴な男がなぜダイナなのかと訊いているんだ!」
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リョウ「アスカが,アスカがいったい何をしたって言うの」
ゴンドウ参謀「そいつは不適格者だ.そんな奴が今までダイナの力を使っていたかと思うとゾッとする.」
リョウ「よくもそんな勝手なことを...」
サエキ隊長「お前は怖くないのか?」
リョウ「怖い?」
サエキ隊長「理解を超えた存在だ.恐れて当然だろう.」
リョウ「怖い?かけがえのない大切な仲間が怖い訳ないでしょう.」
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そこへスフィファ来襲.はじめのうちは優勢だったテラノイドもスフィアの物量の前に敗れ去り,逆に合成獣ゼルガノイドに変えられてしまいます.
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ゴンドウ参謀「奴を通常兵器で倒すのは不可能だ.ウルトラマンの力でしか対抗できん.だが,ダイナはもういない.人類は何もかも失った.」
リョウ「失ったのは,参謀,あなたの人間としての誇りよ.私は最後まであきらめない.アスカにそう教わったから.」アスカ「俺もまだ,あきらめちゃいないぜ.あの化け物は俺が倒す.」
ゴンドウ参謀「無理だ.お前にはもうダイナになる能力はない.」
アスカ「そんなことはやってみなくちゃわからねえ.」
リョウ「アスカは逃げて.あたしが奴を食い止める」
アスカ「さっきリョウが言ってたじゃないか.俺はどんなときも諦めないし,逃げもしない.」
アスカ,死力を振り絞り走り出す.
リョウ「アスカーっ」
アスカ「うおおおおおお.」
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 アスカ,ダイナに変身.「逃げない」は,アスカの常套句(たとえば,18話「闇を呼ぶ少女たち」など)で,周囲の人に感動と勇気を与えてきましたが,何よりもまずアスカが自らの力を奮い立たせるための言葉.きっと,父亡き後,アスカはくじけそうになる度に自分に言い聞かせるように繰り返してきた言葉なのではないでしょうか?

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ゴンドウ参謀「絶対にあり得ん.奴にはもうエネルギーは残っていなかったはず.」
リョウ「関係ない.アスカにはそんなこと関係ない.」
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しかし,エネルギー不足で苦戦するダイナ.
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ゴンドウ参謀「照射準備はできた.だが,こんな作戦が成功するはずはない.それでもお前は...」
リョウ「あたしにはアスカのような特別な力はない.でも,人の未来を思う気持ちは負けてないつもりよ.」
ゴンドウ参謀「それが光か.」
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 ゴンドウ参謀は意を決し,リョウの代わりに照射装置に入り自らの生体エネルギーをダイナに照射する. 他人を見下したり情緒的にアンバランスなところのあるゴンドウ参謀ですが,最後は武人として決着を付けます.今まで憎まれ役が多かったのですが,彼にも熱い想いがあったことが示され,これで彼のことを見直した人も多かったのではないでしょうか?
 ゴンドウ参謀の命と引き換えにしたエネルギーでダイナの力は復活.ゼルガノイドと相打ちに持ち込むことに成功する. そして,倒れたアスカを火星にすむダイゴが救助.気を失っている間に少年時代を回想するアスカ.
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シン(子供時代)「最初の人間?」
カズマ「ああ,彼らは高くそびえる山を見あげこう思ったに違いない.あの山の向こうに何があるのか?見知らぬ世界を目指し,彼等はその深い谷を登りきった.おそらく何度も何度も失敗したくさんの仲間を失いながら.」
シン(子供時代)「なんでかなあ?そのまま谷に住んでいた方が楽なのに.」
カズマ「それが人間なんだ.だから今,俺やシンがここにいる.」
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 挫けず,諦めず,逃げず,前を見つめ努力を続ける.それは非常に苦しいことですが,そうあろうとすることが人間の本質であるとカズマはシンに伝えます.正直,私はそんなに頑張れないときもありますが,それでも本来は人間にそういう意思が備わっている筈だということでしょうか?それを信じろと.
 確かに種としてみれば,人類にはそういう傾向があるような気がします.もし,地球にとって人類がガン細胞以上の意味があるとしたら,それは人類の前進しようとする意思の奥底の方に鍵があるのかもしれませんね.

 そして,アスカを迎えにいく機内でのサエキ隊長とリョウの会話.サエキ隊長はウルトラマンティガ「The Final Odyssey」でシビトゾイガーに殺されたルルイエ調査隊のサエキ隊長の肉親だったことに気づかされます.(非公式年表によると妹)

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リョウ「どうしてゴンドウ参謀の計画に手を貸したの?」
サエキ「昔大切な人を怪獣に殺されてな.本当に人がウルトラマンの力を自由に使えるのならそれもいいと思った.」
リョウ「そう.」
カズマ「奴にあったら言っといてくれ.今度は頼むぞってな.」
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 続いて,ダイゴとアスカのシーン.新旧ヒーローの会話は単なるお祭りイベントではなく,含蓄の深いものでした.ダイゴの選んだ「守るべき未来」も素敵だと思いました.目立たず平凡かもしれないけれど,地道に未来に向けて種を蒔き愛情を傾けて育む(比喩的な意味でも).最前線で派手に戦わなくても,人生をかけるに値する偉大な事なんですね.その場所として,あえて不毛の地,火星を選ぶところがダイゴらしいというか,感動的でした.ティガの物語が辿り着いた真のエンディングとしても納得.
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アスカ「ダイゴさんは何故,前線を離れたんですか?」
ダイゴ「守るべき未来は,人それぞれにきっとあるはずだから.」
(ガッツシャドウが飛来)
ダイゴ「君の仲間が迎えにきた.さっき連絡が取れたんだ.」
アスカ「あのう.俺まだ色々訊きたい事が...」
ダイゴ「僕も,君と同じだった.何故戦うのか,自分は何者なのか,誰かにその答えを教えて欲しかった.」
アスカ「ダイゴさん...」
ダイゴ「でも最後は,自分で出さければならない答えもある.人としてできること,それは自分自身で決めるしかないんだ.」
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 そして,アスカにしてみれば先輩から「人としてできること,それは自分自身で決めるしかない」というメッセージを貰えただけでなく,自分が戦う前線のすぐ後ろで人類が何をしようとしているのか,「守るべき未来」への萌芽を垣間見れた事も大きかったように思えます.最後の決戦に防人のひとりとして向かう彼には,ネオフロンティアというものが熱に浮かされた闇雲な前進ではなく,地に足の着いた愛おしい人の営みであることを見ておく必要があったように思われるのです.

 さらに,ガニメデ基地ではあのキサラギ博士が登場.

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キサラギ博士「一度は人類を破滅に追いやろうとした兵器です.ヒビキ隊長が言った通り,人間には危険すぎる力なのかもしれません.ただ,力よりも強い心があれば,きっとこの宇宙も守ることができる.ウルトラマンダイナがそうであるように.」
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 そして,ガニメデ基地でのネオマキシマ砲を巡る行き詰まる攻防戦.
 怪獣に人質に取られたリョウを救い出すために決死の突撃をかけるダイナが印象的.

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アスカ/ダイナ「うおおおおっ」
リョウ「やめてアスカ.死ぬ気なの!」
アスカ/ダイナ「この卑怯者をぶちのめすまで死にはしねえ.それに俺は...俺は今,君だけを守りたい.」
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ヒビキ「不完全でいいじゃないか.矛盾だらけでも構わねえ.人の数だけ夢がある.俺はそんな世界の方が好きだ.」
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 アスカがダイナであることが判明し,ネオマキシマ砲とダイナの光線を連携させた最後の反攻作戦が始まる.その作戦準備のためのつかの間の時間が静かに過ぎていく.これまでアスカには,ウルトラマンであること以上に孤独癖の強い寂しがり屋の面があり,それが彼特有の突張りや無茶とも結びついているような所がありました.しかし,最後に心の底からS-GUTSの仲間に受け止めてもらえた事で,深い絆を感じ取り成長して深みを増したように思えました.続くシーンもS-GUTSの静かな魅力が描かれていて切なくも素敵でした.ナカジマ隊員のシーンもよかったです。

そして最後の出撃.

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アスカ「俺は帰ってきます.次に空を飛ぶために,次もまた空を飛ぶために,俺は必ず帰ってきます.」
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 これは,かつて光の中に消えて父カズマが残した台詞と同じ.
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アスカ「親父が教えてくれたんだ.人間は,前に進む力を持っている....だから今,俺達はここにいる.」
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 ネオマキシマ砲に続いて放たれるソルジェント光線.
少年時代,遠くの木に届けと力の限りボールを投げた記憶が交錯する.短いけれど見事な演出でした.
グランスフィアはワームホールを形成しつつ崩壊.
 グランスフィアとともに時空の彼方に消えるダイナ/アスカ.

 アスカ去りし後,彼の想いを継いで再び前進することを誓うS-GUTS.アスカが父に示され,自らつかみ取った前進しようとする意思.そのアスカの姿を見せることで周囲にもその意思が受け継がれていくラストでした.

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ヒビキ隊長「夢を信じられる限り,光はそこにある.」
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ありがとう、ウルトラマンダイナ.
付記:「淋しいアスカ」という描像については,もともとは私自身のオリジナルの考えというわけではなく,「でっちの映画日記」というサイトで考察されていたものも参考にさせていただきました.残念ながらそのサイトは既に消滅してありませんが,鋭くも愛情に満ちた考察がなされていました.ここに付記しておきます。
重箱の隅については気分を変えるために、また何れ機会を改めて書きたいと思います。

ウルトラマンダイナ

◆ Original Video「帰ってきたハネジロー」

脚本/川上英幸,特技監督/原田昌樹,監督/原田昌樹.
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満足度: ★+

鑑賞メモ

 かわいいハネジローとユーモラスなミジー星人達が夢の競演。数々の正念場はパムパムいいながら切り抜けてしまハネジローと、あっさり侵略者デハドー星人の怪獣の特性や弱点を見抜くミジー星人。人(?)は見かけによらないということか、蛇の道は蛇ということか... ただ、折角のOVAにして、ダイナ最終作なのに、アスカは途中で固められてしまうし、S-GUTSもあんまり見せ場がないように見える。何だがちょっともったいない気がしました。あと、ゲストにしぼって考えてもミジー星人の他のエピソードほどパンチが効いていない。そこが惜しいかな。

 デハドー星人の怪獣が現れたのは「ブースカ!ブースカ!!」の舞台となった夢町。「ブースカ!ブースカ!!」のキャラクターたちも出演。ホリイ隊員に酷似していた男性は屯田大作(初代ブースカの主人公)だそうです。

あらすじ

主人公:ハネジロー&ミジー星人

 デハドー星人の送り込んだ怪獣アーウォンから市民を避難させていたカリヤはその途中でミジー星人を目撃。ミジー星人たちはその避難途中で、デハドー星人の侵略計画を知らせる為に地球に帰ってきたハネジローを拾う。怪獣出現をミジー星人の仕業と勘違いしたS-GUTSは彼らを指名手配。ハネジローの機転によりミジー星人の居場所を知ったS-GUTSは、ミジー星人を逮捕拘束することに成功する。一方、アスカはダイナに変身して、デハドー星人が送り込んだ怪獣ワンゼットと対戦するが怪獣の特殊能力により石の様に固められてしまう。地球の危機に、ミジー星人たちの立案したダイナ救出作戦が実行に移されることになった...ミジー星人の指示のもと出撃するS-GUTSとハネジロー。

今回の印象に残った台詞

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重箱の隅

   普通にラーメン屋で働くブースカにびびるミジー星人、くしゃみで正体を現したミジー星人におどろくブースカ。どっちもどっちで笑えました。

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   ワンゼットのコントロールを手に入れたミジー星人は早速ダイナを攻撃。だが、周囲には銃をもったTPCの隊員がいたはず。ちゃんと監視していなきゃ駄目じゃない。

ウルトラマンダイナ

◆ 第48話「ンダモシテX」

脚本/右田昌万,武上純希,特技監督/北浦嗣巳,監督/北浦嗣巳.
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満足度: ★★

鑑賞メモ

 赤井英和さんが演じるムサシ=チャタビン星人 と いとうまい子さん演じる妻ヒサコが良かったです。赤井さんの方は朴訥とした素朴だが味のある演技、いとうさんの方は表情の演技がお見事でした。(笑顔や憂いを秘めた顔、ムサシを連れて行って欲しくない思いつつ泣きそうなのを堪える顔など)

 雰囲気的にも暖かみのある優しいもので好感が持てました。台詞のところでも引用したようにムサシ=チャタビン星人の家族や地球への愛情が素敵でした。

 が、冷静に考えると正直、これでよかったのか今ひとつ納得がいきません。特に、ヒサコさん。彼女は、夫を殺した異星人がその夫とすり替わっているのに気がついた上で彼を受け入れようとしています。 でも考えてみて下さい。ある日、旦那が事故で死んで、加害者が「お詫びに旦那とすり替わってあげたから、貴女は私の妻です。」と来たら、普通は「じゃあ、そういうことで。」ってわけにいきますか?いや、いくのかもしれませんが、それは怖すぎます。いざ家庭を守る為なら女性は、旦那の一人や二人、入れ替わったって、それがいい人なら構わないということなのでしょうか?逞しいなあ。

 物語的には、一緒に暮らしているうち、チャタビン星人のまごころが自然にヒサコさんに伝わり、許す気持ちになったってことなんでしょうけど。これって一種の完全犯罪ないでしょうか?おまけに、今回は官憲の立場にあるTPCもグルになっている。ちょっと不条理。この辺に関しては女性の意見も聞いてみたいですね。私は説得力を感じないもので。

あらすじ

主人公:ハヤテ&ムサシ(チャタビン星人)

 太陽系に潜入した凶悪宇宙人を追っていたコスモアドベンチャー部隊ハヤテ隊長は、花火会社の社員ムサシ・ホウサクに化けたチャタビン星人を拘束した。彼は過去に地球人ムサシ・ホウサクを事故で殺してしまい、その罪を償う為にムサシに成り代わり家族や会社を支えていた。そして、いつしか家族の事を愛するようになっていた。折しも、チャタビン星人が持ち込んだ惑星破壊爆弾ンダモシテXを喉に飲み込んだ怪獣モゲドンが覚醒。暴れ始めた。起爆装置を解除するために、麻酔弾で眠らせた怪獣の体内にハヤテとムサシ(チャタビン星人)は侵入する。暴れ出す怪獣の体内で決死の解体作業が続く。そして、大詰めで切断するコード選びに迷うムサシ。やがて、チャタビン星上層部から教えられたのとは逆の赤いコードを切断し解除に成功する。怪獣はダイナが宇宙に捨てた。全てを知った上で何も言わずムサシを迎え入れる妻ヒサコ。

今回の印象に残った台詞

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ムサシ「確かにワシはニセモンじゃ。けどな、ヒサコを愛している。ナミも愛している。その気持ちだけはホンモンじゃ!」
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ハヤテ「もしかしたら、死ぬかもしれん。そんな危険を冒してまで、お前、この星の何が気に入ったんだよ?」
ムサシ「何もかもすべて。一瞬、一瞬に命を燃やして精一杯輝こうとしているこの星の全てが美しいんや。」
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重箱の隅

   ハヤテ隊長が使用していた拳銃。ティガ48話でハヤテ隊長が使用していたGUTSハイパーのカスタムと同じものでした。ティガの匂いがして少し嬉しかった。(<-マニアック)

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   個人的にはお局OLがツボ。あの人、いい人だよ。うん。

ウルトラマンダイナ

◆ 第47話「さらばハネジロー」

脚本/川上英幸,特技監督/原田昌樹,監督/原田昌樹.
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満足度: ★★★

鑑賞メモ

 最終章も近づき、一足先にハネジローが退場してしまいました。ハネジローを見送ったアスカの寂しそうな様子が印象的。でも、ハネジローがアスカを見送るより、アスカがハネジローを送った方が絵になる気がします。ハネジローって姿形だけみていると微妙なラインだと思うんですが、何しろ仕草と声がかわいいし、性格も健気。最後はホロリとした後味の作品でした。

 前回のエピソードで自分のサイトをチェックしていたハネジロー、今回もファンレターとかを見ていました。これが実はラストシーンへの伏線だったんですね。

あらすじ

主人公:ハネジロー&アスカ

 故郷の惑星を天体衝突のために失ったファビラス星人80億人をミクロ化した状態で乗せた宇宙船が飛来した。コウダ、カリヤと入れ替わったファビラス星人2名はTPC本部基地に侵入、防衛、通信システムを破壊してしまう。さらにS-GUTS本部に侵入したファビラス星人は、そこでハネジローを見て驚く。ハネジローはムーキットと呼ばれる種で、平和をもたらす動物だとファビラス星人に考えられていたのだ。
 宇宙船に連れて行かれたハネジローはコウダ、カリヤを救出し,ファビラス星人の一人を説得する事に成功する。しかし,もう一人のファビラス星人はムザン星の魔石に魅入られており、和解を拒否。巨大化してデビルファビラスとなって暴れ出す。魔石を粉砕するダイナ。ファビラス星人達は地球を去り、再び放浪の旅に出る。ハネジローは彼らと共に旅に出ることを決意する。「アスカ,マタ、アエル。ゼッタイニ、マタ、アエル」寂しがるアスカにハネジローは別れのメールを送信した。

今回の印象に残った台詞

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ファビラス星人A「もともと我々は武力活動を望まない平和な種族だ。放浪しながらも様々な星を来訪し、我々を受け入れてくれないものかと交渉を繰り返した。」
ファビラス星人B「しかし,その都度、我々は攻撃を受けた。また,ある時は無人の惑星を発見したがそれは生物兵器であり、調査チームは全滅した。」
アスカ「無人の惑星,生物兵器って...」
ナカジマ「メラニー遊星か!」
ファビラス星人B「我々の忍耐も限界まで来た。こうなれば力づくで星を奪い取る!」
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ファビラス星人A「血を流して勝ち取る平和か...」
ファビラス星人B「やむを得んだろう。」
ファビラス星人A「ムザン星でその魔石を手に入れてからお前は変わった。悪魔のようなあの星の住人のように残忍になった。」
ファビラス星人B「ではどうすればすると言うのだ!どうすることもできまい。」
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ファビラス星人A「いい笑顔だ。かつて我々にもこんな笑顔があった。長い放浪生活で荒み切った我々の心は一番大切なものを失いかけてしまっていた。」
ファビラス星人B「何を言っている!」
ファビラス星人A「こんな事は止めよう!武力を使ってこの星を奪っても、我々にこのような笑顔は戻ってこない!平和とは他者から奪うものではない。」
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ハネジロー「ダイナ、ボク、イク」
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ハネジロー「ダイナ、サヨウナラー。」
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重箱の隅

 何だか、ハネジローとダイナの大きさの比が....ハネジロー巨大化していない?いいや、目の錯覚だ。そうに違いない。

ウルトラマンダイナ

◆ 第46話「君を想う力」

脚本/右田昌万,特技監督/原田昌樹,監督/原田昌樹.
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満足度: ★★★★+

鑑賞メモ

 この話、現役の小さなお友達でももちろん楽しめると思いますが、多くの充分に大きなお友達にグッとくるんじゃないでしょうか?見終わった後でとても優しい気持ちになれる1本.そして、非常に繊細で配慮の行き届いた丁寧に作られたドラマでした.

 もう戻ることは出来ない大切な子供時代.思い出の詰まった空間. いや、別に、あんな甘酸っぱい体験を誰もが実際にしている筈だとか言うつもりはないんです.ただ、子供の時代って大人とは世界を見る目が違うじゃないですか.

 素直に躊躇もなく将来について夢を描くこともできるし...大人になってしまうと子供の目線そのままで生きていくってことはなかなか出来なくて.もちろん、それはそれで一種の「進歩」ではあるのだけれど、大人になってから「子供の時間」の持っていた意味を改めて振り返ると何だか切なくて愛おしい気持ちになる.上手く言えないけど、そんなことを思わせるエピソードでした.

 また、脚本家の右田昌万さん自身がヒラオ役で出演することで独特の朴訥とした雰囲気がでていて良かったと思います.ヒラオと子供たちの間で台詞もユーモラスかつ素敵だったと思います.そして、この話のテーマ曲とも言える「Be My Sweetheart」!優しく繊細で素晴らしい音楽でした.天文台周辺のロケーションもgood.子役の皆さんもいい味出していました.

 キャラクター、脚本、役者,演出、音楽、それぞれの味がうまく高め合っていたと思います.

あらすじ

主人公:ユミムラ・リョウ、ヒラオ・テルヒサ

 謎の隕石が落下した日から、人々に怪獣の幻覚を見せる黒い花が長野県松本市付近で咲くようになった.人々の恐怖を糧とする宇宙植物らしい.一方、リョウ隊員の幼なじみのヒラオ・テルヒサは小川村の天文台に勤務していたが、彼は少女の幻影を見せる白い花を発見してた.人々に恐怖をみせる黒い花.人々の大切な思い出を見せる白い花.リョウは調査のため小川村を目指す.

今回の印象に残った台詞

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子供1「先生、何しているの?」
ヒラオ「新しい星、超新星を探しているんだ.」
子供2「見つかった?」
子供3「見つかるわけないじゃん.新しい星があったとしてもTPCがとっくに見つけているよ.」
子供1「そうだよ.」
ヒラオ「まあ.設備じゃTPCに負けているが、先生、情熱じゃ負けないからな.」
子供1、2,3声を揃えて「じょーねつだってさ.」
ヒラオ「今に超新星をこの目で.」
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リョウ「妄想よ!も・う・そ・う!あんたいつまでも一人で暮らしているから変な妄想を見たのよ.ヒラオにそんな少女趣味があったなんて、も~っ不潔!星ばっかり見てないで、少しは現実の女性に目を向けたら!そんなことぐらいでわざわざS-GUTSにかけてこないでよ!」
ヒラオ「そ、それでさ、こんな変わった花みつけたんだ.」
リョウ「そんな花、とっくにS-GUTSも回収して解析している真っ最中よ!」
ヒラオ「小川村に一個しかないTV電話でかけているんだけど、取り越し苦労だったわけだ.」
リョウ「そういうこと!じゃね.」
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リョウ「んとにもおっ.何なのよ、あいつ.」
アスカ「いや、あの恋人の電話盗み聞きしたみたいなんで悪いんだけど...」
リョウ「幼なじみ!た、だ、の、お、さ、な、な、じ、みっ!」
アスカ「うん、うん.で、見てた花、白かったよな?」
リョウ「え?」
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リョウ「あのねえ、みんな気色の悪いエイリアンやモンスターを目撃しているのに、どうしてヒラオだけかわいい女子な訳?」
ヒラオ「かわいかったかどうかは...」
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ヒラオ「ちゃんと食べます.もう残しません.」
リョウ「あんた、あれが何に見えてんの?」
ヒラオ「?ニンジン様だろ?」
モンスター「に~んじ~ん.」
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リョウ子供時代「あ、一番星!きれい.」
ヒラオ子供時代「あのさ、新しい星を一番始めに発見した人はその星に自分の大好きな名前がつけられるんだって.」
リョウ子供時代「じゃあ、もしヒラオが見つけたら何て名前にするの?」
ヒラオ子供時代「....ユミムラ.」
リョウ子供時代「えっ.」
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子供1「先生、また無駄な努力しているの?」
子供2「新しい星、見つかった?」
ヒラオ「そのうちな.」
子供3「今、何見てたの?」
ヒラオ「今? 今見ていたのは...愛だ!」
子供1、2,3声を揃えて「愛だってさあ.」
子供1小声で「この前の人にふられたのかなあ?」
子供3「奇麗な人だったけどねえ.」
子供2「うん...」

重箱の隅

白と黒

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ナカジマ「ん~.黒い花と白い花、構造は同じなんだけど、どう違うんだろうか?たとえば、あの、黒の突然変異体が白になんのか?」
リョウ「逆よ.白の変異体が黒.始めは全部白い花だった.」
ナカジマ「何の根拠があんの?」
リョウ「その方がいいじゃない.」
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 私もその方がいいと思います.人は生きて来た時間が長くなるにつれ、「黒い花」に出会ったり染まったりする機会が増えていくんでしょうけど、始めは全部「白い花」だったと思いたい.いや、現実には完全に無垢な子供なんているわけはなくて、両方の要素をもって生まれてくるんでしょうし、守られているとはいえ子供の小さな心で体験する世界はそれなりに大変なんだとは思います.でも、子供の目線から世界を見た時の「白い花」の体験は、たとえ一輪でもどこか心の片隅に残っていて、心が「黒い花」に埋め尽くされて立ちすくんだとき「前に進む力」とか「君を想う力」の源になって人を支えてくれる...そんな風に思うことは出来ないでしょうか?

....って、学生の読書感想文みたいですね.失礼しました.m(_ _)m.
誰か「愛だってさ」ってな感じで突っ込んでやってください.

戦う女、リョウ

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リョウ「ダイナ.きっと貴方を守ってあげる.」
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リョウ子供時代「ケンタっ!」
ケンタ子供時代「うああ!ユミムラ!!!」
リョウ子供時代「このっ!」パンチ一閃!バコっ!
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ヒラオの頬にキスをしたあと、驚いているヒラオに、
リョウ子供時代「何見てんのよっ」
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ヒラオ「一生に一度のお願いが同窓会のホームページ作りか.なめんなよ、あのオトコオンナ!」
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 正義感が強くて、優しくて、誰かを守るために自らの拳で戦う女、というダイナを通じて描かれてきたリョウのルーツが描かれていましたね.そして、彼女が多少ガサツなのは一種のテレみたいですね.

 一生に一度のお願いと称してヒラオに同窓会のホームページをつくるように頼むリョウ.でも、本当はヒラオに女の子の正体を思い出して欲しかったんでしょうね.直接言わないことが、やっぱり、照れ屋?

Star seeker, ヒラオ

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ヒラオ「俺が見つけるのを待っている星があるんだ.」
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リョウ「あの約束は果たしてよね.」
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 この話は、ヒラオのあの素朴で暖かいキャラクターがあって初めて成立するエピソードでしたね.そして、ヒラオは劇中で何故かいつも何かを探し続けている男としても描かれています.子供の頃はカブトムシだった時期もあるようですが、ある時期からStar Seekerを志すようになります.彼が探しているのは文字通りのStar=超新星ですが、同時に「星」は簡単には手が届かない「憧れ」や「追い求める目標」の象徴でもあるんでしょうね.

 その彼の地道な研究を気持ちの上で支えているのは何でしょうか? それは、もちろん彼自身の持つ純粋な「追い求める心」が一番なのかもしれません.ですが、そればかりだけでなく、子供のときにリョウが示してくれた共感と理解だったり、探すものがカブトムシであれ何であれ挫折しても「また探せばいい.きっと見つかる.」という励ましも力になっているように思えてなりません.そして、そういう「力」をくれたリョウにヒラオは「憧れ」てもいたんだろうと思います.だから、新しい星を見つけて「ユミムラ」と名付ける約束が今でも意味をもっているんじゃないでしょうか? たとえ恋愛抜きでも充分に、リョウからヒラオ、そしてヒラオからリョウへの「君を想う力」なんですよ.きっと.(恋愛に発展したらしたで、それもまた素敵なことだとは思いますけどね.)

 あ、また歯が浮いて来た.この辺にしておきます.

星の命名権

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ヒラオ子供時代「あのさ、新しい星を一番始めに発見した人はその星に自分の大好きな名前がつけられるんだって.」
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 えーと、ダイナの世界とは違って、我々の世界では超新星やその他の恒星には発見者が正式な名前をつけることは出来ません.普通の恒星の名前は所属する星座ごとに明るい方から順番にギリシア文字が割り振られるか、星座の西側から順に番号が付けられることになるっているのだそうです.後は、ごく例外的に、昔からの呼び名決まっているもの(ベガ、アルタイル、デネブ"など)があるだけだそうです.後から見つかる超新星の名前は、その天体に気付いた画像や写真が撮影された年を元につけられます.(たとえば、「SN 2004B」など)それ以外の星の場合、彗星には発見者自身の名前が、小惑星は発見者の好きな名前がつけられることになっているとのこと.(小天体命名委員会に申請して認められることが必要)一番好きな名前を星の名前として残したい人は小惑星を見つけましょう.(TotoroとかTakoyakiなんて名前の小惑星もあるみたいですよ.)

 ちなみに我々の世界には、恒星の命名権を販売している会社がありますが、それはその会社が勝手にやっていることで天文学上は全く意味を持ちません.著作権で保護される筈だとか言っている会社もあるようですが、何れにしても正式名称にはならないし、誰もそんな名前を使わないと思います.まあ、ひとときの夢を買うってことでしょうね.

 ところで我々の世界の日本でも、大きな天文台でなくても超新星を発見した人たちはいます.しかも、最近のことです.為せばなるということですね.詳しい例はこちら

超新星

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ヒラオ「新しい星、超新星を探しているんだ.」
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 新しく明るく輝き出す星ってことで、大昔に「超新星」(Superonva)って名付けられたそうです.だけど、皆さんご存知のように実際には恒星が一生を終える時の最後の大爆発がその正体.だから、厳密には新しい星ではないんですよね.だけど、この超新星の存在は我々にとってとっても大事らしいです.というのも、地球上の水素やヘリウム以外の重い元素は、全て大昔に恒星の内部で生成されて超新星爆発で宇宙にばらまかれたものだし、ある種の重い元素に至っては超新星爆発時にできたのだそうです.つまり、超新星がなかったら我々はこの体を持ち得なかったということになります.だから、人間の体って「星のかけら」で出来ているとも言えるんですね.(参考サイトはこちらこちらこちら

素粒子?

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ナカジマ「回答では宇宙植物は投影物に対して独自の素粒子も放出しているとあります.」
カリヤ「それがどうかしたのか?」
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 それが、どうしたって...この期に及んで「独自の素粒子」なんてものが存在するだけで、素粒子物理学、ひいては宇宙観の根底を揺るがす大発見だと思います.少なくとも我々の世界では、素粒子は、いくらでもバリエーションが存在する化合物とはわけが違って種類は限定されていないと困るらしいです.だから、「独自の素粒子」とか言うのは超大発見.でも、素粒子は私には難しすぎてよく判らないのでこちらを参考にして下さい.アシカラズ.m(_ _)m

おすすめページ

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(右田さんのファンページで、ロケ地訪問記や右田さんの本人の書かれた記事があります.)

ウルトラマンダイナ『君を想う力』
「矢野立美 音楽への旅立ち」の一コーナー.本エピソードだけで3ページの記事があります.「君を想う力」の魅力が伝わってくるページです.)



ウルトラマンダイナ

◆ 第45話「チュラサの涙」

脚本/上原正三,特技監督/高野敏幸,監督/高野敏幸.
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満足度: ★

鑑賞メモ

 上原正三さんがミヤタ参謀役の円谷浩さんのために書いたという脚本だそうです.10年の時を越えた悲恋が描かれていましたが、それっぽい状況が盛り込まれている割には残念ながらぐっと来るものはありませんでした.残念です.

あらすじ

 ミヤタ参謀はかつてネオマキシマ航法のテスト中に行方不明になり、謎の惑星ギガール星に漂着したことがある.そこで、怪獣トロンガーに襲われたところをギガール星人の女性戦士チュラサに救われていた.それから10年、トロンガーは復讐のため地球に現れる.再生能力に優れたトロンガーに対してS-GUTSの攻撃は無力だった.その直後、ギガール星から宇宙船が飛来.チュラサのホログラムはミヤタにチュラサ愛用の銃と「チュラサの涙」という鉱石を授ける.チュラサは既に復讐に燃えるトロンガーの手に掛かっていたのだ.ミヤタは愛するチュラサの形見の銃を手にトロンガーとの対決に向かう.

今回の印象に残った台詞

特になし

重箱の隅

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ミヤタ「はい、新型機のネオマキシマ航法のテストに行ったんです.」
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 GUTSウィング1号ベースの機体でしたね.十年前っていうと、ティガの時代か、その直後にあたります.一方、マキシマ・オーバードライブのエンジンが小型機であるスノーホワイトに搭載されてテストしていたのが、ティガの29話でした.そして、それが実戦投入されたのがティガ50話.その直後にプレFTL(Faster than Light)航法であるネオマキシマ航法のテストに突入していたことになります.そして、年代的に見てそれと同時期に平行してゼロドライブ航法の実験もアスカ・カズマたちのグループによって進められていたようです.そして、どちらのプロジェクトもテストパイロットが実験中に行方不明になっているわけです.これって偶然なんでしょうか?


ウルトラマンダイナ

◆ 第44話「金星の雪」

脚本/長谷川圭一,特技監督/満留浩昌,村石宏實,監督/村石宏實.

満足度:★★+

鑑賞メモ

  怪獣の方が移動速度が速く、ビームは高圧の大気のために照準が不能、ミサイルは着弾前も大気圧で圧壊するという状況下での退却戦での、コウダ副隊長の指揮ぶりがカッコいいです.浮き足立った隊員に素早く指示を出して切り抜ける様は見事でした.

 アスカと他の隊員とのやりとりの台詞が、S-GUTS内の熱さや絆の強さが感じられて良かったと思います.

 ただ、ストーリーがちょっとストレート過ぎて、もうひとひねり欲しかった気がします.人工バクテリアが怪獣の正体でしたってのは、あまり効果的なひねりにはなっていないですよね?

あらすじ

主人公:S-GUTS

 金星に投下した人工バクテリア培養器アイスビーナスが消息を絶ったため、調査に向かったS-GUTSとマーク・アサカワ博士はクラーコフで調査に向かった.しかし、そこにはスフィアが人工バクテリアを改造してつくった怪獣が待ち受けていた.そうとは知らず高温高圧の濃硫酸の環境の中、将来の金星のテラフォーミングに役立てるため人工バクテリア培養器のデータを回収しようと決死の作戦を敢行するS-GUTS.しかし、高圧の大気のため正確な照準が出来ずに苦戦する.しかし、S-GUTSとダイナは最後には強い意志と「根性」で事態を切り抜ける.実験の失敗で絶望していたマーク・アサカワ博士は、勇気と前進する気持ちを失わないS-GUTSを見て再び気力を取り戻した.

今回の印象に残った台詞

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アスカ「なんだ今の?」
ナカジマ「生物ではなあい!それは保証するよ.」
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アスカ「生物はいないって...」
ナカジマ「ねえ.??」
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アスカ「俺も逃げ出すのは反対です.」
リョウ「培養器の投下地点は金星の夜の側なのよ.視界ゼロの闇で、あの怪獣に襲われでもしたら...」
カリヤ「この星の大気中じゃあイーグルからの脱出すら出来ない.」
ナカジマ「出直すしか無い.今回はリスクが大き過ぎる.」
アスカ「リスクが大きい分、達成感も大きい.それに、どんな危険にも立ち向かっていく、それがネオフロンティアスピリッツじゃないですか?」
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アスカ「とは言ったものの、流石にビビるぜ.」
リョウ「あんたって、ホント救いようの無い莫迦ね.」
アスカ「見送りにもっと優しい台詞はないのかね?」
リョウ「冗談でしょ!おかげであたしたちにまで莫迦が伝染したわ.」
カリヤ「まさか、お前に説教されるとは思わなかったよ.」
リョウ「さ、いくわよ.遅れて迷子にならないでね.」
アスカ「そっちこそな!」
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アスカ「博士、夢を簡単に捨てちゃ駄目ですよ.夢がある限り人は前に進めます.どんな困難にも何度でも挑戦できるはずです.だから...終わったなんて言っちゃ駄目だ!!」
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スフィア「地球人類よ.聖なる宇宙を汚す愚かな侵略者たちよ.最早、警告は無意味だ.もうすぐお前たちも知ることになる.そのものたちの偉大なる意識を、その大いなる安らぎを.」
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アスカ「死ねるか~!俺にも夢はいっぱいあるんだあああ!」
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コウダ「ダイナだって同じ条件で戦っているんだ.根性で撃ち落とせ!」
ナカジマ「気合いだっ.行けえええっ.」
カリヤ「当たれえっ!」
リョウ「届けえっ!」
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アサカワ博士「宇宙はまだ人間には計り知れない領域です.私たちが追い求める夢は本当に正しいと思いますか?」
コウダ「今はまだ判りません.ただ、夢を見る事が出来る人間という生き物が私は大好きです.」
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重箱の隅

 金星でのバトルシーンでは、雲が厚いだけで単なる火山地帯にしか見えないのがちょっと残念.あんまり高圧、硫酸の満ちた大気中には見えなかったです(T T).

 それに、視界ゼロの闇の割には明るかったですね.金星でのシーンはきっと高感度カメラの映像だったんでしょう.TPC本部のモニタ映像は明らかにGUTSイーグルからとは違うアングルでした.ってことは、高圧高温強酸に耐える無人偵察機を放っていた事になります.これはティガに出て来た「ゴッドアイズ」の改良バージョン?いつの間に....(脳内補完)



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