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「ウルトラマンティガ~光の子供たちへ~」という作品をご存知だろうか?

 私は見たことがないのだが,円谷英二生誕100周年記念作品として作られたプラネタリウムで上映するための作品らしい.見た人のレビューによれば,派手な特撮はなく,スチール写真が次々と映し出される形式でストーリーが展開されるらしい.あまり面白くはなかったらしい.

 しかし,しかしである.これがティガ単独作品では最後に作られたもののはずで、ダイゴやツバサ以外でティガへ変身したもう一人の人間が登場する作品なのだ.たぶんお説教臭い作品のような気がするが、ファンとしては気になってしょうがない.脚本が誰なのかもよくわかっていないのだが.劇中では2019年が火星に初の有人着陸船到達ということであるから,2017年には火星のテラフォーミングが始まっているダイナ世界とはパラレルワールドの関係にあると思われる.

 ところが,プラネタリウム上映用作品ということもあって,DVDなどではリリースされていない.どこぞのプラネタリウムで偶然、上映されるのを待つしかないのである.いま,見ることのできるプラネタリウムは福岡県青少年科学館ただ一館である.それも,2月19日(土)~5月29日(日)の間だけ.見たい.見たいが福岡はあまりにも遠すぎる.

 ああ,誰か代わりに見てコメントやトラックバックしてくれないものだろうか?いろんな人の感想を聞いてみたいのだ.だって,情報が少なすぎるんだもの,気になって気になって....どなたかお願いします.

投影情報はこちらです.

ではでは.
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 空想科学、あるいはSFの楽しみの一つに、
科学的なテクニカルタームを用いて説明される
現実とは違う特異な状況設定がある.

 まあ,一種の法螺話なわけだが,法螺とか嘘とかは一から十までデタラメであるより,あり得る話の中に少しだけ大嘘が混じっている方がもっともらしくなるそうだ,本当の部分が高度になればなるほどハードSFと呼ばれるようになる.

 そういう意味ではウルトラに出てくる空想科学的設定はあまりレベルが高くないのが伝統であった.初代ウルトラマンにでてくる設定等は目を覆いたくなるような表現もある.(それでも話は面白いから見るのは止められないが...)

 たとえば,「故郷は地球」でジャミラの宇宙船が見えない理由.
ムラマツキャップは回転する自転車の車輪のスポークが視認できなくなることを示す.それをみたイデ隊員は宇宙船が高速で振動しているために見えないと結論する.しかし、たとえば指をできるだけ速く振動させてみて欲しい.確かに、振動の真ん中では視認しづらいが、振動の両端ではぼやけながらもちゃんと指が見える.振動の両端では運動の方向が逆転するため、速度が0になる瞬間があるからである.おまけに等の宇宙船の噴射炎はまったくぼやけて見えてすらいない.これではちょっと脳内補間で解釈するのも難しい.(繰り返すが、ストーリーは面白い!)
 さらにキャップは色付きの円板を高速で回転させると色が混ざってグレーに見えることを示す.これを受けてイデは円板を見えるようにする装置を開発する.曰く、
  スペクトルα線は攻撃目標の屈折率を自由に変える.
  スペクトルβ線は攻撃目標の色彩吸収力を破壊する.
  スペクトルγ線は攻撃目標の光の反射角にある制限を加える.
という.あろうことか,どれも人間の動体視力がついていかないことと関係がないではないか!そして,色を吸収しなくなると透明になりそうな気がする.光の反射角に制限を加えると方向によっては見えにくくなるはずだ.視認可能になるとはとても思えない.この回では科学者であるイデがレーダーのことを知らなかったり、航空機同士の戦闘をするときに風防から突き出したライフル型のビームガンを手で狙いをつけて発砲したりしている.これならば,ウルトラマンによくやられ役ででてくるF4ファントムやF86セイバーなど方が高性能である.

 最近のウルトラマンではこんなことは少なくなった.量子力学とかのもっと小難しいテクニカルタームや、何の定義もないテクニカルタームで煙に巻くというのが一般的なやり方のようだ.下手な説明よりは、この方が断然見栄えがする.ただ,それでは最近のスタートレックの設定の精密さの足下にも及ばないので,まだちょっと残念ではある.折角のシリーズものなのだから,誰か科学的素養のあるブレーンをつければいいとも思うのだが.子供向けの番組の限界だろうか? それでも,時代を経るごとにもっともらしくはなってきているので今後に期待したい.

 空想科学では上手に法螺を吹くのが望ましいが、疑似科学では嘘が上手いのは困る.疑似科学、似非科学とはテクニカルタームや理論は素人が聴くとそれらしく聞こえるが、実は科学的根拠が大変薄弱なものである.しかし、このような疑似科学的出版物や商品は日本では特に大手をふってまかり通っている.

 たとえば,相対性理論は間違っていたとかである.まあ,相対論的効果は日常で意識することはまずないし,いくら素人が「相対性理論は間違っていた」と主張したところで、GPSを作る専門家は測位衛星に働く相対論的効果を考慮した設計をするだろうから遭難する心配はない.実害は少ないかもしれない.しかし,水が分子クラスターを作らずに単分子になる浄水器だの,健康にいいマイナスイオンをだすエアコンだのはかなり問題だ.

 水分子がクラスターをつくらない浄水器など現代の物理化学の体系に真っ向から挑戦している主張で,そんな水は室温で液体であることは難しいであろう.しかし,そんなことはおかまいなしにもっとらしいテクニカルタームで客を煙に巻いて商品を売ろうとする.単分子水の効果で水道水の塩素化合物が取り除かれたように受け取れる説明までしてあるものもあるが,目立たないように活性炭が入っていることが書いてあったりする.塩素化合物は活性炭に吸着されたに違いない.触法ギリギリですり抜ける工夫だろうか?効果が有る無し以前にその売り込み態度が気に入らない.

 また,マイナスイオンは健康にいいとされるが、実体は本当にいい効果があるのか実は定かではないとのこと.効果があると言う論文もあるが、ないという調査結果もある.もちろん,なぜ健康にいいかメカニズムはもちろん解明されていない.つまり,科学的評価は確定していないということらしい.国民生活センターでは,効果ははっきりしないが、学識者の意見は分かれているという両論併記である.

 にもかかわらず,メーカーの宣伝ではもっとらしい「科学的」な説明が書いてある.そうしないと販売競争に負けるらしい.その尻馬にのってTV情報番組も肯定的意見だけを取り上げるのだから,現状認識は偏るばかりである.

 だいたい一口にマイナスイオンといっても、商品によって作用機序が違うだろう.たとえば,髪(ヘヤドライヤー)ついて効果があっても呼吸(エアコン)については効果があるとは限らない.マイナスイオンと言う造語ばかりが一人歩きしている気がする.

 私は、科学的根拠がないものを売ってはいかんと言うつもりはない.お守りや占いで収入を得ることを否定しない.それは,科学とは無縁のものであることを利用者が承知しているからだ.いかんのは,さも科学的なふりをして実は疑似科学というものである.せめて,科学的にみえるメカニズムの説明が、実験事実なのか推測なのかくらいはハッキリ書いて欲しい.専門家でない人間にどうやって区別をつけろというのだろう.

 また,折角,それっぽい科学的(空想科学的,疑似科学的)な説明ができる才能があるのなら,願わくはフィクションの世界で発揮して欲しいと思う.日本の空想科学の世界こそそのような才能を必要としていると思うのだが...
ウルトラマンダイナ

◆ 第11話「幻の遊星」

脚本/川上英幸、特技監督/原田昌樹、監督/原田昌樹.
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満足度: ★★

鑑賞メモ

 ハネジロー登場の回.

 特別どうという話ではないと思いますが、ハネジローのかわいらしさにやられてしましました.仕草と「ぱむぱむ」という声がキュート.

 ナカジマの遊星探検時のびびり具合がおもしろい.しかし、他のS-GUTSの面々の方が大胆と言うべきかも.GUTSのメンバーなら簡単にヘルメット外したかどうか...他にもリョウのカリヤへのパンチなど(殴られて当然!),コミカルな見所が楽しい.コミカルなキャラクターを登場させると川上脚本は俄然面白くなりますね.

 余計なこと言って殴られたとはいえ,カリヤはいつもどおり冷静沈着.探検を続けるうちに、1.盛んに鳥の声が聞こえるのに姿が全く見えない.2.緑が豊富な環境なのに虫が一匹も見つからない.などの点に気付きます.別に遊星が地球と同じ必要はないけど,観察力はさすがです.

あらすじ

主人公:アスカ、ハネジロー

 ホログラムや幻覚性のガスで幻の自然環境を訪問者を見せておびき寄せ、生体兵器怪獣の餌食にする遊星が太陽系内に侵入.探検に向かったS-GUTSは,そこで珍獣宇宙生物(ハネジロー)に出会う.その生物から遊星の正体を教えられたS-GUTS&ダイナたちは、怪獣を撃滅.崩壊する惑星から珍獣宇宙生物を保護し、脱出に成功する.珍獣宇宙生物はアスカにより「ハネジロー」と命名される.

今回の印象に残った台詞

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リョウ「あ~!きれいな花.水仙に似てるけど地球にはない植物かなあ?」
カリヤ唖然として見つめている.
リョウ「なによ?サンプルの採取も重要な仕事でしょ?」
カリヤ「いやあ,そうじゃなくてさ.」
リョウ「なによ?」
カリヤ「花を摘んだりするのがこんなに似合わない女もいるもんだなって思って...」
リョウ、問答無用でげんこつパンチ!
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ナカジマ「あ、アスカ.いいか?科学的かつ物理的かつ統計学的に言ってもな、あのう,こういう場所には行ってはいけないってことになって...おまえ,聞いてんのか先輩の話を...」
探知機が鳴る
ナカジマ「あ、あ,行っちゃいけない反応が出ている.あ,あ,」
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重箱の隅

 大きさが月の3分の1なのに重力は1G.余程密度が高いのか人工重力も発生させているか...重力といい,大気の成分といい,植生といい,地球の温帯地方にそっくりということは,訪問者の思考をスキャンしてバーチャル環境を構築しているのか?

 ダイナがハネジローを救出する時にそっと手でつつむシーンが繊細でお気に入りです.



思い立って、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』で私のペンネームでもある「うろおぼえ」という単語を引いてみる.

誤表記に関連してちゃんとオチがついているのに笑った.

「間違ってうる覚えといわれることも多いが、そのような状態が正にうろ覚えである。」だそうです.

◆ 第10話「禁断の地上絵」

脚本/右田昌万、特技監督/佐川和夫、監督/石井てるよし.
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満足度: ★★+

鑑賞メモ

   いつも控えめなカリヤが主人公.締めるところをキッチリ締めるカッコ良さ.実直だが油断なく冷静沈着な持ち味が生かされていました.そして,最後は意外な熱い一面も見ることができました.もっと彼に焦点を合わせたエピソードがあっても良かったんじゃないか?と思わせる一編でした.

   落ち着いて考えてみると、構成上は前話と同様に、敵との対決サスペンスがラスト直前まで続き,最後にそれまでのテーマとはあまり関係がない台詞で総括、という形.しかし,今回は一貫してカリヤを主人公に据えて彼の人となりを描いているので,唐突な感じはほとんどしませんでした.

   アキヅキ邸でのゼネキンダール人の化けた住人たちとカリヤのやり取りのシーン.カリヤが見る直前までゼネキンダール人そのままの姿が、一瞬にして人間に化ける.そのかりそめの現実が支配するアキヅキ邸での対話のシーンでは,陰影の使い方やカメラワークが効果的で独特の雰囲気を醸し出していました.まるでウルトラセブンのシュールな回のよう.このシーンの対話では、アキヅキ博士(に扮したゼネキンダール人)のみせる感情の起伏が奇妙で独特.それに対して驚き、不審気な表情をみせるカリヤだが、ゼネキンダール人はそのことに気がついていないように見える.言葉の上ではなんとか会話が成立しているように見えて,ノンバーバル(非言語的)なコミュニケーションが成立していない.現実は見たままの姿ではなく、すぐ裏側にはおぞましい悪意が息をひそめている.そんな象徴がちりばめられている不気味なシーンでした.

あらすじ

主人公:カリヤ

 南米の洞窟遺跡で発見された謎の装置は,ゼネキンダール人のクローン再生機だった.復活したかつての地球の征服者ゼネキンダール人は発見者のアキヅキ博士とその家族を監禁し、すり替わった.そして,日本のアキヅキ邸の庭から遥かアンデス地方デキサドルの地上絵に封じられた怪獣を操ろうとしていた.出現した飛行怪獣デキサドルに撃墜されるTPC南米支部のパッションレッド機.しかし,アキヅキ博士の元教え子でもあるカリヤ隊員は、回収されたパッションレッド機のビジュアルレコーダーに記録されていた怪獣の姿が地上絵と酷似していることに気がついていた.

 ちょうどそのころ,S-GUTS本部にアキヅキ邸の庭で宇宙人が目撃されたとの情報が入る.カリヤは早速、アキヅキ邸に調査に向かう.アキヅキ一家の挙動が不審であることに疑念をもったカリヤは、一旦、帰ったふりをしてアキヅキ邸に潜入する.そこで,カリヤは監禁された本物のアキヅキ一家を発見するが,直後にゼネキンダール人たちに発見され,アキヅキ一家とともに監禁されてしまう.アキヅキ博士から事情を聞いたカリヤは、苦心の末、その情報をS-GUTS本部に連絡することに成功する.

 南米に出動したガッツイーグルは地上絵怪獣3体のうち,2体までをトルネードサンダーで撃破することに成功する.残る一体はダイナとの戦闘に入る.一方、カリヤ隊員は、救出に来たリョウ隊員とともにゼネキンダール人を制圧することに成功.制御を失った怪獣はダイナに倒される.砂のように崩れさるゼネキンダール人達.

 その夜、ゼネキンダール人の研究をしたことを後悔していたアキヅキ博士は、研究を封印しようという.それを聞いたカリヤは博士を説得しようとする.「知らなきゃ、意味がない!」,「破壊や滅びをもたらすものは人間の幸せのために作り替えればいい.」と.カリヤの情熱と励ましに打たれたアキヅキ博士は、再び研究する気力を取り戻す.

今回の印象に残った台詞

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ナレーション「ウルトラマンダイナの活動時間は3分間だ!3分を越えるとダイナはもう二度と再び立ち上がることはできない!」
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カリヤ「遠い昔に滅んだ種族が、残された僅かな細胞で復活を遂げるとは.」
アキヅキ博士「いや,私の過ちだった.こんな恐ろしい古代の発明は歴史とともに滅ぶべきだった.決して人間が触れるべきではなかったんだ.」
カリヤ「いや,俺はすごいことだと思います.博士、研究を続けて下さい.地上絵の中に隠されたことがまだまだあると思うと...」
アキヅキ博士「やめろ.もう関わっちゃいかん!この機械だけじゃない.もっと恐ろしいものが地上絵には隠されている危険性だってあるんだ.」
カリヤ「しかし,人間はその全てを知ったわけじゃない.」
アキヅキ博士「知る必要なない!」
カリヤ「知らなきゃ、意味がない!折角、ゼネキンダール人に勝てたのに、ここで人間が地上絵の研究をやめてしまったら、我々はエネキンダール人に負けたことになる.地上絵の研究を続けて下さい!」
アキヅキ博士「私はできん!」
カリヤ「逃げるんですか!地上絵から、自分自身から、貴方は逃げるんですか!地上絵の中に破壊や滅びをもたらすマイナスのものはあった.それがどうしたというんです.博士の力でマイナスはプラスに変えればいい.破壊や滅びをもたらすものは人間の幸せのために作り替えればいい.博士ならそれができる!」
娘ショウコ「パパ、できるよ!」
妻「あなた,がんばって!私とショウコがついてます.」
ショウコ「パパ!」
カリヤ「博士!」
アキヅキ博士(うなずいて)「どこにも,逃げはしない.」
ショウコ「パパ.」
妻「あなた.」
アキヅキ博士「ありがとう.」
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重箱の隅

 パッションレッド2機の戦闘状況を監視衛星でモニタしようとして,天候不良で現場に灰色の雲がかかっていたためにできず,レーダー表示に切り替えていました.でも,パションレッドが怪獣に撃墜されるシーンは多少の雲があるものの,ほとんど晴天.あれあれ???

 怪獣デキサドルを空で捕捉し、もろともに地上に落ちてきたダイナ.でも,地面に激突したときにはポテン、コロコロコロって感じ.妙に衝撃が少ない.やはり,重力を操って受け身を取ったのかな?

 クローン装置という高度な機械を作り上げる文明を持ちながら、そのマニュアルは洞窟に絵を殴り書き.あまり象形文字にも見えない.まさか文字を持っていない? どうにもゼネキンダール人の発想は理解しがたい.しかし,アキヅキ一家に扮したゼネキンダール人の受け答えがエキセントリックであるところを見ると、ゼネキンダール人にしてみれば人間の感情の動きや行動様式の方が不可解だということかもしれない.

 しかし,アキヅキ一家は3年も監禁されていたのだろうか?そりゃあ,アキヅキ博士も懲りるよなあ.

 撃墜されてしまったパッションレッド機.主翼に大きな後退角がついた機体で水平尾翼がない独特のフォルム.水平尾翼がない機体は「無尾翼機」と呼ばれ(垂直尾翼はあってもよい),必然的に大きな後退角がつくらしい.よくよく見てみるとTPC世界の高速戦闘機は「無尾翼機」や「先尾翼機(水平尾翼が前についている)」が多い.イーグルαは「無尾翼機」であるばかりが「リフティングボディ機」だし,βは「全翼機」でもある.結構こだわって機体設計がされているように見える.そのうち,分類して特集を組みたいと思います.

ウルトラマンダイナ

◆ 第9話「二千匹の襲撃」

脚本/長谷川圭一、特技監督/佐川和夫、監督/石井てるよし.
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満足度: ★

鑑賞メモ

 ストレートな怪獣退治ものとしてはごく普通の話.しかし,やや平板な印象を受けてしまいました.というのもメッセージ性がハッキリせず、テーマのおしだしが弱い.そのため,ラストのアスカの「人間が本当の闇を忘れている」という台詞がとって付けたように聞こえてしまいます.「都市化により失れ去られた真の闇」というモチーフはティガの「オビコを見た!」で、既に素敵なストーリーとなって語られているので,それを越える訴求力がないとやや辛いかも.

 本来なら,ここで「人工の光」や「失われた闇」などの意味について文化的は側面での分析を行えるといいのかもしれませんが,未だに不勉強です.勉強し直さないとなんとも...資料としては「夜は暗くてはいけないか?暗さの文化論」(中学の教科書にものっているらしい)とか「陰翳礼讃 東京をおもう」とかを読むとよさそうなんですが...

 破片から再生する怪獣の対策に頭を痛める作戦室.ミヤタ参謀にゴンドウ参謀が声を荒げたそのとき,「一つだけ、敵を殲滅できる可能性が残っています.」と割って入るナカジマ隊員.なんだか妙に頼もしい.彼の久々の(初めての?)見せ場でしたね.

あらすじ

主人公:???

 落雷を受けてで地下から復活した怪獣は,いったん新兵器トルネードサンダーで粉砕されるが,バラバラになった肉片が川に流され都市部に入り込み、そこから人間大の怪獣が再生した.その数、およそ2千!.怪獣は都市部の電気を食い荒らしてゆく.再び一つの個体にまとめて殲滅するため、囮の放電システムを稼動させるS-GUTS.しかし,肝心なところで落雷によりシステムがダウン.ダイナミラクルタイプが出現し、システムを復旧.1つの個体として復活した巨大怪獣はダイナによりミニブラックホールに投げ込まれ駆逐された.

今回の印象に残った台詞

コウダ「そういえば,アスカ.俺になんか言いかけたよな?なんで怪獣が電気を喰うのかって.」
アスカ「ちょっと,思っただけです.奴らが地上に出てきたのは,もしかしたらこの星の意志じゃないかって.」
コウダ「この星の意志?」
アスカ「俺たちに何か大切なことを忘れさせないために...」
リョウ「う~ん.いつからか人間は本当の暗闇を忘れて人工に光に満ちた街の中だけで生きるようになった.」
アスカ「宇宙の闇もきっとそのうち...」
ヒビキ隊長「だがな,人間は前に進むしかねえんだよ.大切なことを忘れたり、思い出したりしなから、未来という名の光を求めて前に進むんだ!」

重箱の隅

 物語冒頭,落雷により怪獣が出現した場所の地形が妙に人工的でしたね.あそこは一体なんだったんでしょう?何の説明もなかったんですが...

 α号の計器が狂うシーン.似たようなシーンが16話でも出てきますが、計器のレイアウトが変わっていました.改装した?(<ということにしておきましょう)

 後からβ号が急速に接近中なのに射出座席を作動させちゃあぶないよ>アスカ.ぶつかったらどうする.

 トルネードサンダーのシステムを説明している画面で映ったコンソール.図はそれらしいが、横に流れているメッセージはFile名がどーとか,大文字がどーとかが延々と流れている.エラー文か,何かのマニュアルの一部?そんな場合じゃないと思うけど....

 「あいつら,今朝やっつけた怪獣に似てないか?」とアスカ、でも私にどうしても似ているように見えない.なんとかして.

 ダイナミラクルが「時空衝撃波」により作り出した「ミニブラックホール」.そんなことも出来たんだ.

 ラストのアスカが電気人間になったというギャグシーン.隊長は感電したのにマイは全然平気.でも,マイが握っている電球の部分に通電していないと点灯しないはず.(電球の構造上の問題)何故だ~???(<いや,ギャグシーンですから...)

 ミュウさんがご自身のブログでティガの過去ログの公開を開始された.

 ダイナの過去ログを見ても、ミュウさんの感動が素直に伝わって来る文章には共感を覚えずにはいられない.私が屁理屈に近い表現を積み重ねる事でしか作品への愛を表現する術を知らないのとは対照的で,ときに羨ましく思う事さえある..

 ティガは音楽面でも印象に残る作品なので、矢野音楽のコアなファンでもあるミュウさんの記事が今から楽しみである.

 さて,良い機会なのでここでティガの魅力を振り返ってみたいと思う.

 既に言い古された事かもしれないが、ひと言で言えば、理知的でクールなテイストなのに暖かい,ということだと思う.

 理知的でクールなテイストというのは,恒久平和が地球規模で実現した時代と言う舞台設定もそうだし、GUTS隊員7名のうちイルマ隊長、ホリイ隊員、ヤズミ隊員と3名までもが科学者や技術者の素養を持っていることにも象徴的に現れている.
 そして現れる登場人物についても,見苦しい人格の人間はほとんど出てこない.人間の醜い心の闇を鋭く抉る!などというスタンスの話は皆無である.
 こう書くと、ティガを見た事のない人には,なんだかお目出度い能天気な話のように聴こえるかもしれないが,決してそんな事は(ほとんど)ない.ティガには悲劇で終わる話も少なくないし、解決しきれない問題を残して終わることも多々ある.人間は人間であり有限の能力しか持たないのである.それはウルトラマンの力を手にしたダイゴも例外ではない.ティガが「人間ウルトラマン」と評される由縁でもある.

 では,善意の人間が世の不条理に苦しむ話なのか?と言うとそれも違う.腰を据えて描かれていたのは,困難を乗り越えようとする前向きな人間の意志への信頼であり,「人としてできること」を追い求める人間の姿への共感であると思う.そして,抗いがたい運命に直面せざる得なかった者へ寄せる切ない思いであるように感じられる.ティガという作品には,人間という存在への愛おしさが込められており、それがファンの人々から今なお愛される大きな要因であるように思えてならないのだ.

 とかなんとか,カッコ良さげなことを書き連ねてきたものの,いい加減照れくさくて間が保たなくなってきたので、この辺で止めておくことにする. 

 失礼をいたしましたm(__)m

 皆様にとってのティガ像を聴かせて頂けると幸いである.

 久しぶりに文体を「である」調に戻してみました.ハッタリは効くけど、偉そうな感じもしますね.ご容赦を.

◆ 第16話「激闘!怪獣島」

脚本/川上英幸、特技監督/村石宏實、監督/村石宏實.
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満足度: ★★★

鑑賞メモ

 シルバゴン、シルドロン、ネオザウルスと3体の怪獣が絶海の孤島でバトルを繰り広げるダイナ版「怪獣無法地帯」.

 怪獣バトルものとしては十分な迫力があり,マッドサイエンティストの登場も定番で、舞台が南海の孤島ということもあり,秘境ものとしてのテイストも少しだけど感じられました.楽しめる水準作と言えると思います.

 ところで、遺伝子組み換え技術とクローン技術を使って、怪獣を改良を試みるオオトモ博士.彼の主張は、

  1. 怪獣と人間との共存.
  2. 怪獣による労働の代行.
  3. 怪獣による侵略者の撃退.
でした.物語の中でこれらは冒涜的な行為として糾弾され、オオトモ博士は無惨な最期を遂げます.

 人間が生物を好き勝手に改造する事に対する本能的な畏れと嫌悪感が物語のベースにあるようです.そのような感覚は別段奇異なものではなく,世間一般に広く感じられているものではないでしょうか?劇中でコウダも,そのような行為が冒涜的とされるのは「当たり前だ」と断じています.

 しかし、落ち着いて考えてみると、我々の世界で人間自身が都合のいいように生物を作り替えるという事は,既に農業や畜産における品種改良として行われています.掛け合わせによる品種改良は、分子レベルで見れば間接的な手段で遺伝子を組み換えている事に他なりません.直接,科学的手段で遺伝子を弄っている例としては生ワクチンの製造などがあげられるでしょう.生物を労働に使役している例では盲導犬、警察犬、タイの象,蚕によるシルクの製造、微生物による醗酵食品の製造など大小さまざまで枚挙に暇がありません.侵略者の撃退っていう用途は最近では減りましたが、昔は武士や騎士は馬に乗っていましたし、軍用犬の例もあります.タイでは象が戦争に使われました.さらに,侵入者の撃退という意味では番犬の存在が身近でしょう.番犬はただ規模が小さいだけでやらせている事は同じです.

もし,オオトモ博士が
「私の研究だけが、科学的手段による品種改良だけが、どうして糾弾されなければならないんだ?そんなの、お前らの勝手な好き嫌い、わがままじゃないか!」
と言ったら、コウダやナカジマはなんと答えたでしょう?
貴方なら何と答えますか?

 SFというジャンルの美点として、文明や文化や人類という種の行く末、地球や宇宙のありよう、という個人という枠を大きく超えたスケールで物事を捉え、見つめ直すという特徴があります.ウルトラでも、ときどきそのような視点で問題提起されることがあります.ダイナのネオフロンティアも,そのような視点の契機となる芽を内包している概念といえるでしょう.今回のプロットもそういう含みを持たせる絶好の題材にもなり得たはずだったと思うのは私の欲目でしょうか?

 ちなみに,オオトモ博士の研究テーマの正当性とは別に、博士が破滅を迎えたのにはもっともな理由があると思います.

それは,第一に、彼はピンチになると合理的な思考ができなくなり,子供じみた安直な行動に走ってしまう傾向が強すぎる点です.研究の正当性を認めさせるために生物工学委員会を怪獣で襲撃させようとしたり,研究施設を守るために知能が低く凶暴なネオザウルスを起動してみたりと,目的の達成にそぐわない衝動的な行動をとっています.

第二に、慎重さが足りない.危険な生物を扱うわりには,フェールセイフやリスクマネジメントという概念がなく,研究の成り行き次第で簡単に手に負えない事態になってしまうお粗末さがあります.

 天才と呼ばれる科学者には変わり者が多いといいますから,彼のような人間は存在しうるのかもしれませんが、そのような人物が才能を生かすためには,適切な研究制度や,補佐し軌道修正してくれる人物,あるいは,元々危険性が少ないテーマに取り組むこと,などが不可欠なのではないでしょうか.

 十分にバランスのとれた安定した人格と適切な環境の両方に欠けていたために、オオトモ博士は自らの才能が破滅を呼ぶ込む事になったと言えると思います.

 さて,あと細かい点に少し触れておきます.
 室内にいるナカジマ、コウダを援護するのに、まさかα号から攻撃して壁をぶち抜くとは!なんと破天荒な.予想外の大胆な行動でびっくり.
 ナカジマ.ハネジロウの件でアスカを騙すために涙まで流してみせるなんて,ただものじゃない.最初はナカジマもハネジロウが死んだと認識していたかと思いましたが、最後の悪戯っぽい笑顔からして絶対、そんなことはありません!

あらすじ

主人公:オオトモ博士

 オオトモ博士は、遺伝子操作技術を用いて密かに怪獣の品種改良を続けていた.次の改良にはハネジローのもつ知的な遺伝子が必要だ.しかし,研究が完成に近づいた矢先、研究を冒涜的なものと見なす生物工学委員会から出頭命令が届く.彼は出頭を拒否しハネジローを連れて秘密の孤島に逃亡する.踏み込んだS-GUTSとの争いの中で怪獣たちが暴走を始め、オオトモ博士は悲惨な最期を遂げる.ハネジローを無事救出できて喜ぶアスカ.

今回の台詞

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オオトモ博士「ナカジマ君.怪獣と人間が共存できる関係になれたとしたら,どう思うね?」
ナカジマ「怪獣と人間の共存?」
オオトモ博士「もしもだよ,人間のいうことを素直にきく巨大怪獣がいたとしたら,人間にとって危険な環境で作業させたり、侵略者を撃退したり,君たちの任務も少しは楽になるだろう.私はネオフロンティアに役立つようにと遺伝子操作によって怪獣のクローンを作る事を研究してきた.そして,その研究が実りかけた矢先に...」
ナカジマ「生物工学委員会に研究の中止を言い渡された.」
オオトモ博士「その通りだ!頭の固い連中は私の研究は神をも畏れぬ行為だと罵った.」
コウダ「当たり前だ!怪獣を勝手に作り出すなんて.」
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重箱の隅

 ザリーナ地帯って,いうけど,画面に出てきたのは海のただ中.なんで海域って呼ばないの?

 ちなみにザリーナってイスラム教圏でよくある女性名.発見者がザリーナさんだったのかな?

 α号のコクピットの計器類、目盛りは打ってあるが、数値が一つも書いてない.なぜ?

 いくら磁場が強いと言っても、島の上空は晴れていました.これじゃ人工衛星から丸見えです.地図に載っていないってのは普通はあり得ない.とすると,この島にはTPCの秘密施設とかがあって、検閲により地図から削除されていた?まさか強力な磁場も人工的なものなんじゃ...数年前にオオトモ博士がこの島を発見したって言ってましたけど,もしかしてTPCの機密データを盗み見た?(<ちょっと陰謀史観?気味)

 今頃気付いたんですが、シルドロンの喉から肩にかけてのテクスチャやシルバゴンの喉から腹にかけてのテクスチャ、グレーで凹凸のあるタイプですね.ということは,もしかして2匹とも超古代怪獣の生き残り?微妙にテクスチャが典型的なパターンと違うから亜種?

 「そのレーザーには7000Vの電流が流れている.触ったらいちころだぞ.」というオオトモ博士の台詞.ボルトは電圧の単位で、電流はアンペア,電力はワットだけど、慣用表現では○○ボルトの電流って言うからまあ良しとしましょう.さて,レーザーに流れる電流とはどういう事でしょう.これはおそらくレーザー誘導放電(レーザ誘雷)だと思われます.レーザ光の高電界と熱作用によって,大気の絶縁破壊を起こして適度な密度のプラズマ状態の線を作り出すと,これが放電誘導路として働いて雷の進路を誘導する事が出来るそうです.現在我々の世界でもこのレーザー誘導放電を避雷針や放電加工機に応用できないか研究中とのこと.こちらのサイトに例がのっています.

 シルバゴンに襲撃される研究所.いままでは襲われなかったのか?アスカが研究所の装置を壊したせいでシルバゴンが施設に近寄れるようになったのか?

 「くそう.ハネジロウの知的遺伝子が組み込まれていれば...」というオオトモ博士の台詞.「普通の動物にある攻撃本能が全くない」というハネジロウの知的遺伝子を組み込んでもシルバゴンには勝てないのではないでしょうか?もっとも,ハネジロウは発見時にアスカに噛み付いているので攻撃本能がないわけじゃないですよね.オオトモ博士,嘘つきましたね.ちなみに,人間も知的な動物だけど教育しないとダメ.ということは,怪獣の知的遺伝子とは生まれた時点から知恵がつくということ?

ウルトラマンダイナ

◆ 第15話「優しい標的」

脚本/長谷川圭一、特技監督/村石宏實、監督/村石宏實.
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満足度: ★★★-

鑑賞メモ

 乙女(=マイ)の純情を利用しようとした宇宙人が,リョウとアスカに叩きつぶされる話.でも,もう一つ何が言いたかったのかハッキリさせた方が良かったかも.人を信じる事、優しさ、嘘などをテーマにして,マイとリョウのああいう個性に注目したのは悪くないとは思います.でも,ヒビキ隊長が中盤でマイが「信じる事から真実に辿り着こうとしている」という発言をしているのに,結局、マイはその期待に応えられない形になっちゃってるのはどういう意図だったんでしょう???

 とはいえ,リョウの台詞や行動は、ときに熱く、また切なげでよかったと思います.具体的には、リョウがコクピットで心底怒りに燃えるシーンと,ラストの「この宇宙の何処かには、きっと分かり合える仲間がいる.本当は私もそう信じたかったから.マイみたいに本当は素直に信じたかったあ.」と言うシーン.映像的にも星空を背景にしたリョウとアスカの会話は美しかったと思います.そのあとのエンディングテーマ「君だけを守りたい」の歌詞がちょっと心にしみます.「勇気がある限り 夢は必ず叶うよ. 涙があふれるまま、Hey! Hey! 走り出せ...」って.

 あ、でも,リョウがシオンの事について嘘をついて花を渡すとき,マイは「すみません」っていってますよね.あれ、「わざわざ花を預かってもらってすみません」なのか,「シオンの件にからんでリョウにイヤミを言ったりしてすみません」なのか,それとも,「騙された私が悪いのに、私のために優しい嘘までついてくれてすみません.」なのか...もしかして,シオンに騙されていたことに気付いたのかな?

 いずれにしても,3話でヒビキが「ふむ.先輩になるってそんな厄介ごとを引き受けるってことじゃないのかね.」って言ったのをリョウは実践してますね.このままでは,なんだかマイの立場がないような気がしますが、彼女の成長が描かれるのは「クラーコフ浮上せず」まで待てってことですかね.

 ところで,リョウの「女はね.残酷な現実より優しい嘘が...」っていうの本当かな? リョウがそんな嘘をつかれたら、優しさには感謝しつつも怒るんじゃないでしょうか?やっぱ,優しい嘘もケースバイケースですよね? この場合は妥当なのか、アスカ同様、私にはよくわかりませんが...

 あと,リョウ&アスカとシオンの立ち回りのシーン.トランペットの音楽が決まってました.

あらすじ

主人公:マイ、リョウ

 墜落した円盤に乗っていた異星人シオン.マイはシオンの優しさをあくまでも信じようとするため、シオンを警戒しているリョウとちょっとだけ険悪な雰囲気.ゴンドウ参謀も生温いと抗議に来る.隊長はマイを庇い、マイの姿勢を断固支持する.しかし,シオンはマイを操りTPCの機密を盗もうとする.すんでのところでリョウとアスカが気付き、これを阻止する.意識を回復したマイにリョウは,シオンが善人であったと優しい嘘をつく.

今回の名台詞

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シオン「ヤサシイ?」
マイ「そう.見ていると心の中がこう,暖か~くなる感じかな?」
シオン「マイも優しい.」
マイ「え?」
シオン「この宇宙がマイみたいに優しい人ばかりなら,戦いなんて必要ないのにね.」
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ヒビキ「私の部下は今,相手を信じようとしています,」
ゴンドウ参謀「それが甘いと言っているんだ!」
ヒビキ「確かにそうかもしれません.でも,信じる事から真実に辿り着こうと必死に頑張っているんです!私はその行動をまず信じてやりたいんです.」
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マイ「シオンは平和の使者よ.だって,あんなに優しい目をしているんだから.」
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リョウ「きれいな石だけど、プレゼントには最悪の石ね.今は前よりずっと敵意を感じるでしょ?」
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アスカ(ガッツブラスターを構えながら)「盗塁失敗だな」
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リョウ「卑怯者らしく,逃げ足だけは速いって訳?」
シオン「ふっ.そんな恐い顔で追いかけられたら誰だって逃げる.」
リョウ「ひとつだけ答えてくれない?マイの事,どう思っていたの?」
シオン「彼女には感謝しているよ.僕に優しいって言葉を教えてくれたからね.」
リョウ「その意味が分かっているの?」
シオン「もちろんさ.宇宙がマイのように優しい人ばかりなら,私たちも闘わずに済む.簡単に侵略できるからね.ふははは.」
(γ号リョウ機、被弾)アスカ「リョウ!」
リョウ「怪獣に集中して!こいつだけは絶対に私の手で墜とす!」
(α号)アスカ「わかった!」
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リョウ「逃がさない!あんたはこの世で一番大切なものを踏みにじったんだから!」
シオン「何かな?地球の平和?それとも正義ってやつか?」
リョウ「乙女の純情よ!!」
リョウ,シオンを撃墜.
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リョウ「何か用?」
アスカ「どうして嘘なんかついたんだよ.いつかバレるのに.」
リョウ「女はね.残酷な現実より優しい嘘が...」
アスカ「そんなもんか?俺にはわかんないなあ...」
リョウ「でも,本当は私が信じたかったからかなあ...」
アスカ「え?」
リョウ「この宇宙の何処かには、きっと分かり合える仲間がいる.本当は私もそう信じたかったから.マイみたいに本当は素直に信じたかったあ.」
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重箱の隅

 表面上は友好を装いながら侵略を謀るという悪役の名前が「シオン」ってのはマズいですよね.多分、意図的なものではなく,たんなる偶然の一致だと思いますが、なんと言ってもシオンって言われて思い出すのは、ユダヤの民の「約束の地」で,現在のエルサレムのこと.エルサレムはユダヤ教・キリスト教・イスラム教共通の聖地だし,紛争もあるしで,もうちょっと配慮があってもよかったんじゃないでしょうか?

ちょっと覚え書き.

ウルトラマンネクサスに平木隊員役で出演中の五藤圭子さんの日記ページ
2005 2/18の記事.コミカルで笑ってしまった.

目配せするシーン.オンエアでチェックせねば.と思った(三クール目の何処かですね.)

 太田愛さんのホームページ.ウルトラQdfの「光る舟」のシナリオが掲載された.読んでみると,多少、淡々としたところがけど、さり気なく良い話だと思った.

 同じページにあるウルトラマンダイナやウルトラマンコスモスももちろんお気に入り.
他には、「私を旅館につれてって」も(これはTVは見ていませんが.)

追伸:風邪とインフルエンザが流行っているようです.
太田愛さんも風邪を引いたと書いておられるし、さっき見た「週刊こどもニュース」でもひとり欠席.

皆様、お気をつけ下さい.
 特撮番組の視聴率データを収集しているサイトを見つけました.

 視聴率がどうであろうと好きなものは好き!これは変わりません.でも、好奇心で覗いてみると意外な事実が...

 ティガの視聴率ベスト3は,

1位「放たれた標的」9.9%
2位「青い夜の記憶」9.5%、
3位「恐竜たちの星」9.3%.

ワースト3は,

50位「宇宙からの友」5.2%、
51位「輝けるものたちへ」5.0%,
52位「もっと高く!(Take Me Higher ! )」4.4%

ファンの間で誉れ高い第50話「もっと高く!(Take Me Higher ! )」は,第14話「放たれた標的」の半分もありません.ちょっと衝撃.
 平均視聴率は7.3%

 ダイナ視聴率ベスト3は,

1位「新たなる光(前編)」9.0%
2位「目覚めよアスカ!」8.0%、
3位は同率が3話あって「新たなる光(後編)」、「夢幻の鳥」、「ツクヨの兵士」7.8%.

 ワースト3は、

49位「さらばハネジロー」4.6%、
50位「最終章I 新たなる影」4.7%、
51位「チュラサの涙」3.8%.

 平均視聴率は6.4%

 まあ,なんですね.少なくとも私に限って言えば、視聴率で見るものを決めてはいけないようです.私自身の評価とはほとんど相関がありそうにありません.

 皆さんはどうでした?
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ウルトラマンダイナ

◆ 第14話「月に眠る覇王」

脚本/古怒田健志、村石宏實、特技監督/北浦嗣巳、監督/北浦嗣巳.
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満足度: ★★

鑑賞メモ

 折角のカリヤ主演話なのに,あっという間に古代の覇王の魂に憑依されてしまったため,実質的な主演はイシリスになってしまいました.ちょっと残念.

 ガッツディグ(地底戦車)の数少ない活躍話の一つ.

あらすじ

主人公:カリヤ? イシリス?

 月の地下古代遺跡の調査に向かったカリヤ隊員は,玄室に眠る邪悪な覇王の魂に操られ,その封印を解いてしまう.封印の解かれた邪悪な王イシリスの魂は,カリヤを支配してTPCの施設から月の遺跡の重力制御装置に信号を送り,月を地球に落とそうとする.
 重力制御装置を起動したイシリスはカリヤの体を捨て,ヌアザの巨神の石像と一体化し復活を果たす.ダイナはイシリスの野望を阻止せんとヌアザの神の前に立ちふさがる.一方,地球では意識を取り戻したカリヤが封印の剣をイシリスの亡がらに突き立てようとしていた.たまらず動きが止まるヌアザ.その隙を逃さずダイナはパンチを一閃.ヌアザは爆発し星屑となった.

 

今回の名台詞

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アスカ「見たかよ!俺の超ファインプレー!」(お約束の台詞)
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カリヤ「イガラシがイシリスの母星の分析結果を送ってくれたんだ.」
アスカ「あれなんてったけ?ヌ,ヌ,ヌ,」
リョウ「ヌアザとか言っていた?」
アスカ「あ,それ.」
カリヤ「12億年前に爆発,消滅しているんだ.もちろん,星の自然な寿命じゃない.」
リョウ「何があったかは推して知るべしね.」
カリヤ「調べていて,いつも同じ結論に行き当たる.結局,力を誇示する戦いは,いつも憎しみしか残さない.」
アスカ「だから,俺たちがそうならないようにしなくちゃいけないんだな.」
リョウ「ふあははは,何いってんのお.」
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重箱の隅

 イシリス=オシリス+イシス?ああ,それで怪物のデザインが古代エジプト調かつミイラテイストなのか...
 ちなみに,オシリスは,弟セトに謀殺されたがミイラとして復活を果たした冥界の王.イシスは妹にして妻.バラバラにされた夫の遺骸を集め直し復活させた女性.でも,ヌアザってケルト神話に出て来る戦いの神(巨人族・ダーナ神族,銀の腕のヌアザ)だよ.あれれ?

 月の地下にある巨大神殿.靄が立ち込め(=気体がある),かがり火が燃える(=酸素がある?).遺跡にはガッツディグが空けた大穴があるのに,気体が流失しない(突風が吹かない)ということは,一種のバリアみたいなものがあるのか?人工重力だけでなくそのことにも気付けよ>調査員.いや,きっとそういうシーンもあったと脳内補間しておこう.

 イシリスは封じられ,ヌアザは撃破された.しかし,月の遺跡は土砂崩れに埋まっただけ.上手く掘り返せば未知のテクノロジーが入手可能なのでは?

 ヌアザを目撃したナカジマ隊員.「あいつ!」って言っただけなのに,リョウに「相手がなんであろうと,文句言っている暇はないのよ!」って返される.誰も文句言ってませんってば.解説魔のナカジマを警戒しての台詞なのだろうか?謎.

 入試センターの小論文の自動採点システムについて読んだ時に,そのシステムが自動要約の手法も活用していることを知った.そこで自動要約についても調べてみた

 私は情報科学についてはズブの素人なので技術的なことはチンプンカンプンだったが,いろいろWEBで調べていると,「要約とは何か」について実用的観点から考察しているいくつかのレポートを読むことができ、自動要約の技術とは別に人間が日常で文章を扱うときの参考になるように思った.以下に思ったことを書いておく.

 まず,要約の「機能」についてである.「機能」と呼ぶよりは「目的」といった方が判りやすいのかもしれない.この観点から要約を分類すると,原文を読むべきか判断するための要約(指示的(Indicative)要約)と原文のおよその内容を知らせる要約(報知的(Informative)要約)がある.後者は原文を読まずにすませるための要約と言ってよいかもしれない.機械にとって両者の違いが重要なのかどうかは判らないが,人間が要約する時には何のために要約しているのか意識するのは重要であろう.もちろん,結果としてIndicativeかつInformativeである要約もあり得ると思う.

 次は,要約の「戦略」である.一番シンプルな戦略は「コピー・デリート戦略」というそうだ.要するに「抜粋」をつくる方法である.次のレベルは「創造(invention)」や「統合(integration)」等を行ってより濃く凝縮する段階だそうだ.原文にはない言葉で言い換えるなどしてより洗練した表現をするということらしい.最後のプロレベルになると原文の段落構造などを越えて,要約者自身の言葉で噛みくだいて形で要約する段階をむかえるということだ.もはや簡潔な解説と言った方がいいのかもしれない.こうしてみると自分を要約者として考えるとまだまだなのを痛感する. 
 
 さて,最後に,原文を書く立場にたって考えてみたい.一般的に言って,論理的な文章を書こうとするなら理解しやすい方がいいだろう.そして,おそらく分かりやすい文章は要約しやすい文章のはずだ.

 とすると,まず,どの文がより重要であるか「形式」的にハッキリしている必要がある.具体的には「要するに」だとか「と考えられる」だとか「ということになる」などの表現を意識的に使用する等の工夫が必要となろう.

 次に,「創造的」,「統合的」な言い換えを行いやすいということは,文章を背後で支える「概念」なり「考え方」が明確である必要があるだろう.これには,そもそも自分がどんな観点にたって論理を構築しているのか自己分析してみないといけないと思われる.う~ん,難しいぞ.

 要約にしろ,原文にしろ,文章を書いて人に何かを伝えるというのは簡単ではない.しかし,「要約しやすい」というのは「分かりやすい文章」のひとつの指針となるだろうと思う

おまけ:
ひとつ前の記事を,あるソフトの補助機能(抜粋型要約)で圧縮率25%程度に指定して要約したものを載せておく.結果は微妙なところである.ちょっと反省.
ちなみに上の文章の自動要約の結果は惨憺たるものであった.情けなや...
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 データーベースの構築には大量の素材文章と人間のプロ採点官の採点例が用いられており,人間の採点と98%くらい一致するという.98%という数値を鵜呑みにしていいものか多少の疑問の余地があるが,相当の自信があるということだろう.

... ということは,人間が採点する場合でも,大半の小論文は着眼や論理の確かさで評価される以前に,文章が論理的かつ多彩な「形式」を保っているかどうかで評価されてしまっているということだ. これはつまり,きちんとした文章表現をするのは難しいということを示していると同時に,人間は相手の「表現形式」が整っていない場合には「中身」の善し悪しを判定する気にはなれないということを示しているのではないだろうか?
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2005.02.16 自動採点
今回はウルトラマンとは関係ない話である.申し訳ない.

 朝日新聞によると大学入試センターの研究者らが小論文をコンピューターで自動採点するシステムを開発しているそうだ. (記事参照)

 いろいろ調べてみると,大学入試センターのシステムについては詳細は不明だが,世の中にはいろいろな論文評価システムがあるらしいことが判った.特に米国では既に実用に供されているという.

 採点される側の身になって考えてみると,機械が数秒で判定を下すというのだから,なんともやりきれない話だが,ここではその是非は述べない.どうせ,ありがちな紋切り型の批判になってしまいそうだからだ.

 小論文自動採点の倫理的かつ情緒的な是非は忘れることにして,いつのまにコンピュータがそんなに賢くなったのだと疑問に思って,米国のシステムe-raterの原理を調べてみた.すると,どうやらコンピューターが小論文の中身を理解しているわけではなさそうなことが判ってきた.語彙の広さや.「なぜなら」だの「つまり」といった論理的な接続を表すのに使われる言葉,「と結論される」とか「だろう」とか「かもしれない」などの文章上の形式的特徴を抽出し,データーベースと比較し採点するのだという.

 データーベースの構築には大量の素材文章と人間のプロ採点官の採点例が用いられており,人間の採点と98%くらい一致するという.98%という数値を鵜呑みにしていいものか多少の疑問の余地があるが,相当の自信があるということだろう.しかも米国では盛んに利用されているようなので,さほど見当はずれの採点をしているとも思われない.

 ということは,人間が採点する場合でも,大半の小論文は着眼や論理の確かさで評価される以前に,文章が論理的かつ多彩な「形式」を保っているかどうかで評価されてしまっているということだ.これはつまり,きちんとした文章表現をするのは難しいということを示していると同時に,人間は相手の「表現形式」が整っていない場合には「中身」の善し悪しを判定する気にはなれないということを示しているのではないだろうか?

当たり前といえば当たり前の話だが,小論文に限らず日常生活に敷衍してみると,考えさせられることの多い話である.

◆ 第13話「怪獣工場」

脚本/川上英幸、特技監督/北浦嗣巳、監督/北浦嗣巳.
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満足度: ★★★+

鑑賞メモ

 文字だけで台詞を追っているとごく普通の「侵略+子供の冒険もの」なんですが,実際の作品は茶目っ気たっぷりで異様に面白い.桜金蔵さん他2人の演じる宇宙人の動作,台詞,間に加え,効果音,音楽が一体となって大変コミカルで憎めないキャラを演出しているからだと思います.事実,このミジー星人,OVA版を含め,このあと2回に渉って登場することになります.そういう意味では初代マンのバルタン星人に並ぶ傑作キャラと言えるかもしれません.

 もうひとつ特筆すべきは,タケシ少年役の子役(渋谷泰蔵くん?)の演技力.嘘つきですぐに調子に乗るが行動力はあるやんちゃな少年を実に生き生きと演じています.タケシ少年の特異なキャラが物語をぐいぐい引っ張ってくれたお陰で成立する話でもあり,彼の名演を忘れるわけにはいきません.他の話にも言えることですが,ダイナは子役にとっても恵まれていたシリーズだと思います.

 さて,嘘つき少年がホントに宇宙人を目撃してしまうが,なかなか信じてもらえないという展開は定番ともいえます.しかし,当のタケシ少年,最後まで全く反省しない.これでいいのかと思う反面,ここでしおらしく反省したりすると説教臭くてダイナらしくないともいえます.もうこれはほとんど病気だとあきれつつ,笑いながら受け入れるしかない存在でした.

あらすじ

主人公:タケシ少年,ミジー星人3人組

 地球の資源を狙ってやってきたミジー星の工作員3人組.密かにロボット怪獣の部品を運び込み,場末の工場でコツコツと組み立てていたが,タケシ少年に目撃されてしまう.しかし,タケシ少年は札付きの嘘つきで周囲に全く信用されない.そこで,タケシはアスカ隊員の弱みに付け込んで無理矢理現場に駆り出す.そこでとうとう正体を現すミジー星人.頭しか完成していないロボット怪獣「ガラオン」とダイナの対決が始まる.  

今回の印象に残った台詞

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ドルチェンコ「いままでこの星には様々な侵略者たちが訪れたらしいが、全て失敗に終わっている.それは,いまひとつ計画性が足りなかったからだ.そこへいくと,どうだ我々の計画は.完璧すぎておそれいっただろう!」
アスカ「いばるんじゃねえ.こうしてタケシに目撃されてんじゃねえかよ.」
ドルチェンコ「たしかに...しかし,君たちはその子の言うことを信用しなかった.」
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ドルチェンコ「おお!なんと美しい光なんだ」
カマチェンコ「なんてきれいなんでしょ」
ドルチェンコ「欲しい.私は何としてもこの星が欲しい!」
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アスカ「あいつ,全然,反省しとらん!」
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ウルトラマンダイナの感想を書き綴ってきましたが,ここで都合により
9~12話を後回しにさせて頂きます.

友人に貸したDVDがまだ戻ってきていない上にビデオが故障中なもので....

悪しからずご了承下さい.

◆ 第8話「遥かなるバオーン」

脚本/太田 愛 、特技監督/村石宏實、監督/村石宏實.
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満足度: ★★★★

鑑賞メモ

   迫り来る大怪獣の脅威とそれに立ち向かう人々の苦闘、などといったウルトラマンにありがちなイメージを根底から覆すようなコメディ佳作.太田愛脚本ついにダイナに登場!老人、少年、ノスタルジィを書かせると抜群に上手い太田愛が,コメディに徹しながら、のどかな暮らしに育まれた大らかな心がもつ素晴らしさを魅力たっぷりに描き出していると思います.見ている間はその心地よい空間に引き込まれ、後味もよいし,とても癒される作品でした.

   アスカを始めS-GUTSの面々もバオーンに振り回されつつも何処か楽しげ.バオーンのデザインもかわいらしい.

   ティガに出てきたオビコも昔はふるべ村みたいなところに住んでいたんでしょうね.

あらすじ

主人公:バオーン

 隕石とともにふるべ村の裏山に落ちてきた怪獣バオーン.バオーンが鳴くと人間はあっと言う間に寝てしまう.しかし,のどかに暮らす村人達は一向に気にした様子はない.一方のバオーンも,赤い風船を追いかけたり、ダイナに相撲を挑んだりとのんびりマイペース.

今回の名台詞

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コウダ(バオーンを見ながら)「まったく困ったもんだ.」
村の老婆「わしらな~んも困っとりませんがあ.村の時間はゆっくりですけんのう.いつ昼寝しても誰も文句はいいませんがあ.」
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ウルトラマンダイナ

◆ 第7話「箱の中のともだち」

脚本/川上英幸、特技監督/村石宏實, 満留浩昌、監督/村石宏實.
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満足度: ★

鑑賞メモ

   怪獣災害で両親を失った少女ユカと、娘を亡くしたダイス星人の心情が、もっと掘り下げられていればいいのにと思いました.

   でも,だんだんアスカが成長している感じがします.あと,子供と同じ目線に立ちつつ優しいというアスカの特質の片鱗が伺い知れるエピソードではありますよね.

あらすじ

主人公:ユカ

  怪獣災害で両親と友人をいっぺんに失った少女ユカは周囲に対して心を閉ざしていた.ユカはある日砂浜で透明ケースに入れられた小さな宇宙生物を見つけた.ユカをその生物を自分だけの友達として大切にしていた.しかし,その生物は実は凶暴な怪獣の幼体であり,ダイス星の捜査官が抹殺のために活動していた.その捜査官は怪獣のために娘を死なせていた過去があった.捜査官は命と引き換えに,巨大化した怪獣に捕われたユカを救出する.

今回の名台詞

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アスカ「ダイス星人が言ってたよ.強く生きていけって.」
ユカ「ユカ、一人でも大丈夫.このままずっと一人で生きてゆく.そうすれば哀しい思いもしなくていいもん.」
アスカ「ユカちゃん.それは違うよ.ウルトラマンダイナだって一人で闘っているわけじゃない.皆が応援してくれるから闘えるんだ.あの時だって負けそうだったけど、ユカちゃんや皆が応援してくれたからこそ、怪獣を倒すことができたんだ.」 ユカ(うなずく)
アスカ「じゃあお兄ちゃんと友達いっぱい作るって約束しよう.」
ユカとアスカ指きりをする
コウダ「いやあ,随分と大人になったねアスカ君.」
リョウ「ホント.それにまるで自分がウルトラマンダイナみたい.」
カリヤ「ま,ユカちゃんに言う前に、」
ナカジマ「アスカはまず自分自身に同じことを言う必要があるな.このヤロ.」
アスカ「ちゃかさないで下さいよ.もう.折角決まってたのに.ねえ.」
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重箱の隅

 怪獣をブラックホールに移送中に逃げられた捜査官.それを追って地球にやって来るなんて初代ウルトラマンみたいな設定ですが,怪獣が幼体の間なら自分の銃で始末できてましたよね.なら,どうして始めから射殺せずにわざわざブラックホールまで運ぼうとしたんでしょう?おそらく,彼等の文化に根ざした理由が何かあるんだとは思いますが、謎.

◆ 第6話「地上最大の怪獣」

脚本/武上純希、特技監督/北浦嗣巳、監督/原田昌樹.
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満足度: ★★

鑑賞メモ

 まあ,今回は登場人物の心情の描写は二の次で,クラーコフの紹介とハッキングされて発射されてしまう大陸間弾道弾の迎撃サスペンスが見所といったところでしょうか? 結構、面白かったです.でも,なんだかハッキングの描写が古くさくないですか?(MS-DOS時代みたい)これ見よがしに「さよなら人類」って...一昔前のコンピューターウィルスみたい.いまのウィルスやスパイウェアってもっと巧妙でスマートですよね.まあ,ご愛嬌といったところ.

 唯一,登場人物の心情の描写としては,叱られたアスカを慰めるリョウのシーンか.あとで落ちに使われてましたけど(笑).

あらすじ

主人公:アスカ、リョウ

 都市の地下、10km四方に菌糸をのばすキノコの怪獣フォーガス.フォーガスはコンピュータネットワーク「アースネット」に侵入して,TPCヨーロッパ支部の巡航ミサイル3発をTPC本部に向けて発射させてしまう.新鋭移動基地「クラーコフNF-3000」のコウダが2機を迎撃したが、1発は撃ち漏らす.残る一発をγ号のリョウが追う!そのころ,アスカはフォーガスに味方につくように要求されていた.

今回の名台詞

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アスカ「父さんが言ってた.人間の心の中には宇宙より大きなものがあるんだって.誰にも無限の可能性があるんだって.でも,クビじゃあなあ.」
リョウ「らしくないなあ.気にすることないって、ヒビキ隊長のこと.いつものことよ.」
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ナカジマ「まあ,本体というのは土の中の菌糸で、キノコ自体は胞子を飛ばすための器官なのでございます.」
カリヤ「松茸喰えなくなるな.」
マイ「どうせ食べられません.S-GUTSのお給料じゃ.」
(一同うなずく.気まずい隊長)
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フォーガス「オマエはもう少し利口だと思っていたよ.無限に菌糸を広げる私はまだまだ進化する.しかし,人間にはもう進化の余地はないぞ.」
アスカ「俺は人間を信じる.人間の心の中の光を俺は信じる!」
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ヒビキ「はあ~.10km四方の巨大な脳みそか.へっへっ.1500gの人間の脳みそじゃかないっこないよなあ.アスカ.」
アスカ「でも,人間には心があります.」
リョウ「そう.心の中には宇宙より大きなものがね.」
コウダ(茶目っ気たっぷりに)「誰にも無限の可能性があるってことか.」 (唖然とするアスカとリョウ.)
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重箱の隅

 フォーガスの調査に向かったアスカの行動をTPC本部でモニターしているシーンがありますが,カメラアングルからしてアスカの他に誰かカメラマンがいるみたい.ティガのガタノゾーア戦でも同じ現象が起きてました.ひょっとして、あの世界では無人偵察カメラが偵察衛星「ゴッドアイズ」の子機として動き回っているんでしょうか?謎です.

(追記:ティガ6話を見たら、ゴッドアイズは衛星ではなく大気圏内を動き回る小型偵察機のようです.失礼しました.ホームページに乗せるときには訂正しておきます.)

 アスカとリョウの会話を何故か知っているコウダ.もしや無人偵察カメラを使ったんですかね.何れにしても油断も隙もない.さすが未来の副隊長.

2005.02.10 ULTRAMAN2
雑誌「宇宙船」の小中監督のインタビューをちょっと立ち読みしてしまいました.(本屋さんご免なさい)

映画「ULTRAMAN2」は「ULTRAMAN」の続編ではないとのこと.新しいULTRAMANの第2弾ってことらしい.「あ,また来た」って感じになるより,それまで怪獣がいなかった世界に出現した方が驚異(ワンダー)を感じられるってことだそうです.
なるほど.

---追記---

制作中止の噂もちらほら.
本当なら残念ですね.

◆ 第5話「ウイニングショット」

脚本/古怒田健志、特技監督/北浦嗣巳、監督/原田昌樹.
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満足度: ★★★

鑑賞メモ

 実は突っ込みどころは満載ですが、そんなことがあまり気にならなかった作品です.ドラマも清々しくも熱い友情物語.5話にしてようやくアスカの良い持ち味が発揮されたと思います.それに,この番組の大らかさも感じられて好印象.ティガと良い意味で差別化ができていますよね.

 それに,話の大筋がよく練れていたと思います.ヒムロとアスカの時を隔てた言葉のキャッチボール、ストレートとフォークボールの伏線などちょっと凝った構成.と同時に,ダイナがピッチャーになってしまったり,足下をならすダイナをみて小首をかしげる怪獣などのユーモラスな面もあって,肩の凝らない佳作になってました.

あらすじ

主人公:アスカ&ヒムロ

 学生時代、直球一本やりで変化球を投げなかったために勝てなかった投手アスカ.元高校野球のチームメイトにして大リーガーのヒムロ(スランプ中)にアスカがかける言葉.それはアスカが学生時代にヒムロからかけられた言葉だった.アスカが懸命に怪獣と闘う姿を見て、そのことに思い至るヒムロ.そして,ヒムロのアドバイスに従いフォークボール(のビーム球)を使いピンチを切り抜けるダイナ.そして,投手として立ち直るヒムロ.

重箱の隅

 怪獣に踏まれても地面にめり込むだけで死なないアスカ.ただ者じゃない.手品のように贈り物を取り出すマイ、ただ者じゃない.しかし,アスカが怪獣に踏まれるのをモニターしていたS-GUTS本部,その後、アスカがウルトラマンに変身したのは見ていなかったんだろうか???

 ティガの時代から度々出てきた「高純度エネルギー」,実は緑色の液体だったんですね.知らなかった.

 今回はミーハー丸出しのマイなんですが、それでもイヤミなく、なかなか可愛く撮られていましたね.やりますね.

 2話でアスカは学生時代エースピッチャーだったって言っていたのに、実はエースはヒムロでした.早速、嘘がバレてます.アスカらしい.

 ここんとこ,自動的に変身してばかりいたアスカでしたが、久々にリーフラッシャーを使い変身.ようやくリーフラッシャーの存在価値が復活.

今回の名台詞

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アスカ「見たあ?俺の超ファインプレー!」
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ヒムロ「アスカ!お前の敵は相手チームじゃない.自分自身だ.」
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アスカ「俺に自分自身と闘うことを教えてくれたのはオマエだったよな.ヒムロ、チャンスがあるうちは諦めちゃだめだ.」
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アスカ「どうしてこんなところに!」
ヒムロ「見たかったんだ.オマエの闘いを.」
アスカ「ばかやろ.ここを動くなよ.」
ヒムロ「どうするつもりだ?」
アスカ「俺は奴の懐に潜り込む.」
ヒムロ「そんな.無茶だ.やめろアスカ.」
アスカ「無茶かもしれないけど、無理じゃない.」
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回想シーン
ヒムロ「おい,いじけててもしょうがないだろ.次の打席で俺が満塁ホームランを打って逆転してやるから.」
アスカ「そんな,無茶だよ.」
ヒムロ「無茶かもしれないけど、無理じゃない.」
アスカ「ヒムロ.」
ヒムロ「チャンスがあるうちは諦めちゃダメだ.」
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◆第4話「決戦!地中都市」

脚本/右田昌万、特技監督/佐川和夫、監督/石井てるよし.

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満足度:-

鑑賞メモ

 残念ながらこの話のドラマ部分には説得力を感じませんでした.怪獣のデザインや怪獣シーンの演出が良かっただけに大変残念です.

 この物語の主人公であるジオフロント開発会社の社長の主張に感情移入しにくいのがいけないのではないかと思います.ネオフロンティア時代を支える探究心と、地下に娯楽施設である巨大リゾート地を築くことが上手く結びつかない.社長の幼少期にアリの観察に夢中になったことはきっかけに過ぎず、フロンティアと呼ぶに相応しい「未知との出会いの可能性」などが感じられない.地学の専門家ならいざ知らず、何の知識もない私には説明なしで地下街開発にロマンを感じることができませんでした.

 テーマとしては、夢を追うあまり周囲に迷惑をかけ、大失敗をすることもある.それはしてはいけないことだが、その失敗を糧にして前進を続けることが大切だ、ということではなかったかと推測されます.でも,前回、勝手な行動をとって隊長に重傷を負わせたばかりのアスカが社長を諭しているのを見ると,「?」な印象が拭いきれません.話の並び順でも損してますよね.

あらすじ

主人公:ジオフロント開発会社の社長

 ある企業が、地球フロンティアの一端と称して地下に巨大リゾート地を築く「ジオシティ計画」を進めていた.しかし,岩盤を砂状に砕く「PW-wave」を使い工事を始めると地下怪獣が出現した.幼少のころアリに憧れていた社長は計画を延期することに我慢がならず、S-GUTSの静止を振り切って工事を強行しようとする.怪獣はついに地上に姿を現し、工事施設ごと社長たちを襲う.ウルトラマンとなり怪獣を撃退するアスカ.その後、アスカは社長を諭し、反省した上で諦めずに夢を追い続けるように言う.



ウルトラマンダイナ

◆第3話「目覚めよアスカ」


脚本/吉田 伸、特技監督/佐川和夫、監督/石井てるよし.
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満足度;★★★


鑑賞メモ


今回は独断専行に過ぎるアスカとそれを命がけで導こうとする隊長の話.
1、2話では隊長はいきなり「よっしゃ、よっしゃあ!」という大声での初登場で,始めはあまり知的な感じのしないオヤジに見えてましたが、なかなかどうして自分のチームのメンバーをどう成長させるか心を砕いている姿が描写されていて懐の深さを感じさせます.

あらすじ


主人公:アスカ、ヒビキ


 相変わらず指示に従わずスタンドプレーばかりしたがるアスカ.勝手な行動が元でピンチに陥るアスカを隊長が救う.しかし,代わりに隊長は重傷を負ってしまう.責任を感じるアスカ.
 アスカは取り逃がした怪獣と再度の決戦の際に、最も危険な任務に志願する.恐怖を押さえつけ無理に強気を装うアスカだったが、怪獣の予想以上の手強さのために作戦は失敗.他の隊員を逃がすために怪獣に単独で立ち向かおうとする.そこに怪我を押して駆けつける隊長機.
 しかし,隊長機は被弾し、隊長は気絶.アスカは墜落しつつある隊長機の下に自分の機体を潜り込ませ、地面への激突を防ごうとする.そのとき光が再びアスカを包み、アスカはウルトラマンダイナへと変身する.

今回の名台詞


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ヒビキ「いや,自惚れてもいいんだよ.」
リョウ「どうしてですか?」
ヒビキ「自分の力に溺れちまえば、必ず自分の力の限界を知る時が来る.
己の未熟さを知り、初めて自分の立場を実感できる.
誰かに言われて判ることじゃない.」
コウダ「しかし,隊長.それで事故でも起きたら...」
ヒビキ「ふむ.先輩になるってそんな厄介ごとを引き受けるってことじゃないのかね.」
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ウルトラマンダイナ

◆第1, 2話「新たなる光 前/後編」


脚本/長谷川圭一、特技監督/大岡新一、監督/小中和哉.
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満足度;★★★
鑑賞メモ

 最初に見た時に極普通にしか思わなかったけど、シリーズを通して見た後でもう一度見返すと感慨もひとしおです

 この1,2話では,前シリーズ/ウルトラマンティガから7年後の世界(2017年)を興味深く見せてくれました.暗黒邪神の試練をくぐり抜けた人類はネオフロンティア時代に突入し、新たな太陽系文明を築く初期の段階に到達しつつあります.技術は長足の進歩を遂げ,火星のテラフォーミングまで始まっています.第1, 2話に詰め込んだ情報量はすごいものがありますね.

 また、S-GUTSを始めとするTPCの面々も、地球文明としての円熟期にあったティガ時代の理知的な雰囲気とは対照的で、新たな開拓時代に相応しいバイタリティ溢れる描かれ方をしていました.

 見始めた最初の頃は、ティガのクールな雰囲気を期待していたので,かなり面食らったのを今でも憶えています.ダイナのホットなキャラクター造形の素晴らしさに私が築くのはもう少し後のことです.しかし,今、見返すと,一見、薄っぺらな性格に見えるアスカのキャラの奥底にある自分を支えるための強い信念と寂しがり屋の一面が透かして見ることができるような気がします.一人になって手にしたウルトラの光について考える時の表情と、仲間に対して強気かつ軽薄に振る舞う時の表情とのギャップがいいですよね.

 他の登場人物ではリョウ隊員でしょうか.実戦訓練前のブリーフィングでなめきった態度のアスカに対して、リョウの「ありがとう.お礼にっ,貴方から撃墜してあげるわ」発言などは後で「ダイナスペシャル」にも採録されてましたが、他にも面白い会話があって第一話にして既にある程度キャラが出来上がっていたことを伺わせます.

 特撮面ではGUTSウィングが訓練機として登場しますが,なかなか良いショットがいくつかあり、惚れ直しました.お気に入りは、滑走路上空でロールをかます2機編隊のカットと,大気圏外のファーストカットの後部噴射口から陽炎を出しながらとぶシーン、そして,リョウが「約束通り,堕ちてもらう」といいなが機体をひねりを加えながら宙返りさせてアスカ機の後方に回り込むシーン,などです.基本的に青い地球を背景にしたドックファイトは美しかったです.

あらすじ

主人公:アスカ

 21世紀、人類は大いなる試練を乗り越え、今、様々な未知なる世界へと進出していた.純粋な憧れと探究心に満ちた地球人類の旅立ち.人々はそれをネオフロンティア時代と呼んだ.

 パイロットとしての成績はトップクラスだが自信過剰でお調子者,そして負けず嫌いのアスカ訓練生は、演習中に謎の球体スフィアの襲撃を受ける.S-GUTSのリョウ隊員を庇ったアスカはついに撃墜されてしまう.脱出して漂流するアスカは、謎の光と出会う.

 奇跡的な生還を果たしたアスカはS-GUTSに配属となるが、無茶な戦法が災いして初陣で怪獣に撃墜されてまう.怪獣が迫る不時着機には重傷のコウダ隊員が残されている.絶望的な状況の中、逃げずにGUTSブラスター一丁で戦いを挑むアスカ.その時、彼は突如、光に包まれウルトラマンに変身した.

 火星に現れた怪獣を撃破したウルトラマンだが、アスカは自分がウルトラマンになったことに戸惑いを感じる.

 やがて宇宙でスフィアによる襲撃事件が起き、出動するS-GUTSだったが,それは陽動作戦だった.その隙に高純度エネルギー施設に迫る怪獣.ウルトラマンの出現により、スフィアの追撃を振り切り、単機、地球に戻れたリョウだったが、怪獣に歯が立たない.そこへ駆けつける訓練学校の生徒たち.リョウの指揮のもと怪獣に立ち向かうことになるが、苦戦.そこへウルトラマンダイナが到着.ダイナは怪獣を倒すことに成功する.

重箱の隅
 リョウの初登場シーンで,訓練学校の教官とGUTSウィングについて話したあと,「心配なのはそれを使いこなす訓練生の腕ね」とかかなり失礼な発言をする.教官はその場では聞き流していたが、後の実戦訓練でコウダ隊員機がフドウ訓練生機に,リョウ隊員機がアスカ訓練生機に撃墜されると、「予想通りの展開だな」とボソリ.それを受けて管制官も「そうですね」と応える.リョウ、コウダではフドウ、アスカには勝てないことを皆で見越していたのか...

今回の名台詞

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アスカ「本当の戦いはこれからだぜ」
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アスカ「ヤッホーっ.見た?俺の超ファインプレー!」
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アスカ「父さん.俺も光が見たいぜ...」
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マイ「ここはTPC本部の病室.で,私はスーパーGUTSのスーパーレディ,ミドリカワ・マイ!」
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ヒビキ隊長「このタマッコロが何者かは全く判りません.ただ,はっきり言えるとすれば、はこいつらは人類の進歩をこころよく思っていないということ、それともう一つ、人類はそれに怖れ立ち止まってちゃいけないってことです.」
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アスカ「なんか用かよ?」
リョウ「叱られて、てっきり逃げ出したのかと思ったわ.」
アスカ「俺なあ、学生の時ピッチャーやってたんだ.もちろんエース.俺より速い奴は誰もいなかった.」
リョウ「それが何?」
アスカ「敬遠だけは一度もしたことがないんだ.」
リョウ「へえ~っ,でも試合には勝てなかった.」
アスカ「どうしてそんなことをっ.」
リョウ「図星って顔ね.」
アスカ「なら,どうだって言うんだよっ.」
リョウ「野球は一人きりの力じゃ絶対に勝てない.私たちS-GUTSもそれは同じよ.」
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アスカ「俺がやつらと闘う.その隙にリョウは地球へ」
リョウ「ちょっと,また一人でやる気?どうしてそう....」
アスカ「違う.君を信じて,闘うんだ.」
リョウ「わかった.あたしも貴方の言葉、信じたからね.」
アスカ(にやける)
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アスカ「頼む力をくれ,俺は行かなきゃならない.もう理由なんかどうでもいい.俺に皆を守る力が本当にあるなら,俺は闘う!」
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父「人間は、いや地球というこの星さえも宇宙の歴史の中では本当にちっぽけな存在だ.でもなシン.その宇宙の大きさにも負けないくらい大きなものを人間は持っている.」
アスカ(子供時代)「本当?どこにもってんの?」
アスカ父「皆の心の中に...」
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私は趣味でウルトラマンのホームページを作っている.(リンク欄参照)

ウルトラマンといっても
 ウルトラマンティガ(c)1996 円谷プロ
 ウルトラマンダイナ(c)1997 円谷プロ
専門のサイトである.

今のところ、ウルトラマンティガに関してはおおよその体裁は整えたのだが、ダイナについては手がついていない.結構、時間と労力がかかるのだ.ウルトラマンダイナもTVだけでも52話あるので、全てについて感想を書き終わるのはいつのことだが判らない.

そこで,このブログで1話ずつ小出しに記事の下書きを公開していこうと思う.恐らく不定期の書き込みになると思うが、コメントなりトラックバックなりを気軽にしていただけるとありがたい.励みになるから.耳より情報についても歓迎する.

よろしくお願いします.

追伸:文体が下書き部分だけ急に変わるがご容赦願いたい.
ホームページはですます調の柔らかな文体を心がけているので...

ちなみに,コメントに関する私のレスポンスはですます調で書くので、他の私の文章が厳ついことにビビらないで欲しい.
恐ろしいことに気がつけば今年ももう12分の1が終わり,既に2月である.年末は年末で忙しかったし,我が業界(何の業界かは言わない)は1月から2月頭は年末以上に切羽詰まることになっているのでなおさら,光陰如箭 日月如梭である.

注:光=日(太陽),陰=月,箭=矢 (光陰如箭=光陰矢の如し)
日月=時間、梭(ひ)=機織りの時にめまぐるしく動かす道具(日月如梭=日月,梭の如し)

光陰ってのは時間のことだけど,光と陰なんて字を当てるとは如何にも速そうだよなあ、などと子供の頃は無邪気に思っていたのであった.よく考えてみれば,光の方が矢なんかより圧倒的に速いので喩えとしてはちぐはぐなのだが,当時は陰陽思想などは知りもしなかったので致し方のないところであろう.

切羽詰まって来ると、昨日に戻って仕事したいとか思ったりする.いくら思ったところで「昨日」なんて場所はないので行くことはできないし,もし時間を戻せても「因果律」やら「タイムパラドックス」が待ち受けていて却って事態がややこしいことになりかねない.

ところが,世の中にはワームホールを上手に使えばタイムトンネルを作れるんじゃないかという論文もあるとのこと.じゃあ過去に戻れるのか....?

残念ながら,現在の人類の技術ではワープやワームホールに必要な「時空の歪み」を作り出す方法がさっぱり判らんので、いつになったら実験できるか皆目見当がつかない.そんなものを待っているうちに仕事の〆切は過ぎてしまうのであった.

あるいは光速を平気で突破しているウルトラマンなら答えを知っているかもしれないが,我々人類がそのレベルに達するのは,遠い遠い子孫の代だろう.願わくば人類が滅んでしまう前に宇宙の広大な時空をまたにかけるようになって欲しいものである.

今の我々にできることは、人類の永々たる営みの中で明日を夢見ながら迫り来る〆切を守ることだけなのである.あ、〆切守れてないか....とほほ.

(註)この記事は、以前、某ウルトラ系BBSに投稿した記事のネタを焼き直したものです.すいません.新ネタを考えている時間がなかったんです.
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