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ウルトラマンダイナ

◆ 第32話「歌う探査ロボット」

脚本/右田昌万,特技監督/原田昌樹,監督/原田昌樹.
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満足度: ★★

鑑賞メモ

 ラブモスはそれなりにラブリーだし、ハネジローはマイペースで愛くるしいし、マイ隊員もかわいい.小さなお友達には、合体するTPCメカとか、ラブモスとか、ソルビーノの歌とか喜びそうな気がするけど、大きいお友達としては、どこに感情移入したものだか....う~ん.

 まあ、手動操縦と聞いて血が騒ぐ隊長は面白かったですが...

あらすじ

主人公:マイ

 土星で発見された衛星ソルビーノを探査していたTPCの人気ロボットLOVEMOSは、あるとき風に吹かれていた不思議な楽器の発する音楽を聴いて暴走してしまう.回収されたラブモスをS-GUTSが基地で調べていたがなかなか再起動しない.ラブモスが大好きなマイ隊員が愛を込めてパスワードを入力すると、偶然にもラブモスが再起動した.マイはラブモスにソルビーノであったことを訊くが、謎の歌のくだりに来たところで再び暴走.TPCのメインコンピュータを支配下に置き、TPCメカを吸収融合して怪獣化してしまう.苦戦するダイナ.

 どうしてもラブモスを救いたいマイは、リョウとカリヤがソルビーノから回収して来た不思議な楽器を心を込めて吹き鳴らし、ついにはラブモスを鎮めることに成功する.

今回の印象に残った台詞

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コウダ「お前が吹くんだ!ラブモスのICを開いたのはパスワードなんかじゃない。お前の愛がラブモスに届いたんだ!」
マイ「あたしの愛が?」
コウダ「あれが本当のラブモスか?本当のラブモスはあんなに悪い奴だったのか?」
マイ「違う!本当のラブモスはもっと思いやりがあって、がんばり屋さんで、私たちを幸せな気持ちにしてくれる.」
コウダ「じゃあ、恐れるな! 愛で一杯になるんだ!」
リョウ「しっかり.」
ハネジロー「ぱむぱむぱむ.」
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ヒビキ「お前は地上からTPCの荒鷲と異名をとった俺の操縦桿さばきでも拝んでろ.」
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重箱の隅

え、パスワード???

 ラブモス再起動に失敗して疲れ果てたナカジマの横で、マイが妄想を逞しくしながら作業を続けるシーン.「こんな長いパスワードはないか...でも、ま、いっか.」を入力したら、ラブモスが再起動してました.実はパスワードのせいじゃないのは後に判明します.でも、えっ、まさか、ナカジマ隊員は徹夜でパスワードを打ち込んでいただけですか...?いや、普通、クラッキングソフトくらい使うでしょ?謎だ...

愛知県出身、身長153cm

 ラブモスが読み上げたミドリカワ・マイ隊員のプロフィールの一部ですが、出身地が劇中で明らかになった隊員ってマイだけなんじゃ?めずらしい.ちなみに女優の山田まりやさんと同じ出身地ですね.

サイテック・コーポレイション

マイ「TPCのメインコンピュータがラブモスの管制下におかれています.サイテック社の衛星回線を使って調べました.」

 なつかしや、サイテック社と言えば、ティガ「闇を継ぐ者」でマサキ・ケイゴが経営していた企業ですね.

TPCの荒鷲

ヒビキ「ラダーOK.フラップOK.」
ナカジマ「隊長?荒鷲さん?」
ヒビキ「ん?」
ナカジマ「コンピュータ制御されていなんで気をつけて下さいね.」
ヒビキ「ははっ、目で確認すれば大丈夫だ.」
ナカジマ「頼みますよ~.」
ヒビキ「出撃!いいか、魂が抜け出ないようにしっかり口を閉じてろ.」
ナカジマ「ひ~.」
ヒビキ「この操縦桿との一体感が堪えられん!」

 なつかしや、GUTSウィング1号の勇姿!私、この機体好きです.でも、あの翼断面の形状でどこにフラップがついているのでしょう?いや、それ以前にあの翼断面では揚力も生まれないか...胴体がリフティングボディだとしてもそれだけじゃ自由に飛べないですよね.しかし、フラップというからには、少なくとも姿勢制御の一部には流体力学的な効果を使っているはず.う~ん.やはり、あの主翼の周囲には特殊な力場が発生してて空気の流れを制御しているに違いない!だからフラップも目に見えないのだ.(<勝手な脳内補完.)

ソルビーノに住んでいた?

 エンディング直前のどさくさ紛れにハネジローが遥か昔、ソルビーノに住んでいたことにされちゃってます.ハネジローって一体何歳なんだろう?



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ウルトラマンダイナ

◆ 第31話「死闘!ダイナVSダイナ」

脚本/増田貴彦,特技監督/原田昌樹,監督/原田昌樹.
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満足度: ★★★

鑑賞メモ

 ウルトラ名物の敵性ウルトラマンものです.ウルトラマンとウルトラマンが戦うという映像的なインパクトもあって,初代ウルトラマン以来、いろいろなパターンが登場してきました.人類のウルトラマンへの信頼を混乱させる目的の偽物、能力をコピーしたもの、光と闇の対になるものなどなど.もはや,エネミーウルトラマンというお題に対してどういう答えを出すかという大喜利みたいなものなのかもしれません.

 今回は,偽ダイナの真の目的は誰にも邪魔されずに本物のダイナと対戦するため.まさか,宇宙をさすらう格闘家が地球に道場破りにくるとは思いませんでした.ドラマ的には、ダイナより強い偽ダイナの出現に、アスカが自分がどういう存在なのか自ら問い直すところが見所でした.さすがに感動的なドラマとまでは行ってないとは思いますが、スタンダードな水準は十分クリアしている面白さではないでしょうか?また,ストーリー運びという点でも、少女カメラウーマンのナツミというキャラクターが登場したことで、物語が短い時間で簡潔にうまくまとまった気がします.

「いつも必死で、一所懸命で、何度倒されても諦めずに立ち向かってゆく.それがウルトラマンダイナなのに.」
とは言い得て妙だと思いました.いかにもダイナらしいし.

 映像的にも4本の巨大な剣に囲まれたリングの中での一騎打ちとケレン味もたっぷり.よくウルトラマンは怪獣プロレスを揶揄されることがありますが,ほんとに巨大なリングを作ってしまった大胆さはお見事.敵ながらグレゴール人(の人間体)もかっこ良かったと思います.トランペットの音楽も決まってました.それがやがてダイナの主題へとシフトしてゆく演出は聞いていて気持ちよいです.娯楽作品としてはそれなりによくできてますよね.

あらすじ

主人公:アスカ

 圧倒的な強さで怪獣を倒す偽ダイナが出現.驚くアスカだが、その戦いを見た群衆はカメラ好きの少女ナツミを除いて,偽物であることに気がつかない.偽ダイナの正体は宇宙を旅する格闘家、グレゴール人.最強と噂されるウルトラマンダイナと勝負するために地球に来たという.ダイナに化けていれば地球人に無闇に攻撃されることもなくダイナと心ゆくまで戦える.街を壊されたくなければ自分と戦えと,アスカに強要するグレゴール星人.勝てるかどうか不安に駆られるアスカだったが、ナツミの「何度倒されても諦めずに立ち向かってゆく.それがウルトラマンダイナなのに.」という言葉で迷いを断ち切り勝負へと向かう.

今回の印象に残った台詞

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ナツミ「違うよ.」
アスカ「違う?」
ナツミ「あれはウルトラマンダイナじゃないよ.」
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グレゴール人「私は強い戦士との戦いを求め、星々をさすらう宇宙の格闘士だ.地球にはウルトラマンダイナという最強の戦士がいると聞いてはるばる対戦を申し込みにきた.」
アスカ「なぜダイナに化けた?モンスアーガを呼び出したのはお前か?」
グレゴール人「そうだ.第四メラニ遊星の怪獣を捕獲し、改造して連れて来た.君に化けたのは、関係のない地球人との争いを避けるためだ.」
アスカ「どういう意味だ?」
グレゴール人「私が本来の姿を現せば、地球人は私を侵略宇宙人と間違え、攻撃してくるだろう.私は君のとの戦いに余計な邪魔者は挟みたくはないのだよ.」
アスカ「誰にも邪魔されず一対一の勝負を望むってわけか.」
グレゴール人「そうだ.私と戦えウルトラマンダイナ!!お互いの誇りと名誉を懸けて雌雄を決しようではないか!」
アスカ「俺がお前の挑戦を受けないといったらどうする?」
グレゴール人「新たな宇宙怪獣を呼び出し挑発を続けるまでだ.あの柱に太陽がかかるときを決闘の時刻とする.これ以上街を壊されたくなければ私と勝負することだ.ウルトラマンダイナ!」
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アスカ(俺はグレゴール人に勝てるのだろうか?...)
ナツミ「どうして皆わかんないのかな?あれは本物のウルトラマンダイナじゃないのに.」
アスカ「君は本物と偽物が判るのか?」
ナツミ「だって戦い方が違うもの.」
アスカ「戦い方?」
ナツミ「本物のダイナはあんな強さを自慢するような戦い方はしない.いつも必死で、一所懸命で、何度倒されても諦めずに立ち向かってゆく.それがウルトラマンダイナなのに.」
アスカ(そうだ.俺は俺の戦い方をすればいいんだ.俺にはそれしかない!あたって砕けろだ!)
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リョウ「つまり、あれはプロレスのリング、ってこと?」
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重箱の隅

北浦監督

 アパートの一室でゲームに興じる中年男性.演じるは北浦監督.何故かモズイに取り憑かれている.単に「合成は私の命です」を地でいったのかな?遊びとしては面白いが、やっぱりモズイは少々やり過ぎ...?


「ウルトラマンと名が付いてるんだから、当然M78星雲の奴だろうー、と思って先ずはそう書いたんだが、後から検証すると、最近はそうでもない傾向になってる、と知った。」(金子監督のフログより)

 後から検証って...そうか,金子監督はティガ~ネクサスを見ていないのですね.ちょっとびっくりしましたが、かえってそれがシリーズのリフレッシュにはいいのかも.ティガが子供の頃にウルトラマンを見て育った人が大人になって思い入れの全てを注ぎ込んで作ったようなシリーズだったのと同様、子供の頃のウルトラマンのイメージから直接派生したウルトラマンになるのでしょうか?

 何れにしても、平成ウルトラファンとしては,今度のウルトラマンは生きが良さそうで楽しみです.ラストスパートに入った現シリーズのネクサスともどもウルトラマンには頑張ってほしいものです.

 スタッフの皆さんも頑張ってください!!(このブログを見てくれているかどうか判らないけど)

 というわけで,7/2の放送開始までのワクワク感を楽しむためにウルトラマンマックス情報収集ページ(期間限定)を開設しました.どんどん記事が下へ流れてしまうブログより、一般的なHPの方が結局便利ではないかと思ったのが理由です.

 制作スタッフの皆さんのブログなども面白いし、ノッて撮っているのが伝わってくるので.リンク集も作っときたかったし.

特定の記事では
http://blog.goo.ne.jp/kajikendash7/d/20050517
http://blog.goo.ne.jp/kajikendash7/d/20050524
http://diary2.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/hasebehitomi/?Y=2005&M=5&D=21
http://diary2.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/hasebehitomi/?Y=2005&M=5&D=24
http://al.kutikomi.net/19850427/10/?o=1&nu=1
などを見ながら、7話を楽しみにしていたりする.

◆ 第30話「侵略の脚本(シナリオ)」

脚本/川上英幸,特技監督/北浦嗣巳,監督/北浦嗣巳.
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満足度: ★★★★

鑑賞メモ

 13話「怪獣工場」に登場したちょっと間抜けな侵略者、ミジー・ドルチェンコ,ミジー・カマチェンコ,ミジー・ウドチェンコの3人のミジー星人が再び登場.桜金蔵さんを始めとするおなじみのメンバーが演じるミジー星人のキャラクターにはますます磨きがかかり,見栄晴さん演じるとぼけた味の脚本家・三上とともに何度見ても飽きないコメディを作り上げています.今回はストーリーも彼らの動静にフォーカスしており,楽しさも2割増です(当社比)!見終わって「面白かった」ってすっきりするコメディでした.

 間抜けで憎めないキャラクター設定上、失敗することが運命づけられている彼らです.もちろん失敗してくれないとシャレになりません.しかし,彼が失敗する様が楽しいというよりは、彼が想像逞しく計画を練り上げ、成功を夢見,小さな成功にはしゃぎ、逆境にめげずに表情豊かに前向き(?)に生きている姿がとても生き生きとしている,そういうところが魅力であるような気がします.平成のウルトラマンの中で最も際立ったコメディキャラであるミジー星人、万歳!

あらすじ

主人公:脚本家・三上秀男,ミジー星人

 13話「怪獣工場」であえなくダイナに敗退したミジー星人は,町の片隅にある古アパートで細々と暮らしていた.故郷の星に帰る術は既になく,孤立無援の状態で貧しい暮らしぶりであったが、まだ地球侵略の夢を諦めず、いつかダイナに復讐することを心に誓っていた.そんなある日、ミジー星人のひとり,ミジー・カマチェンコがオカマバーへの出勤途中,隣人の脚本家・三上の書いたヒーローものの没脚本を目にする.そこに書かれた地球侵略のプロセスに惚れ込んだミジー星人たちは,三上の家賃を立て替える代わりに安価な地球侵略計画の立案を依頼する.新しいヒーローものの企画と勘違いした三上は地球侵略ものの脚本を書く.出来上がった脚本を実行に移すミジー星人だったが,現実が脚本通りに進むはずもなく....

今回の印象に残った台詞

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ドルチェンコ「そうだ.何よりもあのウルトラマンダイナに受けた屈辱!俺は誓った.地球侵略はもとより、あのダイナには絶対復讐してやると!」
カマチェンコ「とかいって,ミジー星に戻る手段がなくなっちゃってヤケになってるだけじゃないねえ.」
ウドチェンコ「どうせ帰れないんだから、この星に永住しちゃった方がいいよ.」
カマチェンコ「ほら,見てこのイヤリング.お客さんにもらったの~.ラブリ~っ.」
ドルチェンコ「目的を見失った馬鹿どもめが!いいか,この特殊戦闘用メカニックモンスター・コガラオンさえ完成すれば,あんなダイナごときに...ん? うわああああっ!....コガラオン...」
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ドルチェンコ「そこで三上さん.貴方の力を借りたい.あまり金のかからない地球侵略の計画書を作成してほしいのだ.」
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ドルチェンコ「大体、いいんだけど~」
三上「けど?」
ドルチェンコ「捕獲レーザーって何?」
三上「え~?何って?」
カマチェンコ「つまり,いったいどういう成分で構成されているかとか!」
ウドチェンコ「どういう化学反応で発生するかとか!」
三上「そんなにリアルに考えてるの?」
ドルチェンコ「当り前だ~っ!」
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ドルチェンコ「完璧だ.ぐすっ.かんぺきだ~.ついにダイナに復讐できるんだ.おおっ.美しい.この星も我々のものになるのだ.」
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ドルチェンコ「喜べ、ついに我々の念願が叶うときが来た.決行は本日午後1時!」
ウドチェンコ「あ,天気予報で午後からにわか雨がぱらつくって.」
ドルチェンコ「そうか,午前11時に変更.」
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ウドチェンコ「くっ.かっ.短い命だった.」
ドルチェンコ「諦めるな!まだ方法はある!」
カマチェンコ「どんな?」
ドルチェンコ「祈りましょう.」
カマチェンコ/ウドチェンコ「だめだこりゃ.」
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ディレクター「う~ん.宇宙人が脚本家を利用して侵略計画を実行するなんて...いや,しかし,よくこんな現実離れしたくだらないことを思いついたね.三上君.」
三上「はあっ.(全部ほんとだから)」
ディレクター「あ,あ,それにね.あのアルバイトの宇宙人役の彼ら.なかなかいいね.いいよっ.いいよ!」
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(撮影用カメラの前で)
ドルチェンコ「なんと美しい光なんだ.」
カマチェンコ「ホント.うるうるしちゃう.」
ドルチェンコ「欲しい.私は何としてもこの星が欲しい.」
監督「カット!」
ドルチェンコ「先生!大先生.あの,いかがでした?今の私の演技.」
監督「いい芝居だったよ!素晴らしかった.間抜けな宇宙人そのもの.」
ドルチェンコ「ま.まぬけ...」
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重箱の隅

三日月

 13話に引き続き、宇宙にかかる月は、いつも血のように赤い三日月.最早かれらのトレードマーク?

コガラオン

 起動前に壊れてしまったコガラオン.あの大きさでどうやってダイナに復讐するつもりだったのか興味津々.

ダイナ出現シーン

 本当にダイナが出現するシーン.本編とエンディングで光のパターンが違います.2パターンつくってみて,もったいないからエンディングでつかった?

台詞

(撮影用カメラの前で)
ドルチェンコ「なんと美しい光なんだ.」
ドルチェンコ「欲しい.私は何としてもこの星が欲しい.」

 最後の撮影シーンでのドルチェンコの台詞.13話で侵略に乗り出すときのドルチェンコの発言と全く同じ.


ウルトラマンダイナ

◆ 第29話「運命の光の中で」

脚本/吉田 伸,特技監督/北浦嗣巳,監督/北浦嗣巳.
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満足度: ★★★★+

鑑賞メモ

 熱く、切なくアスカ・シンらしい物語でした.

 父の遺した白銀の機体を駆り、人類初の光速突破をがむしゃらに目指すシン.周囲を固めるゼロドライブ計画関係者も男臭く、気合いが入っていました.また,回想シーンのシンとカズマの会話も印象的.それらのシーンの積み重ねがドラマのテンションを引き上げ、クライマックスの光に包まれた光速度突破シーンは感動的ですらありました.この光速度突破は人類初のBreak Throughというだけでなく,幼くして父親を宇宙で失って以来、父の影を追い求めてパイロットとなり一流の腕を持つに至ったアスカが、ついに父親を超えてその先へと突破していくという意味の重ねられており、見事でした.

 台詞回しも印象的なものが多く、音楽もダイナの燃える音楽が効果的に使われており、アスカのようなキャラを主人公とするダイナならではの盛り上がりに花を添えてくれています.

あらすじ

主人公:アスカ

 月面基地ガロアにテストパイロットして急遽招聘されたアスカ・シン.そこでアスカを待っていたのは、プラズマ百式だった.それは,シンが子供の頃、父親カズマをのせたまま消息をたった実験機.そのプラズマ百式が偶然回収された為に再開された光速突破プロジェクトであるゼロドライブ計画のためにシンが呼ばれたのだ.父親の遺した機体を乗りこなすのに苦労するシン.体力の限界の中で、少年時代の父との思い出、かつて父とともに光速に挑んだスタッフの複雑な思いなどが交錯する.その中で改めて宇宙を飛ぶ意味を見つめ直すシン.そして,シンはついにプラズマ百式を乗りこなすのに成功する.

 しかし,そのとき巨大な彗星が太陽系に接近しつつあった.地球への被害を防ぐためには彗星を太陽系外で爆破するしかない.間に合うのはガロア基地のプラズマ百式のみ.シンは、プラズマ百式に彗星迎撃用高性能ミサイルを搭載し、単身ぶっつけ本番でゼロドライブに挑む.臨界速度に達し、ゼロドライブに突入するプラズマ百式!それは、人類が初めて光速度に達した瞬間でもあった.

今回の印象に残った台詞

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アスカ「何ですか?これ.」
ミシナ「これはプラズマ百式.君のお父さん,アスカ・カズマが乗ったまま行方不明になったテスト機だ.半年前,冥王星付近で発見された.」
アスカ「それじゃ,親父も...?」
ミシナ「残念ながら,カズマの姿はなかった.シン,君はゼロドライブ計画という名前を聞いたことがあるか?」
アスカ「ええ,以前,自分なりに親父の行方を調べてみたことがあるんです.でも,判ったのは名前だけで,内容はすべて極秘扱いでした.」
ダイモン「では,教えてやろう.ゼロドライブとは現在S-GUTSで使われているネオマキシマオーバードライブを遥かに超える宇宙航法だ.秒速30万キロで宇宙を進む.」
アスカ「秒速30万キロって光の速度じゃ...」
ダイモン「そうだ.ゼロドライブは人類が光に挑む前人未到の計画だったが,カズマとプラズマ百式を失い凍結された.」
アスカ「親父はそんな壮大な計画に...親父の成し遂げられなかったことを俺がやる.」
ミシナ「そうだ,君とこのプラズマ百式でゼロドライブ計画は復活する.」
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ミシナ「なんだ,あの光は?」
ダイモン「何のことだ?こっちのレーダーには何にも見えねえぞ.」
ミシナ「カズマ,実験を中止しろ.」
カズマ「もう遅い.臨界速度に達した.それにあの光は俺を呼んでいるようだ.」
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シン「約束したのに...明日の試合は僕が投げるんだよ.」
カズマ「シン,お前が明日の試合に行かなければ皆が困るように,父さんが行くのを皆が待っている.判るな?」
シン「うん.そのかわり,帰ってきたら野球で勝負して.」
カズマ「勝負?」
シン「父さんが負けたら一日僕の言うことをきくんだ.仕事もみんな休んで.」
カズマ「ああ,漢の約束だ.父さんはすくに帰ってくる.」
シン「うん!」
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整備士「ここでは実力しか通用しない.悔しと思うんだったら,早くこいつを乗りこなすんだな.」
シン「ああ,やってやるぜ.親父になんか負けてたまるか!」
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ダイモン「今のお前にはこいつは乗りこなせん.何故か判るか?体力の限界では精神力がものを言う.なのにお前は,親父に勝つだの負けるだの,んなちっぽけなことにこだわっている.親父はなあ!カズマは,もっと大きなものの為に飛んでいた.俺たちの夢も託せるでっかいもののために!空を飛ぶ意味をもう一度考えろ.」
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ダイモン「シン,お前は何のために飛んでいる...?」
シン「俺は,俺は,前に進むためだああああっ.」
オペレーター「プラズマ百式,持ち直しました.」
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ダイモン「シン,そうか,君がシンくんか?」
シン「はい.」
ダイモン「君のお父さんが...」
シン「帰ってきたの!?」
ダイモン「事故にあったんだ.」
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シン「プラズマ百式で発進準備をしてください.」
ダイモン「駄目だ.ゼロドライブは必ず成功するとは限らん.」
シン「じゃあ,貸してください.俺が勝手に行く!」
ダイモン「馬鹿を言うな!」
シン「いやだなあ.班長が言ったんじゃないですか.もっと大きなもののために飛べって!今がそのときです.」
ダイモン「シン!」
シン「俺は必ず帰ってきます.班長を殴り返すためにもね」
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シン「ダイモンには怒鳴られるかもしれないけど,おれ,やっぱり親父と勝負がしたい.きっとこれが親父と勝負できる最初で最後のチャンスだと思うんです.心配しないでください.おれ必ず帰ってきます.」
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オペレータ1「交信アウトします.」
オペレータ2「プラズマ百式ゼロドライブ突入!」
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シン「父さん...父さんは宇宙を飛んでて怖くないの?」
カズマ「怖いさ,とても怖い.でもな,父さんは必ず帰ってくる.」
シン「うん.」
カズマ「次に空を飛ぶために,その次に空を飛ぶために.」
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シン「親父...おれ,生きてるぜ.」
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西暦2018年、アスカ隊員の活躍により、ゼロドライブ航法は飛躍的に進んだと言われている。
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重箱の隅

燃える展開の話でしたが、今回は脳内補完するのがとっても大変でした.(ていうか,脳内補完しきれてないし.)

反応

アスカ「月面基地に出向!それっ,それってクビですかあ?」

 この台詞のシーン.他のメンバーがアスカを心配する表情がそれそれで面白いです.コウダ隊員は眉をハの字にしていたりしますし,リョウは終止憂いに満ちた表情だし,マイは最後に「クビ」という言葉に反応して表情が曇ってました.ナカジマとカリヤはびっくりしたままでしたが....やっぱり,アスカ,愛されてますよね.

いくら何でも

整備士「どうした?」
アスカ「この機体,安全装置の類いが全くついていないですよ?」
整備士「余計な装置をつけるなら全てゼロドライブ注いでくれってのがカズマの主張だった.」

 コクピットを見ると,安全装置どころかシートにクッションはなく鉄骨がむき出しです.ちょっと高速に近い領域で下手に加減速したら骨折しますよ.乗り心地とかそういう問題じゃないと思うんですが...それに,メータの類いはほとんどアナログの針メータ.むむ...まさかゼロドライブ領域ではデジタル表示の信頼性がない?やっぱり一昔前の戦闘機みたいに電源が根こそぎ落ちることを想定しているでしょうか?怖い機体だ.

 なんか過度に昔気質の機体ですが,自分の腕をとことんまで信じて危険なテストに挑むカズマの人となりが判って密かに燃えるシーンです.機体に関しては、できればもう少し細かい設定を作ってくれるともっとよかったんですが....どうしてパイロットに過度な負担がかかるのか今ひとつ判りにくいですよね.まあ,贅沢な要求というもの.

ファイナルメガランチャー

ダイモン「ファイナルメガランチャーはな,地球へ飛来する巨大隕石爆破を想定して造られた高性能ミサイルだ.惑星の近くでは使うわけにいかん代物だ.扱いにはくれぐれも注意しろ.」

 ここでファイナルメガランチャーがTVシリーズ初登場です.今回のターゲットは直径200kmの彗星.200kmといえば東京-大阪間の半分(直線距離)に相当します.(静岡と愛知の県境付近)これを2発のファイナルメガランチャーで粉砕してしまいます.凄い威力.その割にはミサイルの大きさは小さい.原爆か水爆の可能性も捨てきれませんが、ひょっとすると反物質爆弾?マキシマで反物質を燃料にしていますから、爆薬に使う可能性もありますよね.でも,34話「決断の時」に名前だけ登場した時はえらく威力が少なめ. 小威力のものも開発されてたようです.

Faster than Light

 アインシュタインの相対性理論により,単純に加速を重ねただけでは通常の物質は光速度を突破することができないことが示されて以来,さまざまなアイデアが考案されてきました.いま我々の世界で理論的に多少なりとも見込みがあるとされているのは,ワームホールを使う方法やワープフィールドを展開する方法.しかし,どちらも時空を人為的に自在に歪曲する技術を前提としています.もちろん,我々にはそのような技術はおろか,その方法論すらない状態です.FTL(Faster than Light=光速度より速い)航法の前に,人類は少なくとも重力を自由に操れるようにならないといけません.これすら今の科学技術では無理.また,方法論が見つかったとしても、時空を歪曲するのに必要と思われる膨大なエネルギーをどこから調達するのかも問題となると言われています.いまのところちょっと絶望的ですね.ダイナ世界の技術には逆立ちしても追いつきそうにありません.

天文単位の壁

 太陽系に飛来する直径200kmの彗星.地球に被害を及ぼさない爆破限界距離が40天文単位だという.太陽-冥王星の距離がおよそ39.5天文単位.だから,太陽系の外と言うわけです.

 ここでちょっと計算.1 AU(天文単位のことをAUと書く)=149597870660 mこれは地球軌道の長半径.
 爆破限界距離40 AUを,東京ドーム球場のホームベースからセンター方向スタンドまでの距離122mに例えると,200kmの彗星は0.0041 mm(4.1ミクロン!),直径は12742kmの地球の大きさは0.260mmになる.10000回投げても当たりそうにない.とんでもなく精密な衝突コースをとっていたことが判ります.また,爆破された彗星の破片が飛び散っても,40 AUを走破して地球に近づくまでにはさほど広がらないと見積もられています.(でないと,破片が地球にぶつかる心配をする必要がない.)何しろ40 AUが爆破限界距離ギリギリなのですから,飛び広がる速度が判らないからなんとも言えませんが、40 AU以下の距離では破片が広い範囲に飛び散る前に地球に近づくということですから相当速い速度だったと言えます.

 まあ,天文単位の定義などが我々の世界と同じたとしてもうちょっと計算.
 40 AUを走破するのに光速で5.5時間.ゼロドライブでかかる時間です.ところで,劇中では地球からS-GUTSがイーグルでアスカを迎えにいってました.データ本「ウルトラマン画報(下)」ではガッツイーグルの宇宙での速度はマッハ50とあります.この速度だと40 AUを走破するのに11年以上かかります.これはあり得ないですね.発見されたアスカの機体は彗星の破片と相対速度がほぼ0でした.慣性がついた彗星の破片がかなり高速でまだ地球に近づいていたのでしょうか?その場合、今度はガッツイーグルの加速力を上回る相対速度のアスカの機体とどうやってランデブーするのかという問題に出くわします.さらに,ガッツイーグルの加速力を上回る彗星の破片をどうやってかわすのかというのも深刻な問題です.明らかに劇中の描写と比べて不自然です.やはり,イーグルの速度がマッハ50というのが間違っているのでしょう.いくら円谷監修でもデータ本の数値は当てになりません.だから私は思うのです.ウルトラに関しては決して本のデータをそのまま信じてはいけないと...

流れる星空

 ダイナやコスモスでは宇宙船やウルトラマンが高速で宇宙を飛ぶシーンで,たまに星空とおぼしき光点が後方へ流れる描写を見かけることがあります.しかし,よく考えると、これが本当に星(恒星)であるはずはありません.星が後ろに流れてしまうということは,即、恒星間航行していることになります.(スターボウ現象で前方に星が集中してみえることは亜光速ではあり得えますけど,後ろに流れるんじゃどうしょうもない.)太陽系内を飛び回っているわけですから,あれは実は恒星ではなく、氷の粒や光を反射する塵の類いなんだと考えて納得するしかありません.しかし,それはそれで危険ですよね.高速で石つぶてが飛んでくるわけですから...う~ん,宇宙船きっと頑丈なんですよ.きっと(笑)

まさか,いい迷惑?

 彗星に乗ってはるばる太陽系にやって来た今回の怪獣.ミサイル攻撃を受けるまで地球の存在を知りもしなかった可能性もあります.球場のたとえでいえば,ホームベース近くの0.26mmの砂粒を外野から発見するようなもの.とすると,地球なんて無関係にのんびり宇宙を旅していたら、いきなり爆撃をうけて住処を破壊され、怒って反撃したら銀色の巨人にやられてしまったなどということではなかったかと少し心配.まあ,人類側にほとんど選択の余地はないんだけど,不幸な「事故」であった可能性はありますよね.


ウルトラマンダイナ

◆劇場版「ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち」

脚本/長谷川圭一、特技監督/小中和哉、監督/小中和哉.
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満足度: ★★★★

鑑賞メモ

 これまでのダイナでは,どちらかと言えばアスカの前向きな姿が周囲を引っ張っていく展開が多かったような気がしますが(「クラーコフ浮上せず」など例外もあり),今回は逆に,アスカが一人ではないことを改めて学び,周囲から力をもらう話です.アスカが本当の意味で「光を継ぐもの」なる話.

 劇中でウルトラマンの本質が人の光であることが示唆されます.それは単に皆が祈るとパワーアップするとかいう即物的な現象のみを指しているのではなく,人がたとえ逆境にあってもなお,よりよい未来を手にするために懸命に努力する姿,それが周りの人の勇気を呼び起こして希望へとつながっていく,それぞれが力を尽くすことで励まし励まされ支え合う力となる.そういうことだと思います.そんな健全な在り方が素直にいいと思えるウルトラマンらしいさわやかな映画でした.ティガ・ダイナ共通のテーマである「人の光」について,ダイナらしくストレートにまとめた話だったと思います.

 ついでに言うと,見ている我々もこのウルトラマンという作品を見ていることで,心が少しだけ暖かくなり活力を取り戻せるような気がします.そして,そういう視聴者が少なからず存在することでウルトラマンという作品自体もエネルギーを得ているのではないでしょうか?そういうのもある意味「人の光」ですよね?劇中ではイルマが「誰の中にもある人の光を輝かせる力がティガにはあった」という趣旨の発言をしていますが,実際,ティガやダイナという作品自体にも,見るものに元気をくれる力がある,あるいは少なくともそうあろうとする姿勢はあるような気がします.その辺もティガやダイナの魅力ではないでしょうか?


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 映画らしく,特撮も豪華でした.様々な見せ場があって飽きさせません.また,積極的にCGを取り入れようとしています.この当時は,CGのシーンでは質感の表現には難がありますが,動きは初期の頃と比べると格段によくなってきていますね.今回は,質感の問題は動きを速くし,カット割りを工夫することでカバーしていますから印象は悪くありません.

 本編では,アスカの脇を固める新旧両隊長がすばらしかったと思います.久々にイルマ隊長を見れたことにも感動.また,ゲストのキサラギ博士役の杉本さんも重要なシーンをきっちりとこなし,物語を支えてくれています.

 ストーリーもテンポよく,ツボを押さえた展開だったと思います.ただ,欲を言えばS-GUTSのメンバーにももう少し個性を発揮できるシーンが欲しかった気がします.また,アスカにしても無茶だけどひたむきな魅力を感じるシーンがないのが多少食い足りない点ですかね.(音楽で言えば「目覚めよアスカ」がハマるようなシーン)とはいえ,そういう入りきらなかった部分はこの後のTVシリーズ後半で解消されていきましたから,あまり文句をいうのは酷かもしれませんね.

あらすじ

主人公:アスカ

 TPCの電脳巨大戦艦プロメテウスはネオマキシマ砲を搭載し、怪獣を一撃で粉砕する破壊力を秘めていたが、モネラ星人に奪い取られてしまった.アスカ=ウルトラマンダイナはプロメテウスが変形したデスフェイサーに立ち向かうが、デスフェイサー/プロメテウスの電脳にはアスカの記憶が移植されており、完全に動きを読まれて敗退してしまう.

 アスカは強大なプロメテウスの力に恐怖を感じるとともに、腰が引けた戦闘をしたためにマイ隊員が重傷を負ったことで自分を責めていた.再び立ち上がるために模索するアスカは、やがてデータベースの中にかつてティガと共に闘ったイルマ隊長のファイルを見つける.イルマを訪問し、尋ねるアスカ.「もし出来るなら、俺はティガに会いたい.会って色々訊きたいんです.何故、そんなに無敵だったのか?どうして世界を闇に包み込むような強大な敵を倒せたのか.」イルマはダイゴのことは教えず「ティガはもういないの.だから二度と会えない.」としながらも、かつてティガの強さの秘密は、たくさんの人の力を引き出し共に闘えたことにあると諭す.アスカは我にかえり再びデスフェイサーに立ち向かう決意を固める.「試合はまだ終わっちゃいない.俺は自分だけ勝手にマウンドから降りようとしていたんだ.」

 再起したアスカ/ダイナはデスフェイサーを粉砕することに成功する.しかし、次に出現したクイーンモネラに捕らえられ、そのままエネルギーが尽きて行動不能になってしまう.人々が絶望に陥る中、S-GUTSとGUTSウィングで出撃したイルマだけが諦めずに戦闘を続けていた.シェルター内のキサラギ博士は、決して諦めない子供の姿に希望を取り戻し人々を励ます.「でも諦めちゃ行けない!ここで希望を捨てちゃ行けない.こんな小さは子だってまだ勝利を信じているのに、何もせずに終わっていいはずはない!」

 シェルター内の人々は再び勇気を取り戻す.そして、一人の少女が立ち上がる「私も、私も光になって闘えた.ティガと一緒に.」次々に立ち上がる少年や少女.「思い出した.あれは夢じゃなかった!」.子供「たって!もう一度立って!ウルトラマン!」.人々から立ち登る光.光は結集しウルトラマンティガが蘇る.ティガにより蘇生したダイナ.2人のウルトラマンは強力なパワーでクイーンモネラを打ち破った.

 勝利のあと、ティガとダイナの光が一つに溶け合いアスカへと収束していく.

今回の印象に残った台詞

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ヒビキ「どっちが強いかなんてことは,この際問題じゃない.ただ...」
キサラギ博士「ただ?」
ヒビキ「人間が持つにはちょいと危なすぎる玩具じゃないかと....」
キサラギ博士「ふっ.時代は常に先へと進むのです.プロメテウスは必ずや人類の新しいシンボルとなるでしょう.」
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ヒビキ「私にはこれがネオフロンティア時代を人類が進むために必要なものとはどうも思えないんですがね.」
ゴンドウ参謀「何を言ってる!これこそ必要な力だ!プロメテウスが完成し量産されればS-GUTSも危険を冒して戦う必要すらなくなる.」
ヒビキ「人間は自分自身の力で困難に立ち向かうからこそ,正しい道を見失わずに済むんです.こんなものに頼り切って...」
キサラギ博士「ウルトラマンダイナなんかに頼る方がよほど危険だと思いますけど.」
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キサラギ博士/モネラ星人「ただいまより本計画の正式な始動を宣言します.人類はその守護者,ウルトラマンダイナの敗北を見ることで,自らの無力を思い知る必要があります.その手段として我々は最もふさわしい方法を選択しました.それは,愚かで無意味な地球人類のシンボル,プロメテウスによる滅びです.我々はモネラ星人.キサラギと呼ばれる物体を利用し,あなたがたと会話しています.人類に我々と対等に話す資格などありません.あなたがたに許される唯一の行為は,これからお見せする我々の新しい玩具に恐怖し絶望するだけです.」
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キサラギ博士/モネラ星人「完全なる抹殺です.人類の代表に我々のスケジュールを伝えます.明日の正午,K3地区より人類抹殺を開始.おそらく一週間以内にはすべての文明を抹殺させる予定です.質問は認めません.あなたがたの存在そのものが我々にとっては目障りなのです.人類に存在する意味などない,それだけのことです.いかなる抵抗も無駄です.以上で伝えることは終了しました.用済みのこの物体はお返しします.」
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ヒビキ「よくわかんねえがな.お前の言っていることはな,自分の力だけで勝とうとしている奴の典型的な負け方だ.要するに自滅だ.」
アスカ「自滅?」
ヒビキ「アスカ,お前,ピッチャーのマンウンドがなぜ高くなっているか考えたことあるか?ピッチャーは孤独だって言うが,俺はそうは思わねえ.マウンドの中央が高くなっているのは仲間にその背中がようく見えるようにだ.頑張れ!負けるな!そんなみんなの声援が一番届く場所なんだ.」
アスカ「おれ,きっとピッチャーに向いていないんです.」
ヒビキ「明日の正午,TPCの総力を以て敵と決戦に臨む.ダイナでさえ勝てなかった相手だ.はっきり言って厳しい戦いになるだろう.だが俺は人間の勝利を信じている.」
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少年「駄目だよ.そんな弱虫でよくS-GUTSに入れたね.僕が隊長なら兄ちゃんクビだな.」
アスカ「ホント.そうだなあ.それ,ウルトラマンダイナ?」
少年「違うよ.ウルトラマンティガ!」
アスカ「ウルトラマンティガ.」
少年「僕のお兄ちゃんがね.宇宙飛行士の学校に行くときね.ぼくにこの人形をくれたんだ.これをもっていればきっと光りになれるって!」
アスカ「光?」
少年「ティガは光なんだよ.だからどんな強い敵にも絶対に負けなかったのさ.」
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イルマ「もし会えたなら,きっとこういうでしょうね.俺は決して無敵なんかじゃないって.」
アスカ「え...」
イルマ「ティガが勝てたのはその本質が光だったから.それは誰の中にもある.もちろん貴方の中にも.たくさんの人の光を輝かせる力がティガにはあった.だから、どんな恐ろしい敵にも立ち向かっていけた.」
アスカ「たくさんの人の光...」
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アスカ「試合はまだ終わっちゃいない.俺は自分だけ勝手にマウンドを降りようとしていたんだ.」
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ヒビキ「たとえウルトラマンがいなくなってもな、俺たちが諦めてどうするんでい.人間が頑張らないでどうするんだあ!」
リョウ「たとえ勝ち目がなくてたって...」
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少年「お兄ちゃんが言ったんだ!僕もきっとなれるって!最後まであきらめなければ皆が光になれるって!」
キサラギ博士「私もなれるかな?私も光になれるかな?」
少年「きっとなれるよ!」
ゴンドウ参謀「バカらしい!何を言っているんだ.」
キサラギ博士「人間は不完全な生き物.私にはどうしてもそれが許せなかった.」
ゴンドウ参謀「その通りだ.だから人間の無駄な感情を切り捨てた究極兵器を作ろうと.」
キサラギ博士「でもそれは間違ってた!心を持たない力は結局,人間の敵にしかなり得なかった!大切なものを見失った報いだったのよね.でも諦めちゃ行けない!ここで希望を捨てちゃ行けない.こんな小さは子だってまだ勝利を信じているのに、何もせずに終わってしまっていいはずはない!まだ,きっとできることがあるはずよ.人間は決して無意味な存在なんかじゃない.自分の力を信じればきっとあの怪物を倒すことができる!」
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アスカ「これが、人の光...光、こんなにたくさんの光がティガを支えていた.皆がウルトラマンと一緒に闘っていたのか!」
少女1「私も、私も光になって闘えた.ティガと一緒に.」
少年2「思い出した.あれは夢じゃなかった!」
少女2「私も光に」
少年2「頑張れウルトラマン!」
キサラギ博士「みんな!」 少年「立って!もう一度立ってウルトラマン!」
(人々から立ち登る光...)
キサラギ博士「光...」
ゴンドウ参謀「まさか!こんなことが...」
キサラギ博士「人は光になれる...」
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キサラギ博士「勝てたね.人間の光が...」
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ヒビキ「いやあ,さすがに今回はちいとばかりしんどい戦いだったな.」
イルマ「でも,すばらしい戦い方でしたよ.」
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(S-GUTSのメンバーにもみくちゃにされるアスカを見ながら)
イルマ「光を継ぐ者か...」
ヒビキ「えっ?」
イルマ「ヒビキ隊長、とてもいい部下をお持ちですね.」
ヒビキ「はい!」
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重箱の隅

ネオマキシマ砲

ゴンドウ参謀「エネルギーを最大レベルで撃ち出せば小惑星程度なら完全に破壊できる.」

とはネオマキシマ砲の説明ですが,ファイナルメガランチャーも対小惑星兵器ですよね?実際,ダイナ29話ではファイナルメガランチャーも直径200kmの彗星を粉砕しています.つまり,ゴンドウ参謀は広く配備済みの既存兵器と同等の働きをするようなこと言っているわけで,自慢の仕方はあんまり適切じゃありませんね.でもまあ,ダイナの最終回を見る限り,ファイナルメガランチャーよりもネオマキシマ砲の方が威力がありそうな扱いです.ってことは,本当の威力はクリオモス島の地表を粉砕したくらいでは収まらないはず.あれでも手加減していたんですね.

自動化

 完全に自動化された空中戦艦プロメテウス.なんだかハナから禁断の兵器扱いですが,よく考えると別に武装が強力なのがいけないのでも,自動化されているのがいけないのでもないと思います.高い戦闘力というだけならウルトラマン自体がそうですし,怪獣に自力で対処できないよりはマシです.(相手にジャックされたのは問題ですが.)自動化も人的な被害の防止を考えれば当然です.我々の世界でも危険な活動にロボットを使おうとする試みは随所に見られますし.そういう意味ではゴンドウ参謀もあながち間違ってはいなかったのでしょう.

 じゃあ,何が問題だったかというと,戦艦プロメテウスを手にした者の心の変化だったのではないでしょうか?キサラギ博士が「大切なものを見失った報いだったのよね.」と言うように,力に溺れて人間の原点にある心に思考が向かなくなったことだったような気がします.精神主義だけで現実はいかんともしがたいのは確かですが,逆に即物的な力のみに頼った心の在り方は危険でもあり,また一旦ピンチになるとあまりにも脆いということじゃないでしょうか?要はバランスですよね.

 プロメテウス事件で手痛い失敗をしたキサラギ博士とゴンドウ参謀.2人はTV最終3部作ではきわめて重要な局面で再び登場します.要注目です.

ピッチャー

ヒビキ「マウンドの中央が高くなっているのは仲間にその背中がようく見えるようにだ.頑張れ!負けるな!そんなみんなの声援が一番届く場所なんだ.」
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(ダイナTV1,2話より)リョウ「野球は一人きりの力じゃ絶対に勝てない.私たちS-GUTSもそれは同じよ.」
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一人で突っ走り,チームのことを忘れがちなアスカ.2話でリョウに言われたことと同じことを,今度は隊長に言われてます.まあ,性格なのでなかなか直らないのはしょうがないですね.簡単に直るものなら学生時代に野球をやっている間に直ってますもんね.一人で戦うなと言われても,アスカにしてみれば実際どうすれば良いのか困ってしまうのかも知れません.以外とそういうとこ,不器用ですものね.


ウルトラマンダイナ

◆ 第28話「猿人の森」

脚本/武上純希,特技監督/佐川和夫,監督/児玉高志.
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満足度: ★

鑑賞メモ

 えーと.この話,途中まではそれなりに面白かったんですが,私は最後のまとめ方で「???」となってしまいました.だから,今回の私の満足度も厳密には???です.

 劇中では,巨大猿人と人間二組のカップルが出てきますが,どちらも男性(オス)の方が,女性(メス)にいいとろを見せようとして乱暴なことをします.猿人の方は,そのままオスが乱暴な強さを見せつけることで穏健な性格だったメスのハートを射止めますが,人間のカップルの方は,男性が女性に蹴り倒されることで反省し,穏健路線に転じて女性の心をつかみます.その騒動に巻き込まれたアスカがどちらの男性(オス)にもボコボコにされてしまうわけですが,ここまでは猿人と人間の対比も効いていて大変面白い.

 で,最後はこの対比を受けてどういうまとめ方をするのか期待しながら見ていたんです.が,結果は,男性の隊長から見ると,男は女にいいところを見せようとして振り回されてしまうということであり,女性のリョウから見ると,女を振り回すような強い男がいなくなっただけだということであるようです.しかし,それだけでは一連の出来事から男女のコミュニケーションの傾向をそれぞれの視点で切り出してきたにすぎません.それに対して何を思いどう感じるのかということが示されないまま終わってしまったような気がして少し残念です.

 人間に限って言えば,リンはソウを蹴り倒し,リョウはアスカをぶん殴って,アホなことをする男を力づくでコントロールしています.まさか,強い女性が登場してきたことへの男性の揶揄と原始的な野生への憧れを表現したかっただけってことじゃないですよね?

 もし,国語の問題で,「この物語で作者が言いたかったことは何であるか述べよ.」と出題されたら,皆さんはどのようにまとめますか?

 オスのメスへのアピール戦略や,メスのパートナー選びの基準は最近の動物行動学のトピックの一つで,それを人間に当てはめた場合の解釈などを扱った啓蒙書(学問的妥当性には議論の余地あり.学問的ギャグとしてならかなり面白い.)もあるので,それらと対比して何か感想を書こうかとも思ったんですが,私には現時点で「作者が言いたかったこと」が不明瞭なんでやめておきます.それらの啓蒙書に興味のある方は,こちらへどうぞ.

ミニハネジローはGood!

あらすじ

主人公:アスカ,ギガンテス,リン&ソウ

 ウルトニウム鉱石の採掘予定地に巨大な猿人ギガンテスが出現.二つの個体のうち,小型の方は友好的だが,大型の方は攻撃的.開発を急ぐソウは,女性科学者のリンの意見を無視してギガンテスを駆除しようとする.しかし,ソウが小型ギガンテスを捕らえたため,怒り狂った大型ギガンテスに開発施設を破壊されてしまう.アスカは小型ギガンテスを森に返そうとするが,承服できないソウに叩きのめされてしまう.実はソウは功績を上げてリンにプロポーズしようと考えていた.我を張るソウを一撃の蹴りでノックアウトするリン.その隙にアスカは小型の猿人を解放する.

 しかし,大型の猿人はそれだけでは収まらない.実は,大型の猿人はオスで,メスの小型の猿人に強さを見せつけてプロポーズしようとしていたのであった.そのことにカリヤが気付く.ダイナに変身したアスカは,わざと雄ギガンテスに負けてやることで,オスのギガンテスのプロポーズを成功させる.一方,ソウは反省し,リンの主張するギガンテスとの共存路線を受け入れることで関係を修復した.

 事件後の司令室で,「男性はいつも女性に振り回される」と言うヒビキ隊長に,リョウは「女性を振り回すだけの強い男がいなくなっただけだ応じる.そこでアスカは,リョウにぴったりの逞しいお見合い相手としてオスのギガンテスの写真を見せる.リョウに渾身の右フックを食らうアスカ.

今回の印象に残った台詞

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アスカ「なるほどね.男は女の子にいいとこ見せたがるもんだ.あいつ,計画を成功させてあんたに認められたいんだよ.」
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ソウ氏を一発KOした女性科学者リンに助け起こされて, アスカ,ビビりつつ「あ,はい.自分で..,はい.」
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カリヤ「ひょっとしてあいつら,大型と小型の別の猿人なんじゃなくて,同じ種類の猿人のオスとメスなんじゃないでしょうか?」
ヒビキ「そうかあ.男の子が女の子に自分の魅力をアピールするように,あいつも自分の強さを見せつけているのか.」
カリヤ「ええ,おそらくオスがメスにプロポーズしているんです.」
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カリヤ「メスの気持ちが自分に向くまでオスは暴れ続ける.ダイナ!勝っちゃだめなんだ!」
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コウダ「ギガンテスも俺たちも一人の女性に振り回されたってわけか.」
ナカジマ「身につまされるなあ.」
ヒビキ「へへっ,ま,いつの時代も男は女に振り回されてしまうもんだ.」
リョウ「女を振り回すような強い男がいなくなっただけですよ.」
マイ「そうですよね~.乙女はいつだって逞しい殿方に振り回されたいもんです,ブンブンって~」
アスカ「いましたよ.リョウにぴったりの逞しいお見合い相手.」
ギガンテスの写真をみせる
リョウ,アスカに渾身の右フック!!
アスカ「ジョークです....」
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重箱の隅

カリヤ

 巨大猿人らしき生命反応を確認して,

カリヤ「動いている!動いているぞ!」
とやたらわくわくしているカリヤ.よほど興味を引いたんでしょう.このあともカリヤは猿人について鋭い分析を見せています.前回の謎解き役はナカジマだったが,今回はカリヤでした.彼の興味は考古学や文化人類学だけじゃなく,自然人類学にまで及んでいんですね.まあ,自然人類学から得られる知見は人間の文明や文化のルーツを探るのにとても参考になりますから,不思議ではありませんが,さすかです.

アウストラルピテクス・ギガンテス

カリヤ「人類の祖先は旧人,原人,そして猿人へと遡れます.このアウストラルピテクス・ギガンテスは人類の祖先の道具を使う小型の猿人に追われ,100万年前に絶滅したと言われる大型の猿人の一種です.」

 某ゲームにでてくるホモ・ギガンテスとは無関係.ちなみに我々の世界にはホモ・ギガンテスもアウストラルピテクス・ギガンテスも実在したことはありません.(念のため)

 最近の我々の世界の自然人類学の話をネットで調べてみると,猿人が出現したのが600~500万年前.猿人は少なくとも5つの属があったらしい.その中の一つの属がアウストラルピテクス.アウストラルピテクス属もいくつかの種に分かれていたとのこと.(しかし,我々の世界にはアウストラルピテクス・ギガンテスは存在しません!)アウストラロピテクス属の特徴は華奢だったそうです.250万年前頃に頑丈型猿人のパラントロプス属(ギガンテス程でかくありません!)が出現した頃にアウストラルピテクス属が消滅.
 一方,300~200万年前にアウストラルピテクスの一種から、初期ヒト属(ホモ属,原人や旧人を含む)も誕生.しばらくパラントロプス属と共存するも,約100万年前頃パラントロプス属は絶滅.ホモ属によると思われる「オルドヴァイ文化」と呼ばれる初期の石器群(250万年前~120万年前)も確認されている.そして,20~15万年前にアフリカでホモ属の中からホモ・サピエンスが誕生.5万年前頃ホモ・サピエンスがアフリカを脱出.世界に広がってゆく.(アスカパパの話に出てくる「山を上った人類」に対応か?)

 カリヤの語るアウストラルピテクス・ギガンテスの100万年前の絶滅は,我々の世界のパラントロプス属の絶滅に対応しているのかも知れません.いずれにしてもティガで語られた超古代文明は3000万年前ですから,アスカたち現生人類は超古代人を直接の祖先としていない可能性が出てきました.もっとも,ダイゴは超古代人との遺伝的にも運命的にもつながりがあるようですから話は単純ではなさそうです.現生人類への進化の過程で超古代人の残滓の介入があったのか...何か語られていない謎がありそうですね.

第3のエネルギー

 ところで,いままでTPCワールドではいつもは液体状の「高純度エネルギー」がメインで,他には「太陽光マイクロ波発電」(カゾート事件以来中止)くらいでした.何となくクリーンエネルギー指向であるような感じがしていたんですが,ここにきてウルトニウム鉱石がエネルギー源として登場.ウルトニウムは危険な廃棄物は出ないのかな?,それとも,ネオフロンティア時代に入ってエネルギー危機が目前となって選択の余地がなくなったのか....(注:ウルトニウムは我々の世界にはありません.)

ウルトラマンティガでムナカタを演じた大滝明利さんが
出演する舞台が今週あるとの情報が寄せられました.

『グレートエスケープ』
5月19日(木)~22日(日)@銀座小劇場(03-3562-5510)
平日19:30~・土曜15:00~と19:30~・日曜15:00~
前売り3300円(全席指定)
詳しくは鬼界浩巳事務所HPまで
http://www.fiberbit.net/user/kikai/

映画『大脱走』をモチーフにした
脱走アクションコメディー

「大滝さんは強制収容所の所長と、
謎の軍隊の鬼将軍を演じます。快演かつ怪演です!」
とのこと.

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映画『大脱走』ってスティーブ・マックイーンが
ドイツ軍の収容所から脱走してバイクで疾走したあの映画ですよね.
国境を超えられた人はボートの人でしたっけ?
懐かしいなあ.

でも,私は都合により見に行けません.残念.
マックス関連ちょっとメモ

追記:マックスに関してはこちらに別ページを作りました.ご覧ください.

宍戸開さんのページより,
「ウルトラマンマックス」
7月2日スタート 7:30~8:00放送 全39話

梶研吾さん「ウルトラ監督日記」を始められました.

第1話「ウルトラマンマックス誕生!」
脚本=梶研吾&小林雄次
           監督=金子修介
           特技監督=鈴木健二
     四つ足の新怪獣=グラリゴン。(グランゴン?)
     二足歩行=ラゴラス。
第2話「怪しいペット」
      脚本=梶研吾
     監督=金子修介

第3話・・・脚本=川上英幸
第4話・・・脚本=梶研吾&林壮太郎
      監督&特技監督=村石宏實 

第5話&第6話
      脚本=たけうちきよと (竹内清人)
      監督=栃原広昭
      特技監督=鈴木健二
初代ウルトラマン「怪獣無法地帯」の怪獣島をヒントにした前後編.
レッドキング,ピグモン、プラス新怪獣二体が登場

第7話 「星の破壊者」
     脚本=梶研吾&大倉崇裕
     監督=梶研吾
ヒロイン/コイシカワ・ミズキが初の主人公の話.

第8話 「DASH 壊滅!?」
     脚本=林壮太郎
     監督=梶研吾
     特技監督=菊地雄一

第11話 「バラージの予言」
     脚本=尾崎将也
     監督=金子修介?
    アントラーが登場
第12話 「超音速の追撃」
     脚本=金子二郎
     監督=金子修介
     特技監督=金子修介

5/13現在,第1,2,3,4話がクランクアップ.
第5話と第6話が撮影中.

CBCの携帯サイトのみに第一話のさわりが書いてあるようです.
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21世紀-----。伝説の存在であり、空想の産物であった"怪獣"が世界各地で確認されるようになった。それは人類による地球の環境破壊が引き起こしたのかも知れない。溶け出した氷河の隙間、地震で崩れた地層の中、破壊された古代遺跡の下・・・・様々な場所から怪獣たちがその姿を現しはじめたのだ。そして、中には人類の脅威となる凶悪な怪獣たちも存在した。さらに外宇宙から飛来し始めた、謎の宇宙生物…。

この事態に、世界各国は、地球を守る新しい防衛組織を設立した。それが地球防衛連合「UDF」である。その「UDF」の日本支部には、スペシャルチーム「DASH(ダッシュ)」が組織され、平和維持に努めていた。

そんなある日、日本国内でも、ついに怪獣たちが出現した。DASHは戦闘機で応戦したが、
怪獣の攻撃力は凄まじく、不時着を余儀なくされる。そこに居合わせたのはボランティアの一員として被災者を誘導していたカイトだった。カイトは負傷したミズキ隊員に代わり、戦闘機に乗り込み怪獣に戦いを挑む。しかし、怪獣の攻撃で、戦闘機は操縦不能に…。

その時、天空から飛来した赤い光が墜落寸前の戦闘機を包んだ。その不思議な空間でカイトは光の巨人と出会う。「君と一身同体になることで、私は一定時間この星で活動することができる。君の力を貸してほしい。」カイトが神秘のアイテム・マックススパークを受け取った瞬間、その身体は眩い光に包まれた。新ヒーロー「ウルトラマンマックス」の誕生である。

ウルトラマンマックスは必殺技マクシウムソードとマクシウムカノンで怪獣たちを消滅させる。脅威はひとまず去り、カイトは念願だったDASHの新入隊員として迎えられたのだった。
こうして、カイト = ウルトラマンマックスの戦いの物語は幕を開けた。
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だそうです.

◆ 第27話「怪獣ゲーム」

脚本/吉田 伸,特技監督/佐川和夫,監督/児玉高志.
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満足度: ★★

鑑賞メモ

 忙しすぎて友達を自分で作る暇がないので,キッズコミュニティなる業者に紹介してもらう子供たちが劇中に登場.まあ,大人にだって結婚相手を紹介する業者があるんだから,そういう業者が一定の機能を果たすようになってもおかしくはないのかも.(追記:shoryuさんのページによれば実際にそういう団体があるとのこと)きっかけは何であれ友達を作ろうと思う気持ちがあるだけましというもの.

 携帯ゲームをしながら視線をかわさずに会話する子供たちには一定のリアリティがあります.こちらの方が問題と言えば問題.だけど,家庭内でそういうことする大人もいないわけじゃない.これってよくあること.まあ,ついやっちゃうけど本来はよくないコミュニケーションのやり方で,時々はちゃんと正面から向き合わなければいけないんだ,と自覚していることが大事なんでしょうね.

 それなりのリアリティはあるけど,「少年宇宙人」ほど子供がドラマに絡んできませんでした.単に設定の一部として機能しているだけです.子供のコッミュケーションを題材にしつつも,徹底して子供を外側から眺めるのみで内面を描かないのは興味深いです.現代のディスコミュニケーションを象徴するための意図的な演出なのか,作り手あるいは大人の方も子供社会を理解するコミュニケーション能力を失いつつある現れなのか...

 さらに言うと,宇宙人に利用されたのは友達紹介所の子供たちではなくオンラインゲームに参加している子供たちの方.我々の世界ではオンラインゲームにはまるのは何も子供たちだけではありません.いずれも無機質な子供社会を描いているように見えて,よく考えると大人にもそういう傾向から自由でないというのも個人的には興味深かったです.(劇中ではそこまで突っ込んで描いていませんでしたが)

 そういう乾いた子供社会を否定も肯定もせずに最後まで進むのかと思ったら,最後はアスカが子供たちにすぐに友達を作れる遊びとして野球を教えてました.楽しそうでホッとする場面でした.だけど,これ,大人がきっかけをつくってさえやれば外で友達と遊ぶようになるはずだという主張なのでしょうか?う~ん.本作ではストーリーが大人が周りで勝手に右往左往しているだけで子供の内面を描かずにいたので,何かとってつけたラストのような気がしないでもないです.ちょっと残念.子供が見たら色んな意味で大人は判ってないと思うんじゃないかな?


 今回は宇宙人の野望を砕いたのはナカジマ.さすかS-GUTSの理系名探偵.でも,あまり目立たなかったのが悲しい.

あらすじ

主人公:アスカ

 地球侵略を謀る2人組のチェーン星人.ひとりは力押しのライト.もう一人は深慮遠謀好きのレフト.アスカ暗殺を狙ったライトはあえなく失敗.レフトは怪獣対戦オンラインゲームを利用してゲーマーに最強怪獣を作り出させた.そのトーナメントの優勝怪獣を実際に作り,優勝者をオペーレーターとして操ってダイナに挑戦するが,そのからくりに気付いたナカジマによってオペーレーターを奪還され,暴走した怪獣の餌食になってしまう.オペーレーターを失い弱体化した怪獣デマゴーグはダイナによって倒された.

今回の印象に残った台詞

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コウダ「マイ,そんな神経質になるなって.」
マイ「でも,自分が狙われていると思うと...それに...」
リョウ「それに,どうしたの?」
マイ「私なんて可愛いから,真っ先に狙われちゃうかもしれなあい!どうしよー.」
マイ「ちょっと,アスカ聞いてんの?」
アスカ「うん.大丈夫.多分,マイが狙われることはない!」
マイ「ひどーいっ」

重箱の隅

遺伝的アルゴリズム?分散コンピューティング?

 数学的に最適な答えを見つけるのが難しい場合に使われる方法に「遺伝的アルゴリズム」というのがあるそうです.これは次のようなステップをコンピュータの中で行うものです.

  1. とりあえずデタラメに暫定的な答えをいっぱい作る.
  2. 条件をどれだけ満足しているか評価する.
  3. 評価の高い答えを優先的に親データとして選ぶ.(選択)
  4. 親データから似た「子供」を作成する.(交叉)
  5. ときどき「子供」に突然変異を混ぜる.(突然変異)
  6. 「子供」を新たな「親」として選択-交叉-突然変異による世代交代を満足 いく答えが得られるまで繰り返す.
 劇中のオンラインゲーム「怪獣コロシアム」は「条件」と「選択」の部分だけをしっかりと作り込み,残りのステップを大勢の参加者にやらせるというシステムに見えなくもありません.対戦=選択,対戦後の怪獣の改良=交叉,ユーザーによる思いつき=突然変異が繰り返されるわけです..
 一方,数多くのトライが必要な計算には「分散コンピューティング」という方法が使われることがあるそうです.これは,問題を複数の部分問題に分けて複数のコンピュータに実行させる方法で,一般に参加者を募っている分散コンピューティングプロジェクトでは次のようなステップを踏みます.
  1. データの分配、収集を行う基幹サーバの用意
  2. 一般参加者が計算を行うためのクライアントソフトの配布.
  3. 結果集計と一般参加者への成果公開
この手の分散コンピューティングには地球外生命体を探索:SETI@homeメルセンヌ素数の探索がん治療役のヒント探索などが知られています.
 「怪獣コロシアム」も大勢のユーザーが個別に怪獣の改良などは行ってはサーバーにアクセスしているわけですから,一種の分散コンピューティングといえるでしょう,  大規模オンラインゲームを利用してユーザーに遺伝的アルゴリズム+分散コンピューティングによる開発をさせるとはなんて賢いんでしょう.秀逸なアイデアです.

明智さん.

明智「素晴らしい.後は怪獣を実体化させるだけだ!」

 いや,それが一番大変そうに思えるのだが....?

デマ?

チェーン星人「止めたまえ.私を倒せば怪獣はもっと凶暴になるぞ.」

 アスカはチェーン星人のこの言葉を信じて銃撃を躊躇います.しかし,クライマックスではコントロールを失った怪獣はダイナの敵ではありませんでした.凶暴になったからといって強いとは限らないということです.そうでなければ,そもそも怪しい機械で子供をオペレーターとして操るはずはありません.チェーン星人,とっさにもっともらしいことを言って自分を守るとはやりますね.しかも,あながち嘘とも言い切れない.凶暴になるのは事実だし.

戦国武将?

 2人組のチェーン星人.陰謀を巡らせる方の人間体の名前は「明智」.直球の真っ向勝負の方の人間体の名前は劇中では出てきていませんが,演じられた役者さんのページによると「織田」.明智光秀と織田信長からとったのかな?同じ役者さんの一人二役ですが,うまく演じ分けておられました.お見事.

ヒーロー激突

 明智/織田役は俳優の渡洋史さんです.そう,知る人ぞ知る,「宇宙刑事シャリバン」,「時空戦士スピルバン」の主役ヒーローであり,最近ではゼブラーマンのスーツアクターをされていた方です.ということはアスカと織田の立ち回りは,さり気なく「ウルトラマンVS宇宙刑事」だったわけです.廃車置き場での渡洋史さんの跳躍シーンでは,往年のヒーローの片鱗を見ることができます.(アスカを吹き替えたスタントマンさんも体当たりでしたね...)

どぅ,しぃ,ぼぅ

 雑誌ライターに化けて取材に出かけたリョウとアスカ.乗っていたのが,フランス車,シトロエン2CV(ドゥー・シー・ボー).このクルマは後の「ツクヨの兵士」にも登場します.どうやらリョウの愛車のようです.1936年に設計されたクルマですが,おしゃれな外観とともに乗りご心地がよく,エンジン非力な割にはよく走るのでいまでもファンが多いそうです.リョウ,なかなかよい趣味をしていますね.

◆ 第25話「移動要塞(クラーコフ)浮上せず!(前編)」

◆ 第26話「移動要塞(クラーコフ)浮上せず!(後編)」

脚本/長谷川圭一,特技監督/村石宏實,監督/村石宏實.
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満足度: ★★★★

鑑賞メモ

 前後編の2話構成でS-GUTSの総力戦が描かれています.死力を尽くして闘うS-GUTSメンバーはダイナならでは熱さに満ち溢れていました.また,同時にマイの成長譚でもありましたが,マイ役の山田まりあさんの演技がよく,初めての前線任務で不安を感じる表情や,その後の恐怖を克服して立ち直るシーンなどが印象に残っています.他にもテキパキと行動するS-GUTSの面々や,自分の部下を信頼して断固たる態度をとるヒビキ隊長も数々の見せ場を作ってくれています.

 ストーリーもテンポもよく,引き込まれて飽きることがありませんでした.特に,前半の危機的状況が,後半S-GUTSの努力により有利な状況へと逆転していく構成は見事.
サスペンスバージョン「災い転じて福となす」というところかな?(あらすじ参照)

 また,挿入歌「君だけを守りたい」の使い方も秀逸.このエピソードのお陰で「君だけを守りたい」がとっても好きになりました.

 ダイナ初の前後編に相応しい出来!

あらすじ

主人公:マイとS-GUTSの仲間たち

 宇宙から飛来した水棲生命体スヒュームは眷属の怪獣であるレイキュバスの力を使い,極地の氷を溶かすことでクラーコフを南極におびき寄せる.ついで,極地極地冷却基地アイスキャッスルを破壊.その調査のためマイとリョウがクラーコフを出た隙にクラーコフを海底に引きずり込み,S-GUTSの戦力を分断.コンピュータスペシャリストであるマイが不在のクラーコフのメインコンピュータを易々とハッキングして支配することにも成功する.

 クラーコフ司令室を出たカリヤとアスカをクラーコフの隔壁を操作して,個別に閉じ込めてさらに戦力を分断.次にスヒュームはクラーコフ独自のコントロール機能を利用してTPCの人工太陽カンパネラを南極に呼び寄せて,極地の氷を溶かして地球を水没させると宣言する.一人になったアスカはウルトラマンに変身するが,これをレイキュバスは氷漬けにして封じてしまう.クラーコフのコンピュータを奪還するためにはD7区画に行く必要があるが,通路に海水が浸入しており,隔壁も自由に操作できないため司令室のコウダ,ナカジマにはどうにもできない.TPCゴンドウ参謀は敵の手に堕ちた人工太陽を迎撃するためにパッションレッド中隊を出撃させるが,これもレイキュバスの遠距離射撃により全滅.万策尽き果てたかに見えた.

 絶望的な状況の中,コウダとナカジマはメインコンピュータの支配下にはない自爆システムを決断.命と引き換えに人工太陽カンパネラへの誘導電波を止めようとする.一方,クラーコフの外に取り残されたマイとリョウはD7区画に行くルートを発見.しかし,それは海中誘導ミサイルに人間を乗せて狭いダクトをくぐり抜けるという危険なものであった.無謀な作戦に恐怖を覚えミサイルに登場することを拒むマイ.マイを説得するリョウ.一方,自爆システムが起動し始めたことを知ったスヒュームは人間サイズの怪物である半魚人ディゴン達に司令室を急襲させる.コウダ,ナカジマらの抵抗空しく司令室が陥落しそうになる寸前,通風口を使い司令室に帰還したカリヤが天井から現れてディゴン達を銃撃.カリヤの奇襲が効を奏して司令室を奪還.

 続いて,恐怖を克服したマイがクラーコフに向けてミサイルで出撃.阻止しようとするスヒュームの触手をリョウがGUTSマリンから攻撃して援護.マイはD7区画に辿り着きコンピュータも奪還.クラーコフ司令室では人工太陽をコントロール下から切り離す一方,スヒュームに攻撃をかけて引きはがすことに成功する.氷上では,日本から駆けつけたヒビキ隊長がレイキュバスを攻撃.レイキュバスが反撃のために放った火球をダイナにあてて氷を溶かすことに成功する.復活したダイナは宇宙空間に飛び,スヒュームが上空に呼び寄せていた人工太陽のエネルギーを利用してレイキュバスとスヒュームを撃破した.

 注:少女の唄う「君だけを守りたい」やイヤミな憎まれ役のエジリ博士のエピソードは割愛させていただきました.詳しくは本編をご覧下さい.

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リョウ「ちょっと,何あの態度!」
アスカ「偉そうにしきちゃって.」
コウダ「アスカ,短気は損気だぞ.」
アスカ「リョウ,狸はその気だぜ!」
リョウ「はあっ?」
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エジリ「貴方,一体どんな教育をしているのかね?」
ヒビキ「と,申しますと?」
エジリ「貴方の部下は,私の指示を無視し勝手なことばっかりしてる.」
ヒビキ「それは困りましたな.」
エジリ「当然だよ!こりゃ,重大問題として上層部会議に...」
ヒビキ「いやいや,私が言っているのは,彼等が従えないような指示を出す貴方が困ったと!」
エジリ「なに?」
ヒビキ「私はいかなる場合でも,自分の部下たちを信頼しています.」
エジリ「はっ,呆れたもんだな.部下が部下なら,上司まで...」
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リョウ「マイがダメなら私が行く.苦手分野だけどシステムの奪回法を教えて.ただし,正確に早くよ.」
クラーコフ自爆モード作動
リョウ「クラーコフの自爆モードが作動した.発動から爆発まで15分.もう迷っている暇なんてない.貴方の決断に全てがかかっているのよ.」
マイ「無理です.私に出来るはずない!」
リョウ「自信もって!大丈夫,きっと出来る!」
マイ「できませんよ!私に出来るはずない!あたしリョウ先輩みたいに勇敢じゃないし,戦いにあんまり出たことないし,本当はS-GUTSの隊員になるし....」
バシっ!リョウ,マイをはたく.
リョウ,マイに震える手を見せながらBR> リョウ「これが,そんなに勇敢な人間の手?あたしだって怖い,戦うのが怖い.でも,それは自分自身で乗り越えていくしかないのよ.」
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リョウ「マイ,準備はいい?」
マイ「やっぱダメかも.心臓がドキドキしてめまいが...息も苦しいし...」
リョウ「リラックスよ.お願い...」
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カズマ「限界を超えたとき初めて見えてくるものもある。」
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アスカ「父さん,俺を一人にしないでくれ.」
カズマ「シン,お前は一人じゃない.」
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マイ,リョウ.「君だけを守りたい」を唄う.
リョウ「マイ,戦うことにもし理由があるならね.誰かを守るためだと思う.」
マイ「誰かを守る...」
リョウ「皆を守って.」
マイ「リョウ先輩.案外,歌上手ですね.こんど唄いにいきましょう.絶対.」
リョウ「マイ.」
マイ「大丈夫です.あたし,もう行けます.」
リョウ「頼んだわよ.」
マイ「ラジャー.」
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ヒビキ「ダイナーっ,いつまでそうやって寝てる気だあ?地球がピンチなんだ.聞こえるかあ,ダイナ!お前が何者で何故俺たちのために戦うのか知らない.でも,この星のことが好きなら,人間を,俺たちの仲間を嫌いじゃなかったら,もう一度立ち上がってくれ~.」.
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コウダ「こんなひとときのために俺たちは闘うのかもしれないな.」
マイ「大事な何かを守るため...」
アスカ「大事な何かって何?」
マイ「さあね.」
アスカ「お,なにマイ.急にきりっとしちゃって,さては何かあったな?」
マイ「ずーっと気絶してた人には何にも教えない.ね,リョウ先輩.」
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重箱の隅

気圧

「船内の気圧が落ちているぞ.このままじゃいずれ水圧に押しつぶされる.」

 クラーコフの気圧で水圧を押し返しているとは.緊急に下ろした隔壁で水圧を支えていると思っていました.ということは現場海域は以外と浅い? 何れにせよ耐圧シールドが作動していないみたいなので圧壊の危険があることには変わりありませんが...

テレポート

 クラーコフ船内から海中にテレポートするダイナ.ティガと違い,テレポートだけではライフゲージが点滅することはないらしい.それとも近距離だから鳴らないのでしょうか?その辺のところ,興味は尽きません.また,なぜか,このときのダイナはなかなかエネルギーの保ちがいいです.4分以上保っています.

浮上

 パニックになりかけて浮上するというマイをとめるリョウ.確かに後先考えない行動を止めるのは当然ですが,酸素の消費や負傷者の搬出を考えると一旦浮上するのも手ではあると思います.敵がGUTSマリンの存在に気付いているわけですから,海中で息を潜めている理由はありません.レイキュバスの死角になるところに浮上して待機という選択肢をハナから無視したのは何故でしょう?

ネオマキシマ???

 南極上空の人工太陽カンパネラ.映像的には地球の引力圏にありそうな距離.でもニュートン力学的には南極上空に静止するのは難しいよなあ.通常の静止軌道は赤道上空だけだし.こういうことが平気でできるのもネオマキシマのお陰なんでしょうね.そういえば,火星からも比較的短時間で地球まで戻ってきたし.ちなみに人工太陽カンパネラは最終三部作にも再び登場します.

隠れた名シーン?

 マイとリョウのデュエットするシーンやマイがコンピュータを奪還するシーン,そして隊長が頑張るシーンなどは人気も高いようですが,私にはもう一つお気に入りのシーンがあります.それはアスカが光を取り戻しダイナが復活するシーン.隊長がレイキュバスと激しい戦闘を繰り広げることでダイナの氷が溶けるという現実世界の出来事に応じて,イメージ世界で父カズマの背後から強烈な光が溢れてきて,アスカが気合いとともにその光をつかみ取るシーンです.ティガの最終回のような直接的な救出作戦ではありませんでしたが,なんだか皆の強い意志が光になってアスカに届いたような気もして感動的でした.

死せるクトゥルフ夢見るままに待ちいたり

 今回の怪獣は水棲生物ということもあり,ティガのガタノゾーアと同じくクトゥルフ神話系に由来する邪神のようです.邪神にしてはやたらしゃべり過ぎではありますが,スヒュームは「クトゥルフの落し子」を思わせます(2種類あるうちの1つ).また,ディゴン=ダゴン(ダゴンというよりインスマウス人)でしょう.クトゥルフ神話についてはshoryuさんのページこちらが参考になると思います.


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