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●4月30日より、『ウルトラマンマックス』の特報がオンエア予定.

●<キャスト>
トウマ・カイト/青山草太
コバ・ケンジロウ/小川信行
コイシカワ・ミズキ/長谷部瞳
ショーン・ホワイト/ショーン・ニコルス
エリー/満島ひかり

ヒジカタ・シゲル/宍戸開

トミオカ長官/黒部進
ヨシナガ教授/桜井浩子

●<スタッフ>
第1話&第2話・・・脚本=梶研吾&小林雄次
           監督=金子修介
           特技監督=鈴木健二

第3話・・・脚本=川上英幸
第4話・・・脚本=梶研吾&林壮太郎
      監督&特技監督=村石宏實 

第5話&第6話・・・脚本=たけうちきよと
            監督=栃原広昭
           特技監督=鈴木健二

第7話 脚本=梶研吾&大倉崇裕
第8話 脚本=林壮太郎
     監督=梶研吾
     特技監督=菊地雄一

情報元はすべて関係者のホームページやブログからです.
参考URLは以下の通り.
脚本家小林雄次さん(ブログ)

脚本家梶研吾さんのページ
ヒロイン長谷川瞳さんのページ一部
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月曜日は一日,このブログのレイアウトがボロボロだったようです.
何とか修正致しました.驚かれた方済みませんでした.
ウルトラマンダイナ

◆ 第24話「湖の吸血鬼」

脚本/川上英幸,特技監督/佐川和夫,監督/小林義明.
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満足度: ★★

鑑賞メモ

 ナカジマ隊員が休暇で訪れた湖に真っ青なマリモが大発生.休暇をフイにしたナカジマが分析を続ける話.多少,ホラー仕立てではあるが,霧に煙る湖が雰囲気がいい.自然の中でのロケのせいか,出演者の皆さんもなんとなく気分よさげ.それがコッチにも伝わって来てなんとなく心地よい.

 怪獣とダイナの格闘シーンの前景にあるものが,ちょこちょこ代わるのだが,それが細かく造り込まれていて泣かせる.ビニールハウスの前にトラクタ.トレーラーハウス.ドライブイン「とめ」,キャプ場に有りがちな木のベンチなどなど.

あらすじ

主人公:ナカジマ

 ナカジマ隊員が休暇で訪れた湖に真っ青なマリモが大発生.しかし,その青マリモは宇宙からの怪しい光を浴びて変異した蛭の姿だった.青マリモは次第に増殖し,TPCの調査チームを襲い,全滅させるまでになる.やがて湖の湖底で合体し巨大怪獣となる.ナカジマとTPCの調査チームのチーフはデータの分析を続け,ついに弱点を発見する.

今回の印象に残った台詞

 なし.(省略)

ウルトラマンダイナ

◆ 第23話「夢のとりで」

脚本/大西信介,特技監督/佐川和夫,監督/小林義明.
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満足度: ★★★

鑑賞メモ

 海底基地勤務の親友フジクラを怪獣に殺されたコウダがアスカそこのけで熱く燃えていました.

 回想シーンのフジクラがカッコいい.膝を壊されて潜水艇乗りにはなれなくなっても,まだ海底探険の夢を諦めず前向きに語るシーン.「目覚めよアスカ」が切なくも感動的.

 確かに隊長の読み通り,アスカとペアを組んでいる間はコウダは比較的冷静でしたが,リョウとのペアになるととたんに無茶のしまくり.この辺の変化が見事でした.

 ドラマ的には,ネオフロンティアの最前線で命を落とした親友とコウダの絆.そして,親友の残した夢の砦,海底研究基地トライトンを守り,フロンティアスピリッツを胸に秘めて前進を続けるコウダの姿が胸を打ちました.いい話でした.ウルトラマンコスモスの「時の娘」ともテーマ的に通じる話です.

あらすじ

主人公:コウダ

 コウダの親友,フジクラが築き上げた海底研究基地トライトンが怪獣に襲われた.フジクラをはじめ大半の職員は死亡.残された2名の救出にS-GUTSが出動する.しかし,海底には耐圧シールドに反応して襲って来る怪獣が以前待ち受けていた.あらゆるものを破壊し尽くそうとする怪獣に,コウダが激怒!

今回の印象に残った台詞

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ミヤタ参謀「アスカと組ませるとは意外だったな.」
ヒビキ隊長「一人が熱くなれば,逆にもう一人は醒めてくるもんです.ましてやアスカが相手じゃ,コウダもそう簡単には熱くなれんでしょう.」
ミヤタ参謀「後はコウダ隊員が如何に沈着に任務を果たせるかどうかだ.」
ヒビキ隊長「アイツは俺の片腕です.必ず.」
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コウダ「岸壁すれすれまで接近しろ.その間に奴をできるだけ惹き付ける.」
アスカ「無茶だ.」
コウダ「そんなこと,お前に言われたくねえよ.俺に考えがあるんだ.」
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コウダ「どけえ.」
アスカ,コウダに当て身を喰らわせつつ「すいません.無茶は俺の専売特許です.」
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コウダ「あいつを倒してトライトンを守る.」
リョウ「何言ってるんですか.救出が先じゃない!」
コウダ「夢の砦なんだ.あれは俺たちの.」
リョウ「コウダさん!」
コウダ「俺たちの夢を.夢をこわすなああああっ!」
リョウ「こっちに来る!よけて.」
コウダ「上等だぜ!喰らえ,喰らえ.」
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リョウ「無茶しすぎよ.何てことを...」
コウダ「熱くならなきゃ後悔するときだってあるんだ.」
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アスカ「俺は誰かさんみたいに無茶はしませんから.」
コウダ「無茶はどっちだ!」
ヒビキ「どっちもどっちだ!早く帰ってこい!嫌って程説教してやる!どうしてこうもう,熱い奴ばかりで...」
ミヤタ「君の部下だからな.だが,それもいんじゃないか?」
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コウダ「昔はよくこうやって星を見てた.忘れかけてたよ.俺だってまだ夢の途中だってことを.」
アスカ「そうですよね.ネオフロンティアったって,まだ宇宙のほんの入り口ですからね.」
コウダ「だから,やり抜かなきゃ.やり抜く意志があればきっと夢はかなう.」
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ウルトラマンダイナ

◆ 第22話「ツクヨの兵士」

脚本/太田 愛,特技監督/北浦嗣巳,監督/北浦嗣巳.

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満足度: ★★+

鑑賞メモ


 久々にリョウを主人公にした話.戦いの最中に恐怖を憶えたリョウが,それを克服するまでの物語.見所は,隊長が恐れについてリョウを諭すところ,恐怖を克服しダイナを援護したリョウが,まだ煙をひくバズーカを抱えながらダイナを見上げるシーンなどでしょうか.あとは,片桐はいりさん演じるアヤノ博士(リョウの先輩),なかなか迫力のある演技でした.

 一方,物足りない点は,リョウが恐怖を感じて足がすくむシーン.いつもの有能なリョウを見ていると,今回に限り廊下をパタパタ走る土偶を見ただけであんなに怯えなくてもいいような気がしてしまいます.(まあ,銃がなく丸腰って要素はありますが...)もう少しホラー的な演出を濃くするとか,あるいは脚本で工夫するとかして恐怖感をあおってくれないと,リョウがなす術もなくモズイに翻弄されている感じがでません.放送時間の夕方,お母さんが忙しい時に子供が泣き出すようなことをしてはいけないという事情があるのは分かりますが,ここがある程度怖くないと後の見せ場の爽快感が半減してしまいます.おしいところです.

 考古学関連の怪獣なのでカリヤのシーンがある程度ありましたが,説明シーンの美味しいところを隊長とアヤノ博士が持っていってしまいました.お気の毒.(笑)

あらすじ

主人公:リョウ

 古墳時代の銅鏡から兵士の恐れを喰らう魔物モズイが復活した.調査に当たったリョウの先輩,アヤノ博士は重傷を負うも手がかりとなるデータディスクを残す.リョウは単身救出に向かった際,恐怖のあまり動けなくなった事で自分を責めていた.満月とともに再び復活したモズイを迎撃に向かったリョウにヒビキ隊長は「大事なのは自分自身の恐れと真正面から向き合う事なんだ」と諭す.ダイナの闘う姿を見て勇気を取り戻すリョウ.

今回の印象に残った台詞

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カリヤ「ツクヨの兵士,敵の兵をことごとく打ち倒して止まるところなし.」
マイ「それって,めっちゃくちゃ強かったってことですよね?」
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ヒビキ「あ,ところでカリヤ.その青銅板の研究チーフは,何でも若い女性だそうだな?」
カリヤ「あ,ええ,まあ.アヤノ・トウコ博士.美人で秀才.ただ残念なことに...」
ナカジマ「リョウの小学校時代からの先輩なんですよ~」
コウダ「う~ん,気は強いってことか.」
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リョウ「モズイを見たとき,あたし,立ち止まったの.怖かったのよ.怖くて動けなかった.そのせいで,,,アヤノ先輩....」
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リョウ「アヤノ先輩,貴方は怖くなかったの?」
ヒビキ「怖かったはずだ.なぜツクヨの兵士がモズイを封じたか.分かるか?恐れを全て捨てた兵士は自分の命も他人の命も顧みない.死と破壊しか生まないからだ.そのことにツクヨの兵士は気付いたんだ.恐れを恥じる事はない.俺だって怖いと思う時はある.ただ,大事なのは自分自身の恐れと真正面から向き合う事なんだ.リョウ,それが闘うって事なんだ.」
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2005.04.24 模様替え
模様替えしてみました.
 先程,観たテレビニュースによると,元イーグル(F-15J)のドライバーにして,世界に通用するアクロバットパイロット,そして, 「最強の戦闘機パイロット」の著者,ロック岩崎こと岩崎貴弘氏が今日(4/21),練習中の墜落事故でなくなられた

自衛隊時代には年齢に伴うパイロット引退を嫌い,プロのアクロバットパイロットの道を選んだと言う.

「誰からでも『お前バカだ』と言われる。確かにそうなんですが、その25年間の飛行機乗りとしての技術というものを、やはりそのまま自分のものだけで終わるんじゃなくて、何かの形で還元したい」とのこと.

 彼のファンは多く,私もいつか彼のアクロバット飛行を見に行こうと思っていたのだが,その機会は永遠に失われてしまったようだ.残念でならない.

一度もこの目で彼の飛行をみることのなかった
マイナーな1ファンとして,ご冥福をお祈りします.

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追記:
朝日新聞マイタウン茨城にもロック岩崎さん「飛ぶために生まれた」というタイトルで記事がのりました.
... 続きを読む
ウルトラマンダイナ

◆ 第21話「発熱怪獣3000度」

脚本/古怒田健志,特技監督/北浦嗣巳,監督/北浦嗣巳.
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満足度: ★★★

鑑賞メモ

 今回は人間ドラマというよりは.高熱という特殊な属性をもつ怪獣を中心に物語が展開する娯楽作.伝承では火山の噴火を止める神の使いであるとされる怪獣ソドムが,どうして現れたのか?異常な高熱を帯びた原因は何か?どう対処すればいいのか?ということを巡ってナカジマ,カリヤが活躍.

 S-GUTSではカリヤが文系の名探偵,ナカジマが理系の名探偵といった役回りになることが多い.今回も,考古学や文化人類学に造詣が深いカリヤは文献調査を元に,科学者でもあるナカジマは観測データを元に真実に迫ろうとしていました.ただ,ナカジマはいつもの悪い癖である常識外の事象をすぐ否定しようとする傾向もちょっと顔を覗かせていました.旧GUTSのホリイ隊員と比べると明らかな欠点ではありますが,彼のお陰で何か異常な事態が進行していることが強調されるので物語上は一定の役割を果たしています.まあ,ちょっと損な役回りでもありますね.

 今回は,もう少し2人の名探偵ぶりを強調した演出をしても良かったんじゃないかとも思いました.

 最後のオチはどうみても荒唐無稽でしたが,アイデア自体は悪くないので楽しめました.

 また,暑さ寒さが極端なシーンが多く,出演者の皆さんのちょっと大げさな演技がユーモラスで,この点でも好感触.他にもちょっとしたずっこけシーンがいくつか.そういうすっとぼけたギャクが可能なのがダイナの懐の深いところ.ティガじゃテイスト的にできないですよね.ダイナならではといったところでしょうか?

 怪獣の造形はみごとでした.赤熱している感じがよく表現されていました.

あらすじ

主人公:発熱怪獣ソドム&ナカジマ&カリヤ

 真冬だというのにTPC本部は36度を越える暑さに見舞われていた.原因を調査していたナカジマ隊員はTPC本部地下に体温2500度の地底怪獣が取り憑いている事を発見する.その怪獣の姿をみたカリヤ隊員は伝承に「火山の噴火を止める怪獣」として伝えられているソドムである事に気がつく.益獣であるはずのソドムの異常な振る舞いの原因は不明だが,とりあえず被害の拡大を防ぐため怪獣冷却作戦を開始するS-GUTS.しかし,冷却を試みると逆に怪獣の体温は3000度までに上昇してしまった.実はソドムは風邪を引いていたために発熱しており,体を冷やしたために症状が悪化していたのだ.ソドムは本来,変成岩を食べることで火山の周囲に空洞を造り,溶岩の圧力を下げて噴火を防ぐ習性がある怪獣だった事にナカジマが気付く.ダイナはナカジマの願いを聞き入れソドムを活火山の火口に戻してやることにした.

今回の印象に残った台詞

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ナカジマ「信じられないんだよなあ.いくらコンピュータの推論とはいえ,体温がだって...」
カリヤ「ナカジマ隊員.忘れちゃ困るな.怪獣っていうのは,俺たちの常識を超えているから怪獣なんだ.」
ナカジマ「何を真面目な顔して,そう...ま,そりゃそうだけどねえ!」
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(回想シーン)
ナカジマ「何だい,カリヤちゃん.また神話や伝説の研究か?」
カリヤ「う~ん.案外こういうところに真実があるもんなんだよ.」
ナカジマ「ソドム?」
カリヤ「火の神の怒りを沈め,人々を噴火から救う守り神だそうだ.」
ナカジマ「ふ~ん.噴火を止めるっていうのか?ホントにそんな生き物があるならお目にかかりたいもんだねっ.ふあはははは.」
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カリヤ「退治する以外に方法はないのかな.」
ナカジマ「伝説では守り神かもしれない.しかし,あんなに体温が高いんじゃ,噴火を止めるどころか火山活動を活性化してしまう.」
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ナカジマ「あいつはやっぱり守り神だったんだ.人間だけじゃない,森やそこに住む動物たち様々な自然を火山の噴火から守っている.人間の都合だけで倒していい怪獣じゃない.」
カリヤ「どういう事だ?」
ナカジマ「体の組織を調べて分かったんだが,ソドムは火山の中に住み,マグマによって造られた変成岩を食べるために横穴を掘る.横穴ができればそこにマグマが流れ込んで」
カリヤ「噴火の原因になるマグマの圧力が下がる...そうか!」
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ナカジマ「俺,もう地球には謎や神秘なんてなくなったんだと思っていました.でも,違うんです.科学や常識にこだわりすぎて,想像する事の大切さを忘れていたんです.」
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重箱の隅

水をバカにするな.

アスカ「液体窒素でも効き目がなさそうなのに,水なんかかけて効き目があるんですかね.」
コウダ「水をバカにするな.水はな,地球上で比熱が最も高い,つまり冷やす効果が高い物質なんだ.」

 さて,これは本当でしょうか?
我々の世界では
 水の比熱は,1.00 cal/(g deg.),
 液体窒素の比熱は,0.49 cal/(g deg.) なので半分くらい,
確かに水は大きな比熱ですが,桁違いという訳ではありません.とはいえ,
 木材,ガラス,水晶,コンクリートなどは何れも0.14~0.31 cal/(g deg.)程度.
 ダイアモンドは0.12 cal/(g deg.)
 金が,0.03 cal/(g deg.)
 銅が,0.09 cal/(g deg.)
 鉄が,0.11 cal/(g deg.)
と水はそれなりに比熱が大きい.(まあ,他の金属はデュロン=プティの法則(Dulong-Petit) というのがあるから,せいぜいLi金属の0.79 cal/(g deg.)がいいところ.)
じゃあ,水はホントに地球上で比熱が最も高いかというと,実は
 液体水素は, 1.71 cal/(g deg.),
 -180 ℃のHeガスは, 1.25 cal/(g deg.)
 -269.7 ℃の液体Heは, 0.78 cal/(g deg.)
です.(以上の数値、朝倉書店:物理定数表より)というわけで,水が地球上で比熱が最も高いわけではありません.(我々の世界ではです.)
 しかし,水素は液体であっても酸素下で高温の物体に近づけると爆発しますし,低温Heガスは空気より軽いのであまり怪獣を冷やすのには役に立ちません.他にも液化アンモニアなどの対抗馬があるものの,効果,安全性,費用などを考えると水がベストの選択である事は間違いありません.

 さらに,水が冷却剤として優秀な理由は比熱以外にもあります.それは気化熱です.水が気体(水蒸気)になるときに吸収する熱は,9.7 Kcal/mol です.液体窒素の気化熱は,1.3 Kcal/molです.つまり,気化する時に水が吸収する熱量も液体窒素より何倍も優れている訳です.

 そもそも,水のこうした性質こそが我々の人体の温度の安定に一役買っているのですから,自然はよくできています.水をバカにするなというのももっともなことです.

接触変成岩

ナカジマ「この背中の結晶は,接触変成岩に似ているな.」

 変成岩とは,一旦出来た鉱物が熱や圧力などで変成した岩石のことです.このうち,接触変成岩とは岩石がマグマの熱により変成を受けてできたものだそうです.19話のシュードタキライトといい.ナカジマは実は地学がかなり得意科目だったんでしょうか?

謎の怪獣ソドム

カリヤ「怪獣っていうのは,俺たちの常識を超えているから怪獣なんだ.」

 怪獣ソドム,劇中では体温が3000℃でした.しかし,普通のタンパク質や脂肪などはとてもこの温度には耐えられません.変成岩をエサとしているというから岩石で出来た体なのでしょうか?ところが調べてみると,溶岩ですら融点は900~1200℃だということです.普通の岩石ですら文字通り身が持ちません.何か得体の知れない力で構造を維持している可能性が高いです.さすが,怪獣!

ナカジマ「体の組織を調べて分かったんだが,ソドムは火山の中に住み,マグマによって造られた変成岩を食べるために横穴を掘る.横穴ができればそこにマグマが流れ込んで...」

 ちょっと待って下さい.劇中に図示された感じでは,横穴はソドムより遥かに大きく描かれています.それはそうでしょう.だって,マグマの圧力が下がるくらいの広さなんですから.でもですよ.そうだとすると,ソドムの体より大きな体積の岩石がソドムの胃袋の中に圧縮されて収まっているってことでしょうか?ものすごい圧縮率です.いや,むしろソドムの体内が別の空間と繋がっていると考えざるを得ないのかもしれません.いずれにしても神秘の怪獣です.

マイ「熱.上がっちゃいますよね.」

 さらに,ソドム,風邪のため発熱していたらしいです.我々の体は体内に入った病原体を破壊するために熱をだします.ソドムもそうだとすると,2500℃の高温下でもなかなか退治できない病原体による風邪を患っていた事になります.とんでもない耐熱病原体です.規格はずれの大怪獣ソドム,引く風邪も半端じゃありません.恐るべし.

CBCからウルトラマンネクサスの後番組,「ウルトラマンマックス」が正式にアナウンスされました

 TVでは久々のセブンタイプの主人公ウルトラマンです.昭和ウルトラシリーズからの怪獣の流用もあるみたい.相変わらず低予算の臭いがありますが,ネクサスは低予算なりに健闘していたので何とかなるでしょう.

 ネクサスが一年なかったのは残念でなりませんが,新シリーズでは,子供向けの単純明快路線だそうです.それはいいと思うのですが,そこにどれだけ+αできるかというところで,ウルトラマンの真価が問われていることを忘れないで欲しいですね.願わくば,また,心に滲みる傑作を生み出して欲しいものです.例え低予算でも.

 監督には金子修介さんなども登場予定らしいですね.金子監督,これでゴジラ,ガメラ,ウルトラマンを制覇ですか...うらやましい.

 また,中日新聞によれば,「「ウルトラマン」でハヤタ隊員を演じた黒部進(65)がUDFのトミオカ長官役で、同作でフジ隊員を演じた桜井浩子(59)がヨシナガ教授役で出演し、往年のファンを喜ばせる。黒部も「初代を超える作品をみんなで目指したい」と気合が入っている。」とのこと.

追記:金子修介監督のブログにマックスの情報が少しだけありました.音楽は「世にも不思議な物語」と同じハイジマさんらしいし,隊長は宍戸開さんだとか,主演は青山草太さんなどの情報がありました.
追記2:流出した司令室の写真では,女性は桜井さんの他,2名の若い隊員が確認できますが,一人は色違いのユニフォームを着ています.ところが,他の情報では紅一点だとあります.不審に思って調べてみるとどうやら,女性型アンドロイドの隊員がいるらしいです.ただし,未確認情報なんでご注意を...(この情報に関しては,ガセネタでも責任を持ちません.悪しからず.)

スポニチにも追加情報がのっています.「必殺技は両腕をクロスさせて放つ光線「マクシウムカノン」と頭の角飾りをブーメランのように発射する「マクシウムソード」」だそうです.
... 続きを読む
 読売新聞の今日の記事によれば,アミューズメント用に人の乗れるロボットが開発されたとか,ご丁寧に空気砲で柔らかいボールで攻撃できるようになっているらしい.残念ながら走るどころかすり足歩行のみなので実用性はなく遊具としてしか使い道はなさそう.しかし,こんなものを本気でつくるのはすごい.

 開発元のLAND WALKERのページの方が写真が豊富.

 読売の記者は,「外観はアニメ「機動戦士ガンダム」に登場するロボットそっくり。」などといっているが,どーみてもモビルスーツというよりは,ザブングルのウォーカーマシン トラッド11スターウォーズのクローンスカウト・ウォーカーでしょう.あるいはパトレイバーに出て来る工事用レイバーとか.一体,「「機動戦士ガンダム」に登場するロボット」のどれと似ているのでしょう?わからん.まさか,天下の読売がテキトーなことを書いているんじゃあるまいな...(<おたくですいません.)

それはともかく,遊園地とかにあったら乗ってみたいなあ.
ウルトラマンダイナ
第20話「少年宇宙人」◆ 脚本/太田 愛,特技監督/原田昌樹,監督/原田昌樹.
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満足度: ★★★★★

鑑賞メモ

 バトルシーンがなく,ウルトラマンとしては掟破りなんでしょうけど,そんなことは気にならない太田脚本の傑作!ストーリーは極単純なものでしかありませんが,何と言っても行間に溢れる情感が素晴らしいと思います.私はこういう話には特によわいんですよ.もう少しで泣く所でした.脚本に加えて,俳優陣の演技,映像,音楽といった演出が絶妙に相互作用しあって,美しいジュブナイル作品になっているのではないでしょうか?

脚本

 運命に直面した時にも、人間という存在は決してそれらを自分の思い通りにできるわけではなく,限られた力,限られた命しか持たない不完全な存在です.にもかかわらず,人は時として,その状況の中で戸惑い怯えたりしながらも精一杯なすべきことをなそうとするし,お互いを思いやろうとします.そういう人間の良き資質を鮮やかに描き出す力が太田愛さんの脚本にはあると思います.

 「シビアな運命」をキーワードにした場合,今の日本の世相では,人間の醜さ,弱さ,闇などを描けばおそらく一定のリアリティがあります。しかし,それは逆に言えば「人間の美しさ」や「光」を白々しくなく,説教臭くもなく素直に書くのが難しい時代ともいえるのではないでしょうか?そんな中,いくつかのシリアスタッチの太田脚本は,背筋のピンと伸びた人間の魅力をストレートに伝えてきます。実際,この「少年宇宙人」では「スケープゴート」となるような「悪者」は一人も登場しません。にもかかわらず,説得力があり感動的な作品に仕上がっています。それが可能なのは,寄る辺なきこの世にあることの「覚悟」といったものと,それでも何とか生きていこうとする人間という存在への「いとおしさ」が作品を背後からしっかり支えているからだという気がしてなりません。

 ウルトラマンコスモス「雪の扉」とならんで私の大好きな太田脚本&原田監督コンビの作品です.「少年宇宙人」も「雪の扉」も,小さな子供よりむしろ大人の方が感動するかもしれません.自らの決断のもと,人生を自分自身で担っていくことの不安と喜びを感じたことのある人の方が身に滲みる話だと思います.そういう意味では「大人のためのジュブナイル」と言った方がいいのかもしれません.

音楽

 音楽も作品とマッチしていて素晴らしかったです.サントラに「少年宇宙人」のテーマとして収録されているM92は美しく覚えやすいメロディラインをもつ名曲で,楽器構成の異なる複数のバージョンのいずれにも聞き惚れてしまいました.この曲を聞くといまでも数々の名場面が脳裏に甦ってきます.

俳優陣

 サトル,たっちゃん,みのっち役の三人は,語られる言葉よりも行間の「間」や「表情」が重要な難しい芝居が要求されていると思いますが,見事に演じきっています.彼等のシーンでは友情や優しさや気遣いが溢れていました.ダイナ世界で子供時代を過ごせるなら彼等と友達になりたい,そんな気がしました.

 そして,忘れてはならないのは,石井めぐみさん演じるサトルのお母さんです.最後の夜,サトルのためにホットミルクを作り,マフラーを巻いてあげるシーンの手つきは完璧に母親のそれで,続く台詞とともに見るものの胸を打ちます.また,サトルの机の上の作文の宿題「ぼくの未来」が,まだタイトルだけしか書かれていないままに残されているのを無言で見つめる母の姿も泣かせます.決して台詞は多くないけれど,細かい仕草や表情から子を思う母の気持ちが切々と伝わってきました.

映像

 いくつかのシーンでは映像の美しさも印象に残りました.ラセスタ星人たちが,氷付けとなった母星を離れ,紫の流星となって宇宙へと旅立っていくシーン.サトル,たっちゃん,みのっちの3人が神社の石段を登るシーン.境内でサトルがアスカの存在に気付いてテレパシーで会話するシーンなどは目をつぶるだけで思い出すことが出来ます.

 そして,エンディングも心憎い演出で感動的.

その他

 と,まあ,ベタホメをしてしまいましたが,気になる所も.それはサトルが変身したラセスタ星人の姿.デザイン自体は愛くるしく憎めないものですが,サトルの年齢より低めに見えてしまうこと.人間体のサトルは,もの静かで理知的な雰囲気をたたえていたので,宇宙人体もう少し少年ぽさがでているとパーフェクトだったような気がします.まあ,しかし,宇宙人の見た目が人間のそれより若く見えてはいけない理由は何もないので,そういう世界なんだからしょうがないと思えばどうということはありませんが...

あらすじ

主人公:岸悟 少年

 ある朝,サトル少年は母から自分が宇宙人であることを告げられる.彼の一族は,ラセスタ星が氷に閉ざされた時,地球に移住し人間に同化したのだという.しかし,この朝,ラセスタ星は元の環境に戻ることなく恒星に飲み込まれてしまった.しかも,元のラセスタ星人の姿に戻れるタイムリミットであるラセスタ周期5歳(地球で10歳)の者が自動的にラセスタ星人に戻り,ラセスタの母星が失われた場合の盟約にしたがって仲間とともに新しい母星を見つけなければならないという.サトルが地球にいられるのもあと2日.サトルは宇宙に旅立つことを親友のたっちゃんとみのっちに告げる.3人は別れを惜しむように残された日を共に過ごそうとする.そして,少年たちは自らの未来に思いを馳せる.

今回の印象に残った台詞

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たっちゃん「パパ,僕が宇宙人だったらどうする?もし,ある日突然,自分が宇宙人だって分かったらどんな感じ?」
たっちゃんのパパ「怖いだろうなあ.」
たっちゃん「怖い?」
たっちゃんのパパ「だって,自分が宇宙人だってバレたら大変なことになるだろう.もちろん人には言えないし,そりゃあ恐ろしく怖くて,そう,寂しいだろうな.」
たっちゃん「寂しい...」
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たっちゃん「大丈夫です.おばさん!絶対誰にも言いません.サトルがラセスタ星人だってこと!」
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みのっち「だっちゃん.ここで待ってよう.」
たっちゃん「そうだな...」
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サトル「母さん.」
母「飲んできなさい.暖まるから.」(ホットミルクを注ぐ)
母「寒いから.」(サトルにマフラーを結びながら)
サトル「心配しないで.」
母「悟.お前はどんな時もお母さんの誇りよ.」
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最後の握手を交わしながら,
みのっち「がんばってね.」
サトル「忘れないでね.」
たっちゃん「忘れないよ.」
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ラセスタ星人(サトル)「ダイナ.地球を出たら,もう,たっちゃんもみのっちもいない.それに母さんも.僕は怖いんだ.新しい星は見つかる?新しい仲間と友達になれる?僕は,僕はどうなってしまうの?」
ダイナ「君の未来は誰にも分からない.何故だか分かるかい?それは,君が創っていくからなんだ.」
ラセスタ星人(サトル)「創る?」
ダイナ「そうだ.何処へ行っても,どんな時も,君の未来は,君が,君の手で創っていくんだ.」
ラセスタ星人(サトル)「ダイナ...」
ダイナ「出発だ.」
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みのっち「いっちゃったね.」
たっちゃん「うん,いっちゃった.」
みのっち「新しい星見つかるかなあ.」
たっちゃん「決めた.俺の未来は宇宙飛行士.宇宙飛行士になってサトルに会いにいく.」
みのっち「それじゃあ僕は科学者になる.それで,たっちゃんの乗る宇宙船を造る.」
たっちゃん「会いにいこうな.二人で.」
みのっち「うん.」
たっちゃん・みのっち「サトル~.待ってろよ~っ.」
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マイ「イリスに集まった生命体が遠ざかっていきます.」
コウダ「まるであのツバサのある異星人を待っていたみたいだ.」
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重箱の隅

ニュース

 惑星ラセスタの消滅を伝えるTVニュースは聞き取れた範囲では以下の通り.

ケリガン星系の惑星ラセスタが同星系の惑星リミトに吸収され,消滅しました.これは惑星ラセスタの軌道にズレが生じ,惑星リミトに接近ししずぎたために....

 惑星ラセスタの消滅を伝える新聞記事は読み取れた範囲では以下の通り.

・・・最期,惑星ラセスタ消滅(見出し)
・・・宙局広報部(撮影)TPC惑星探査機テト(写真のキャプション)
・・・七惑星・・・第六惑・・・され消滅・・・
 今回,・・・スタを含む・・・は太陽系と・・・をもつ星団で・・・究者の間では・・・在の可能性に・・・ていた星団であ・・・も惑星ラセスタは・・・も地球に特に近・・・ントス星系の惑星の・・・知的生物の存在に対・・・待が特に大きかった惑星で・・・しかしながら,今回,・・・C宇宙局所属惑星探査機・トによる調査によれば,・星ラセスタは,その表面を全て氷に覆われた状態で,長い氷河期の中にあった事が判明した.したがって,惑星ラセスタに知的生物が存在していた可能性は少なくなったが,水,酸素の豊富なこの星に,過去に生物が存在していた可能性・・・

TPC宇宙局所属/惑星探査機テト

 パラボラアンテナと2枚のソーラーパネル?のウィングが特徴的な惑星探査機はテトは,上記のニュースからみて,地球外知的生命体の発見を期してケリガン星系に投入されたと思われます.残念ながら,最も地球に近い環境を持ち,知的生命体の存在する可能性が高かった惑星ラセスタは別の惑星リミトに衝突して消滅してしまいましたが,その前に大気の組成や温度,軌道のズレなどのデータは取れたようです.実際,過去にラセスタ星人がすんでいたのだから狙い目は悪くなかったということですね.もう少し時間があれば,氷の下にラセスタ文明の痕跡を発見できたかもしれませんし,遺跡に残った情報を元に宇宙に散らばるラセスタ星人ともコンタクトがとれたかもしれません.そうなれば,サトルの運命もまた違ったものになっていたかも...

 考えてみるに,TPC世界では宇宙人は一方的に地球にやって来るだけで,こちらから他の星まで出かけていって外交関係を樹立することは未だ出来ていません.科学的興味以外にも他の星の文明との本格的な交流にも期待がかかっていたのではないでしょうか?惜しい所でしたね.

 ダイナの時代にはまだ超光速航法が確立していません.(「運命の光の中で」のゼロドライブ航法参照)その一歩手前のネオマキシマ航法が実用になっているのみです.ダイナの世界の宇宙の構造がどうなっているのかは情報がありませんが,おそらく通常の化学燃料を使った航法では他の恒星系に辿り着くのは時間的にも技術的にも絶望的でしょう.マキシマオーバードライブが完成したのがティガの時代.この話の10年前くらいだと思われます.マキシマが出来てすぐにテトを光速ギリギリまで加速して送り出したとしても辿り着けるのは10~11光年以内という事になります.

 我々の世界に当てはめてみると,太陽系から12光年以内の恒星は18個.このうち多少なりとも知的生命体がいる可能性があり,オズマ計画の対象になったのが,10.5光年の 52 tau Cetiと11.8光年の 18 varepsilon Eridani.残念ながら見つからなかったみたいですが...こうして見ると,ラセスタ星の話もあながち無理な設定ではないのかも.

 我々はさすがに他の恒星系に直接探査機を送り込む能力はありませんが,今でも地球外知的生命体探査は続けられています.一般の人が協力できる部分もあるみたいですね.

超光速通信

 ちなみに,劇中ではS-GUTSは,テトから情報や,トナカイ座のイリスの情報をリアルタイムで入手していました.情報だけなら光速を越えて送る事ができるような我々の知らない技術がダイナ世界ではあるようです.恐るべし.

トナカイ座のイリス

 ラセスタ星人たちが集合場所にしたトナカイ座のイリス.我々の世界の現行88星座にはトナカイ座はありません.しかし,過去に一時期設定されていた事があるようです.北天のカシオペア座と北極星の間あたりだそうです.イリスはさすがにありませんでした.太陽系内の小惑星ならイリスというのがありますけど...イリスとはゼウス神のメッセージを運ぶ女神の名前だそうですから,集合場所の名前としては幸先がいいかもしれません.

SMAPのやっているNTT東日本「FLET’S光」のCMの曲の記事を3/31に書いたら,このBlogのアクセス数がいきなり上がった.不審に思いGoogleで「光る海光る大空光る大地」と検索したらここが上位だった.折角,来てくれた人のためにオリジナル曲のデータをまとめておく.ご参考までに.

エイトマン(アニメの主題歌)
タイトル「エイトマン」
歌/克美しげる 作詞/前田武彦 作曲/萩原哲晶
歌詞:
「光る海 光る大空 光る大地
行こう無限の地平線
走れエイトマン 弾丸よりも速く
叫べ胸を張れ 鋼鉄の胸を

呼んでいる 呼んでいる 呼んでいる

立とう正義の旗のもと
誇れエイトマン 天よりも高く
ふるえその腕を 鋼鉄の腕を

燃える空 燃える風 燃える心
進め無敵の力持て
行けエイトマン 誰よりも強く
響け轟け 鋼鉄の男」

原曲収録のCDで現在入手可能なもの
CDタイトル:
「決定盤!テレビ・アニメ主題歌 オリジナル・サントラ集 昭和38年~昭和43年(1963~1968)」
発売年月日:2005/02/09
発売元:ユニバーサル インターナショナル
税込価格:?3500
規格番号:UICZ-4109/10

アニメについて.
1963(昭和38)年11月8日から1964(昭和39)年12月31日までTBS系で全国放送.最近DVD-BOX化されました.

原作漫画
8マン(平井和正 原作&桑田次郎 漫画)
最新の日本の技術では大気中なら
空中に文字が書けるようになったらしい.
もはや煙や噴水などのスクリーン代わりになるものは必要としない.

レーザーで大気を発光するまで加熱するらしい.
読売新聞に写真もあります.

ウルトラサインみたい.
下のエントリー読むには長過ぎるので短縮バージョンをつくりました.

第19話「夢幻の鳥」

脚本/武上純希,特技監督/原田昌樹,監督/原田昌樹.
------------------------------------------------------

満足度: ★★★-

鑑賞メモ

 人間や運命は前に進んでいるのではなく,ただ同じことを繰り返しているだけではないのか?そんなシンジョウマユミに対して,持ち前のバイタリティと信念を示して勇気づけようとするアスカが印象的.そして最後の黒いロングコートを着て歩み去るマユミの姿がなんだかカッコいい終わり方.

 ドラマの方は,前向きな姿を見せることで周囲を勇気づけるという王道的なストーリー...などと書こうかと思ったんですけど.むしろ,単にタクマの霊魂が再び出現して2度目の悲劇を防いだことが大きいかも.

 だけど,マユミも最最後まで傍観者だし....

 もう一つの見所といえば,後半部分.マイクロ波発電所跡地に姑獲鳥が現れてからの展開が,カット割りも含めてティガ15話「幻の疾走」をなぞるような形になっている所.「時間は前へ進むんじゃなくてぐるぐる回っているだけ」ということを不気味に暗示しています.

あらすじ

主人公:シンジョウ・マユミ

 また悲劇が訪れる...不吉な予言とともにプラズマ生命体・姑獲鳥が,日本に向かう.マユミは,かつてのカゾートに襲われ恋人タクマを亡くした悲劇が繰り返されることにならないかと悲観的になる.姑獲鳥の放った雷撃による爆発に巻き込まれるハルチカ.運命に立ち向かうように変身するアスカ.

今回の印象に残った台詞

---------------------------------
マユミ「時間はね.前へ進むんじゃなくてぐるぐる回っているだけだって聞いたことがある.だから,歴史の悲劇も繰り返されるんだって.」
アスカ「でもお,ぐるぐる回ってるみたいで螺旋階段は前より高いところに登っているじゃないですか.昨日よりも今日は良くなっているはずです.例え少しずつでも.」
---------------------------------
アスカ「おれ,絶対歴史を変えてみせます.」
---------------------------------
ハルチカ「まさか,兄貴が...」
マイ「いいえ,きっとお兄さんよ.きっといつか誰かが説明してくれると思う.魂はプラズマだとかなんだかとか.でも,今はそんな事どうでもいいの.」
---------------------------------
マユミ「歴史は繰り返す.でも,少しずつ,歴史はいい方向に変わっていくのかも.」
---------------------------------

重箱の隅

Mourning Process

 余談ですが,深い喪失感から精神的に立ち直る過程を心理学的に研究している人達がいます.そんな人の一人,J. Bowlbyによれば,

  1. 麻痺(Numbing):衝撃が大きすぎて何も感じない状態
  2. 抗議(Protest):涕泣,怒り,非難,失望,故人を思慕する強い衝動の時期
  3. 絶望(Despair):空虚感,不安や絶望を感じる段階
  4. 離脱(Detachment):故人との関係を内在化しつつ立ち直る時期
という過程を経ることが多いとか.

 ただ,マユミの場合,ティガ劇場版なかでは明るさを取り戻しヤズミといい雰囲気だったのに,その後の「夢幻の鳥」では亡きタクマの写真が飾ってあったりして統一的な解釈が難しいです.

行く川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず

 「歴史は繰り返す」は,調べてみると古代ギリシアの偉大な歴史家ツキジデスの言葉であるとか.「循環史観」というそうです.もちろん悲劇だけが繰り返されるわけではありません.

 これに対する言葉は「直線史観」とか「発展史観」あるいは「救済史観」です.背景には,西欧キリスト教的「神の摂理」や「理性」への信頼感があるのだそうです.まあ,ダイナの時代の気分は「ネオフロンティアスピリッツ」であり,広い意味での「発展史観」なんでしょう.いや,「何か何でも発展させてやる史観」というべきか(笑).

永劫回帰

 また,今回のエピソードの,過去の出来事がそっくりリピートされるという呪縛にも似た展開はニーチェのいう「永劫回帰」と「ニヒリズム」にも似ています.ニーチェ曰く,

『今のこの瞬間も、私自身も。存在の永遠の砂時計は、そしてその中の砂粒にすぎないお前も、何度も繰り返しひっくり返されるのだ。』?君は地に身を投げ出し、歯軋りをして、こう語ったデーモンを呪わないだろうか?
だそうです.(私は啓蒙書しか読んだことがなく孫引きです.)ただし,物理的には宇宙全体をひとつの系として見た場合に必ず永劫回帰するかどうかは自明ではありません.まあ,一種の比喩として捉えるべきでしょう.ニーチェの克服の仕方はアスカとは少し違うみたいですよ.

姑獲鳥の悲劇

 それにしても姑獲鳥は,かつてのカゾートIIと同じようなプロセスで退治されてしまいました.怪獣側からすれば退治されてしまうこと自体が「悲劇」なわけで,姑獲鳥はカゾートIIと全く同じ轍を踏んで「悲劇を繰り返して」しまったわけです.お気の毒...合掌.

姑獲鳥の悲劇II

 今回登場の姑獲鳥.我々の世界では元々は中国の伝説で,

能ク人ノ魂魄ヲ収ム。荊州多クコレアリ、毛ヲ衣テ飛鳥トナリ、毛抜ケテ女人トナル。コレ、産婦ノ死後化セルモノ。 故ニ胸ノ前ニ両乳アリ。喜ンデ人ノ子ヲ補リ養ッテ己ノ子トナス。 『本草綱目』
なぜ今回の怪獣を姑獲鳥にしたのかちょっと不思議...

シュードタキライト

 姑獲鳥実在の物証となったシュードタキライト.ナカジマによれば「地震で岩盤がずれるとき摩擦熱でできる「地震の化石」と言われる石なんですが,これがそうなんですが,これがα号の機体に...怪獣は地震で起こる電気エネルギーを吸うためにこの「地震の化石」を身につけてしまった.」というのが劇中の説明でした.このシュードタキライト,我々の世界にも実在します.

 電磁気・地球惑星圏学会 181号 会 報 (2003年12月15日 )の中村博士の記事によれば,

 発見当初"タキライト"とよばれる火山岩に似て非なるものだったためシュード (擬似)タキライトと名づけられました。その後の研究で、地震や隕石衝突時の剪断摩擦発熱によって岩石が熔けて急冷した際に形成されることが示され、"地震の化石"ともいわれています。つまり地球磁場環境の中で熔融急冷する点で、 シュードタキライトは古地磁気学でしばしば用いられる"溶岩"と同様に、熱残留磁化を獲得しているのです。したがって、巨大地震や隕石衝突によって形成されたシュードタキライトの残留磁化は当時の地球磁場だけでなく、地震時や隕石衝突時の瞬間的な高磁場(理論的には数ミリテスラにも達するといわれている)をも記録している可能性があり、地球電磁気・地球惑星圏学会と地質学・地震学とも関連してきます。事実、野島断層沿いのシュードタキライトは周りの岩石に比べると異常な残留磁化を示していて、このことから地震時に高電流が生成したとする仮説が提唱されています。(下線は筆者が引きました.)
ということだそうです.細かい部分はともかく,キーワードは概ね一致していますね.こちらはよく調べられていたようです.

隊員宿舎

 警報直後に既に制服を着ているカリヤ.アスカはカリヤと相部屋でした.「うたかたの空夢」では個室になっていたので,部屋割りが途中で変わった?それともあれは宿直室?他のS-GUTSの皆さんはどうなのでしょう?

プレゼント

 ハルチカの為に山のようなプレゼントを用意したマイ.以前,S-GUTSのお給料じゃ松茸も満足に食べられないと言っていたのに,えらい物量作戦.

 それにしても基地内でプレゼントの入った鞄を引きずるマイ.服の胸元が大きく開いているので,前屈みになられると目のやり場に困ります.

ウルトラマンダイナ19話(遅くなりました)

第19話「夢幻の鳥」
脚本/武上純希,特技監督/原田昌樹,監督/原田昌樹.
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満足度: ★★★-

鑑賞メモ

 人間や運命は前に進んでいるのではなく,ただ同じことを繰り返しているだけではないのか?暗い気持ちに囚われそうになるシンジョウマユミに対して,持ち前のバイタリティと信念を示して勇気づけようとするアスカが印象的でした.そして最後の黒いロングコートを着て歩み去るマユミの姿がなんだかカッコいい終わり方.

 ドラマの方はと言えば,ピンチにもめげず自ら前向きに努力する姿を見せることで周囲にも心の灯をともす,という平成ウルトラの王道的なストーリー...などと書こうかとも思ったんですけど.マユミにとっては,アスカの行動というより,むしろタクマの霊魂が再び出現して2度目の悲劇を防いだことが大きいような気がしますね.

 だけど,マユミの「停滞からの脱出」を一つのテーマとして考えているのであれば,マユミが最後まで事態をみているだけというストーリーはちょっとだけ心残り.むしろ,タクマは幽霊としては現れず,(ハルチカだけでなく)マユミも「タクマだったらどうするか」を考え,最後には勇気ある行動にでるという方がより建設的ではなかったかと思いました.最後まで傍観者ってのは...

 もう一つの見所といえば,後半部分.マイクロ波発電所跡地に姑獲鳥が現れてからの展開が,カット割りも含めてティガ15話「幻の疾走」をなぞるような形になっている所.「時間は前へ進むんじゃなくてぐるぐる回っているだけ」ということを不気味に暗示しています.この辺のシーンのティガとの対応については.「ウルトラマンダイナスペシャル 総力特集ティガ&ダイナ」の前半パートで再編集されて分かりやすい形で再録されています.興味ある方は確かめてみられるといいかも.

あらすじ

主人公:シンジョウ・マユミ

 また悲劇が訪れる...不吉な予言とともにマユミの夢に現れたプラズマ生命体・姑獲鳥が,中国の地震をきっかけに現実に出現.発電所を襲いながら,日本に向かう.かつてカゾートに襲われ恋人タクマを亡くしたマユミは悲劇が繰り返されることにならないかと悲観的になる.やがて姑獲鳥が飛来した所はカゾートが襲った地であった.タクマの弟ハルチカが皆を救うために囮となりバイクを駆る.そして事態は不気味にもカゾートの悲劇と同じ展開を見せ始める.姑獲鳥の放った雷撃による爆発に巻き込まれるハルチカ.運命に立ち向かうように変身するアスカ.

今回の印象に残った台詞

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マユミ「時間はね.前へ進むんじゃなくてぐるぐる回っているだけだって聞いたことがある.だから,歴史の悲劇も繰り返されるんだって.」
アスカ「でもお,ぐるぐる回ってるみたいで螺旋階段は前より高いところに登っているじゃないですか.昨日よりも今日は良くなっているはずです.例え少しずつでも.」
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アスカ「おれ,絶対歴史を変えてみせます.」
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ハルチカ「まさか,兄貴が...」
マイ「いいえ,きっとお兄さんよ.きっといつか誰かが説明してくれると思う.魂はプラズマだとかなんだかとか.でも,今はそんな事どうでもいいの.」
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マユミ「歴史は繰り返す.でも,少しずつ,歴史はいい方向に変わっていくのかも.」
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重箱の隅

Mourning Process

 余談ですが,深い喪失感から精神的に立ち直る過程を心理学的に研究している人達がいます.これを一般に「喪の過程」とか「対象喪失の過程」とか言うそうですが,有名な所ではJ. Bowlbyという人が提唱する段階的分類があるそうで,それによれば,

  1. 麻痺(Numbing):衝撃が大きすぎて何も感じない状態
  2. 抗議(Protest):涕泣,怒り,非難,失望などの感情と故人を思慕する強い衝動を感じる時期
  3. 絶望(Despair):周囲や自分自身を空虚なものに感じ,不安や絶望を感じる段階
  4. 離脱(Detachment):故人との関係の中で形成された価値観,目標など内在化しつつ自我を立て直す時期
という過程を経ることが多いとか.

 現実の深刻な心理過程をウルトラマンのドラマと比較するのもどうかと思わなくもありませんが,あえてマユミの場合として見てみると, ティガ15話「幻の疾走」が[麻痺→涕泣]、ティガ28話「うたかたの...」では[怒り,非難,失望→一応の離脱?],ダイナ19話「夢幻の鳥」で[空虚感&絶望(揺戻し?)→離脱]と言った感じでしょうか?

 ただ,劇中の時間軸では「うたかたの...」と「夢幻の鳥」の間にティガ劇場版が挟まり,そのティガ劇場版なかではダイゴ&レナとマユミ&ヤズミの2カップルでダブルデートしていたのに,「夢幻の鳥」では仕事場の机に亡きタクマとの2ショット写真が飾ってあったりしてとマユミの心理状態に関しては統一的な解釈が難しいです.ヤズミの方はティガ「青い夜の記憶」でもマユミのことを気にしたりしていて多少意識していたと思うのですが...ダイナの時代になってからふられたんですかね.写真飾ってなかったし...(もしや,マユミを巡る脚本家同士の綱引き?)

行く川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず

 劇中で「だから,歴史の悲劇も繰り返されるんだって.」とマユミは言っていました.「歴史は繰り返す」は人工に膾炙した言葉ですが,調べてみると古代ギリシアの偉大な歴史家ツキジデスの言葉であるとか.歴史にある種のサイクルを繰り返す傾向があるとする歴史観を「循環史観」というそうです.もちろん悲劇だけが繰り返されるわけではありません.素晴らしいことも繰り返し現れるはずです.(循環史観は古代ギリシアに限らず色々な文化圏で散見される)

 これに対する言葉は「直線史観」とか「発展史観」あるいは「救済史観」です.要するに歴史は人間の進歩の過程であり「あるべき姿」へ向かって前進していると言うものです.背景には,古くは西欧キリスト教的「神の摂理」,新しくは「理性」への信頼感,があるのだそうです.ただ,これらは歴史哲学という「ものの見方」であって,歴史の背後にある「動因」がなんであれ,現実の歴史はサイクル的な側面もそうでない側面も持っており,どちらの史観も一長一短があるであろうことは想像に難くありません.ただ,ダイナの時代の気分は「ネオフロンティアスピリッツ」であり,人の「光」への信頼感を根底に「前進」を指向しているようです.そういう意味ではアスカの「螺旋史観」もつまるところ広い意味での「発展史観」なんでしょう.いや,「何か何でも発展させてやる史観」というべきかもしれません(笑).

永劫回帰

 また,今回のエピソードでは,過去の出来事がそっくりリピートされるという呪縛にも似た展開と,マユミの虚無感とが分ちがたく結びついています.その辺に注目して調べてみたところ,避けがたく行き当たるのはニーチェのいう「永劫回帰」と「ニヒリズム」でした.ニーチェ曰く,

デーモンが君の最も淋しい孤独の中まで忍び寄り、こう言うとしたらどうだろう。『お前が今生きている、これまで生きてきた、この生を、お前はもう一度、さらには無限にわたり、繰り返し生きなけれがならない。何も新しいものはない。あらゆる苦痛とあらゆる歓び、あらゆる思念とあらゆる溜息、お前の生の言うに言われぬありとあらゆるものが些大もらさず、戻ってくるのだ、しかも全てが同じ順序で。?この蜘蛛も、木の間をもれる月の光も、今のこの瞬間も、私自身も。存在の永遠の砂時計は、そしてその中の砂粒にすぎないお前も、何度も繰り返しひっくり返されるのだ。』?君は地に身を投げ出し、歯軋りをして、こう語ったデーモンを呪わないだろうか?
だそうです.(私は啓蒙書しか読んだことがなく孫引きです.)まあ,「永劫回帰」が起きる理由をニーチェの著作では,時間は無限であるのに,世界の出来事の可能な組み合わせは有限.有限なもので無限を充填しようとすれば繰り返しが起きるはずだ,と説明されているそうです.なんだか物理でいうエルゴート仮説みたいですが,世の中にはそのような再帰性を持たない系も存在するので,宇宙全体をひとつの系として見た場合に必ず永劫回帰するかどうかは自明ではありません.まあ,「永劫回帰」は一種の比喩として捉えるべきでしょう.ニーチェ自身は「永劫回帰」のような運命を積極的に受け入れることで精神的に克服するように言っているそうです.この辺はアスカとは違いそうですね.

姑獲鳥の悲劇

 「また悲劇が繰り返される」などと夢の中でマユミを恫喝していた姑獲鳥.その夢は姑獲鳥によるものではなく,タクマがマユミに警告を送ったものらしいので姑獲鳥に落ち度はないのですが,それにしても姑獲鳥は,かつてのカゾートIIと同じようなプロセスで退治されてしまいました.怪獣側からすれば退治されてしまうこと自体が「悲劇」なわけで,そう言う意味では姑獲鳥はカゾートIIと全く同じ轍を踏んで「悲劇を繰り返して」しまったわけです.怪獣にとっては「少しずつ,歴史はいい方向に変わっていかないのかも.」お気の毒...合掌.

姑獲鳥の悲劇II

 今回登場の姑獲鳥.我々の世界では元々は中国の伝説で,

鬼神の類ナリ。能ク人ノ魂魄ヲ収ム。荊州多クコレアリ、毛ヲ衣テ飛鳥トナリ、毛抜ケテ女人トナル。コレ、産婦ノ死後化セルモノ。 故ニ胸ノ前ニ両乳アリ。喜ンデ人ノ子ヲ補リ養ッテ己ノ子トナス。凡ソ小児アル家、夜衣物を露ハスベカラズ。コノ鳥夜飛ビ来テ血ヲ以テコレニ点シテ誌トナス。 児スナハチ驚癇及ビ疳疾ヲ病ム。コレヲ無幸疳トイフナリ。ケダシコノ鳥、純ラ雌ニテ雄ナシ。七八月ノ夜飛ンデ人ヲ惑ス。 『本草綱目』
まあ,鳥と女性のハイブリットであること以外はあまり関係がなさそう.強いて言えば,死によって断ち切られた我が子との生活を思うあまり,「病的な喪の過程」に入ってしまった存在といえなくもないが,劇中ではそういうとりあげ方は流石にしていない.脚本家がなぜ今回の怪獣として姑獲鳥をとりあげたのかちょっと不思議...

シュードタキライト

 姑獲鳥実在の物証となったシュードタキライト.ナカジマによれば「シュードタキライト.地震で岩盤がずれるとき摩擦熱でできる「地震の化石」と言われる石なんですが,これがそうなんですが,これがα号の機体に...怪獣は地震で起こる電気エネルギーを吸うためにこの「地震の化石」を身につけてしまった.そして,空中でバラまいたとしたら...」というのが劇中の説明でした.このシュードタキライト,我々の世界にも実在します.

 電磁気・地球惑星圏学会 181号 会 報 (2003年12月15日 )の中村博士の記事によれば,

 シュードタキライトとは黒色のガラス質の脈状岩石で、隕石孔周辺や断層沿いでよく見つかります。この岩石は、発見当初"タキライト"とよばれる火山岩に似て非なるものだったためシュード (擬似)タキライトと名づけられました。その後の研究で、地震や隕石衝突時の剪断摩擦発熱によって岩石が熔けて急冷した際に形成されることが示され、"地震の化石"ともいわれています。つまり地球磁場環境の中で熔融急冷する点で、 シュードタキライトは古地磁気学でしばしば用いられる"溶岩"と同様に、熱残留磁化を獲得しているのです。したがって、巨大地震や隕石衝突によって形成されたシュードタキライトの残留磁化は当時の地球磁場だけでなく、地震時や隕石衝突時の瞬間的な高磁場(理論的には数ミリテスラにも達するといわれている)をも記録している可能性があり、地球電磁気・地球惑星圏学会と地質学・地震学とも関連してきます。事実、野島断層沿いのシュードタキライトは周りの岩石に比べると異常な残留磁化を示していて、このことから地震時に高電流が生成したとする仮説が提唱されています。(下線は筆者が引きました.)
ということだそうです.細かい部分はともかく,キーワードは概ね一致していますね.こちらはよく調べられていたようです.

隊員宿舎

 警報直後に既に制服を着ているカリヤ.さては制服のまま寝ていましたね.それにしても今回,アスカはカリヤと相部屋でした.「うたかたの空夢」では個室になっていたので,部屋割りが途中で変わったみたいです.それともあれは宿直室?GUTSのメンバーは(少なくともレナは),基地の中だけでなく,外にも部屋を持っていたみたいですが(ティガ「眠りの乙女」参照),S-GUTSの皆さんはどうなのでしょう?

 GUTSの基地ダイブハンガーは房総沖にあり,陸までは比較的短時間で移動できたようですが,S-GUTSの基地はどう見ても山奥.基地の外に部屋を確保するのも簡単ではないかも.それにしても,休日に買い物にでるだけでも移動時間がとんでもなくかかるのでは?まさか,私用でイーグル飛ばすわけにはいかないだろうし...

プレゼント

 ハルチカの為に山のようなプレゼントを用意したマイ.以前,S-GUTSのお給料じゃ松茸も満足に食べられないと言っていたのに,えらい物量作戦です.気合いの入り方が違うのをものがたっています.いや,ダイナ世界では我々の世界よりも松茸がとんでもなく高いのか...?う~ん(<どうでもいいですね.苦笑)

 それにしても基地内でプレゼントの入った鞄を引きずるマイ.服の胸元が大きく開いているので,前屈みになられると目のやり場に困ります.


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