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「アカルイセカイ」を見ました.

今回はシャマー星人のキャラクターで押し切ったエピソード.
横柄で挑発的だが憎めない奴でした.
設定も役者(佐藤正宏さん?)の方も見事でした.

それにしても歴代の侵略宇宙人の中でも大胆ですよね.シャマー星人.
彼らからしてみると巨人の住む地球にきて、
鏡とビーム攻撃と爆発性のガス程度の武器だけで、
あとは幻影のはったりと口先だけで降伏を迫るとは...

そして、敗れた後も生き延びて
肉まん食べて普通に暮らしているし...逞しい.

いつもなら「ドラマ」の出来とか「イイタイコト」とかを云々するところなのですが、
シャマー星人を見ていて飽きなかったので今回は文句をいいません.
楽しかったし.

「光子エネルギーで干渉」とか変な言葉遣いがあったけど、まあいいか.
(光子=フォトン、光の量子力学的な表現.そのエネルギーはhν.
でも実態はただの光.つまり、通訳すると「光の干渉」ということ)

(しかし、なんですよね.ここまで来るとDASHのずっこけぶりは味になってきてかな? あとミズキとカイト.非番の日にデートして、見つめ合って笑っているし...ははは...)

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追記:
少しネットで感想を調べてみて、意外とシャマー星人の態度を不快に思っている人が多いことに驚いた.いや、確かに職場にシャマー星人が来たらむかつくけど....自分と関係ないところにいたら憎めないキャラだと思ったんだけどなあ.
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2005.10.25 どっち?
民放のTVニュースで
進化論誕生の舞台ガラパゴス諸島の中の
イザベラ島の噴火ニュースをやっていた.
締めのコメントは、

貴重な動植物への影響が懸念されています.

というようなことだった.

一方、CNNのサイト
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200510240011.html
では人にも、植物にも、ゾウガメにも大きな影響はないと伝えている.

どっちなんだろう?

CNNのソースは「ガラパゴス国立公園の当局者」と書いてある.
日本の某民放のニュースで「懸念しているのは」だれ?

そんで、イグアナはどうなっているのだろう???

ウルトラマンダイナ

◆ 第46話「君を想う力」

脚本/右田昌万,特技監督/原田昌樹,監督/原田昌樹.
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満足度: ★★★★+

鑑賞メモ

 この話、現役の小さなお友達でももちろん楽しめると思いますが、多くの充分に大きなお友達にグッとくるんじゃないでしょうか?見終わった後でとても優しい気持ちになれる1本.そして、非常に繊細で配慮の行き届いた丁寧に作られたドラマでした.

 もう戻ることは出来ない大切な子供時代.思い出の詰まった空間. いや、別に、あんな甘酸っぱい体験を誰もが実際にしている筈だとか言うつもりはないんです.ただ、子供の時代って大人とは世界を見る目が違うじゃないですか.

 素直に躊躇もなく将来について夢を描くこともできるし...大人になってしまうと子供の目線そのままで生きていくってことはなかなか出来なくて.もちろん、それはそれで一種の「進歩」ではあるのだけれど、大人になってから「子供の時間」の持っていた意味を改めて振り返ると何だか切なくて愛おしい気持ちになる.上手く言えないけど、そんなことを思わせるエピソードでした.

 また、脚本家の右田昌万さん自身がヒラオ役で出演することで独特の朴訥とした雰囲気がでていて良かったと思います.ヒラオと子供たちの間で台詞もユーモラスかつ素敵だったと思います.そして、この話のテーマ曲とも言える「Be My Sweetheart」!優しく繊細で素晴らしい音楽でした.天文台周辺のロケーションもgood.子役の皆さんもいい味出していました.

 キャラクター、脚本、役者,演出、音楽、それぞれの味がうまく高め合っていたと思います.

あらすじ

主人公:ユミムラ・リョウ、ヒラオ・テルヒサ

 謎の隕石が落下した日から、人々に怪獣の幻覚を見せる黒い花が長野県松本市付近で咲くようになった.人々の恐怖を糧とする宇宙植物らしい.一方、リョウ隊員の幼なじみのヒラオ・テルヒサは小川村の天文台に勤務していたが、彼は少女の幻影を見せる白い花を発見してた.人々に恐怖をみせる黒い花.人々の大切な思い出を見せる白い花.リョウは調査のため小川村を目指す.

今回の印象に残った台詞

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子供1「先生、何しているの?」
ヒラオ「新しい星、超新星を探しているんだ.」
子供2「見つかった?」
子供3「見つかるわけないじゃん.新しい星があったとしてもTPCがとっくに見つけているよ.」
子供1「そうだよ.」
ヒラオ「まあ.設備じゃTPCに負けているが、先生、情熱じゃ負けないからな.」
子供1、2,3声を揃えて「じょーねつだってさ.」
ヒラオ「今に超新星をこの目で.」
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リョウ「妄想よ!も・う・そ・う!あんたいつまでも一人で暮らしているから変な妄想を見たのよ.ヒラオにそんな少女趣味があったなんて、も~っ不潔!星ばっかり見てないで、少しは現実の女性に目を向けたら!そんなことぐらいでわざわざS-GUTSにかけてこないでよ!」
ヒラオ「そ、それでさ、こんな変わった花みつけたんだ.」
リョウ「そんな花、とっくにS-GUTSも回収して解析している真っ最中よ!」
ヒラオ「小川村に一個しかないTV電話でかけているんだけど、取り越し苦労だったわけだ.」
リョウ「そういうこと!じゃね.」
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リョウ「んとにもおっ.何なのよ、あいつ.」
アスカ「いや、あの恋人の電話盗み聞きしたみたいなんで悪いんだけど...」
リョウ「幼なじみ!た、だ、の、お、さ、な、な、じ、みっ!」
アスカ「うん、うん.で、見てた花、白かったよな?」
リョウ「え?」
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リョウ「あのねえ、みんな気色の悪いエイリアンやモンスターを目撃しているのに、どうしてヒラオだけかわいい女子な訳?」
ヒラオ「かわいかったかどうかは...」
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ヒラオ「ちゃんと食べます.もう残しません.」
リョウ「あんた、あれが何に見えてんの?」
ヒラオ「?ニンジン様だろ?」
モンスター「に~んじ~ん.」
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リョウ子供時代「あ、一番星!きれい.」
ヒラオ子供時代「あのさ、新しい星を一番始めに発見した人はその星に自分の大好きな名前がつけられるんだって.」
リョウ子供時代「じゃあ、もしヒラオが見つけたら何て名前にするの?」
ヒラオ子供時代「....ユミムラ.」
リョウ子供時代「えっ.」
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子供1「先生、また無駄な努力しているの?」
子供2「新しい星、見つかった?」
ヒラオ「そのうちな.」
子供3「今、何見てたの?」
ヒラオ「今? 今見ていたのは...愛だ!」
子供1、2,3声を揃えて「愛だってさあ.」
子供1小声で「この前の人にふられたのかなあ?」
子供3「奇麗な人だったけどねえ.」
子供2「うん...」

重箱の隅

白と黒

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ナカジマ「ん~.黒い花と白い花、構造は同じなんだけど、どう違うんだろうか?たとえば、あの、黒の突然変異体が白になんのか?」
リョウ「逆よ.白の変異体が黒.始めは全部白い花だった.」
ナカジマ「何の根拠があんの?」
リョウ「その方がいいじゃない.」
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 私もその方がいいと思います.人は生きて来た時間が長くなるにつれ、「黒い花」に出会ったり染まったりする機会が増えていくんでしょうけど、始めは全部「白い花」だったと思いたい.いや、現実には完全に無垢な子供なんているわけはなくて、両方の要素をもって生まれてくるんでしょうし、守られているとはいえ子供の小さな心で体験する世界はそれなりに大変なんだとは思います.でも、子供の目線から世界を見た時の「白い花」の体験は、たとえ一輪でもどこか心の片隅に残っていて、心が「黒い花」に埋め尽くされて立ちすくんだとき「前に進む力」とか「君を想う力」の源になって人を支えてくれる...そんな風に思うことは出来ないでしょうか?

....って、学生の読書感想文みたいですね.失礼しました.m(_ _)m.
誰か「愛だってさ」ってな感じで突っ込んでやってください.

戦う女、リョウ

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リョウ「ダイナ.きっと貴方を守ってあげる.」
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リョウ子供時代「ケンタっ!」
ケンタ子供時代「うああ!ユミムラ!!!」
リョウ子供時代「このっ!」パンチ一閃!バコっ!
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ヒラオの頬にキスをしたあと、驚いているヒラオに、
リョウ子供時代「何見てんのよっ」
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ヒラオ「一生に一度のお願いが同窓会のホームページ作りか.なめんなよ、あのオトコオンナ!」
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 正義感が強くて、優しくて、誰かを守るために自らの拳で戦う女、というダイナを通じて描かれてきたリョウのルーツが描かれていましたね.そして、彼女が多少ガサツなのは一種のテレみたいですね.

 一生に一度のお願いと称してヒラオに同窓会のホームページをつくるように頼むリョウ.でも、本当はヒラオに女の子の正体を思い出して欲しかったんでしょうね.直接言わないことが、やっぱり、照れ屋?

Star seeker, ヒラオ

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ヒラオ「俺が見つけるのを待っている星があるんだ.」
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リョウ「あの約束は果たしてよね.」
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 この話は、ヒラオのあの素朴で暖かいキャラクターがあって初めて成立するエピソードでしたね.そして、ヒラオは劇中で何故かいつも何かを探し続けている男としても描かれています.子供の頃はカブトムシだった時期もあるようですが、ある時期からStar Seekerを志すようになります.彼が探しているのは文字通りのStar=超新星ですが、同時に「星」は簡単には手が届かない「憧れ」や「追い求める目標」の象徴でもあるんでしょうね.

 その彼の地道な研究を気持ちの上で支えているのは何でしょうか? それは、もちろん彼自身の持つ純粋な「追い求める心」が一番なのかもしれません.ですが、そればかりだけでなく、子供のときにリョウが示してくれた共感と理解だったり、探すものがカブトムシであれ何であれ挫折しても「また探せばいい.きっと見つかる.」という励ましも力になっているように思えてなりません.そして、そういう「力」をくれたリョウにヒラオは「憧れ」てもいたんだろうと思います.だから、新しい星を見つけて「ユミムラ」と名付ける約束が今でも意味をもっているんじゃないでしょうか? たとえ恋愛抜きでも充分に、リョウからヒラオ、そしてヒラオからリョウへの「君を想う力」なんですよ.きっと.(恋愛に発展したらしたで、それもまた素敵なことだとは思いますけどね.)

 あ、また歯が浮いて来た.この辺にしておきます.

星の命名権

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ヒラオ子供時代「あのさ、新しい星を一番始めに発見した人はその星に自分の大好きな名前がつけられるんだって.」
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 えーと、ダイナの世界とは違って、我々の世界では超新星やその他の恒星には発見者が正式な名前をつけることは出来ません.普通の恒星の名前は所属する星座ごとに明るい方から順番にギリシア文字が割り振られるか、星座の西側から順に番号が付けられることになるっているのだそうです.後は、ごく例外的に、昔からの呼び名決まっているもの(ベガ、アルタイル、デネブ"など)があるだけだそうです.後から見つかる超新星の名前は、その天体に気付いた画像や写真が撮影された年を元につけられます.(たとえば、「SN 2004B」など)それ以外の星の場合、彗星には発見者自身の名前が、小惑星は発見者の好きな名前がつけられることになっているとのこと.(小天体命名委員会に申請して認められることが必要)一番好きな名前を星の名前として残したい人は小惑星を見つけましょう.(TotoroとかTakoyakiなんて名前の小惑星もあるみたいですよ.)

 ちなみに我々の世界には、恒星の命名権を販売している会社がありますが、それはその会社が勝手にやっていることで天文学上は全く意味を持ちません.著作権で保護される筈だとか言っている会社もあるようですが、何れにしても正式名称にはならないし、誰もそんな名前を使わないと思います.まあ、ひとときの夢を買うってことでしょうね.

 ところで我々の世界の日本でも、大きな天文台でなくても超新星を発見した人たちはいます.しかも、最近のことです.為せばなるということですね.詳しい例はこちら

超新星

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ヒラオ「新しい星、超新星を探しているんだ.」
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 新しく明るく輝き出す星ってことで、大昔に「超新星」(Superonva)って名付けられたそうです.だけど、皆さんご存知のように実際には恒星が一生を終える時の最後の大爆発がその正体.だから、厳密には新しい星ではないんですよね.だけど、この超新星の存在は我々にとってとっても大事らしいです.というのも、地球上の水素やヘリウム以外の重い元素は、全て大昔に恒星の内部で生成されて超新星爆発で宇宙にばらまかれたものだし、ある種の重い元素に至っては超新星爆発時にできたのだそうです.つまり、超新星がなかったら我々はこの体を持ち得なかったということになります.だから、人間の体って「星のかけら」で出来ているとも言えるんですね.(参考サイトはこちらこちらこちら

素粒子?

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ナカジマ「回答では宇宙植物は投影物に対して独自の素粒子も放出しているとあります.」
カリヤ「それがどうかしたのか?」
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 それが、どうしたって...この期に及んで「独自の素粒子」なんてものが存在するだけで、素粒子物理学、ひいては宇宙観の根底を揺るがす大発見だと思います.少なくとも我々の世界では、素粒子は、いくらでもバリエーションが存在する化合物とはわけが違って種類は限定されていないと困るらしいです.だから、「独自の素粒子」とか言うのは超大発見.でも、素粒子は私には難しすぎてよく判らないのでこちらを参考にして下さい.アシカラズ.m(_ _)m

おすすめページ

右田昌万さん私設ファンページ/今見ていたのは・・・愛だっ!
(右田さんのファンページで、ロケ地訪問記や右田さんの本人の書かれた記事があります.)

ウルトラマンダイナ『君を想う力』
「矢野立美 音楽への旅立ち」の一コーナー.本エピソードだけで3ページの記事があります.「君を想う力」の魅力が伝わってくるページです.)



2005.10.23 ~glarphanより
脚本家太田愛さんのHP
ウルトラマンマックスへの参加予定が掲載されていました.

11月12日  『怪獣漂流』
12月24日 『クリスマスのエリー』
放映日未定『遥かなる友人』

だそうです.「時事雑記」を見ると
一本目はコメディみたいですね.

タイトル的には個人的には2本目が興味津々.
太田愛脚本で、クリスマス+エリー...どんな話になるのだろう?
放映日はまさにクリスマスイブ.素敵なクリスマスプレゼントになりますように.
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追記:リンクが切れていたの修正しました.
「氷の美女」を見ました.

 コバのニーナへの想いをちゃんと描いていないと、ニーナを射殺するシーンの葛藤が生きてこないし、ニーナがコバたち人類を滅ぼすことを「心」ではどう考えていたかも希薄だったので、いまわの際の笑顔も意味が不明.

 人類は殺戮に明け暮れている失敗作.
 だから、ニーナは怪獣で暴力的に人類を抹殺するといい.
 それをコバがニーナを殺すことで阻止する.
という構成.
そういう「救いのなさ」とか「重さ」をちゃんと表現してるかというとそうでもない.

 コバ、ミズキ、カイトのラストの対話だけで全てをまとめようとすると、とって付けたような印象しか残らないのではないでしょうか?コバはいつになくいい表情を作っていたと思いますが、役者の演技力だけにたよって「心」を描こうとするのには限度があると思います.

 演出力不足なのか、脚本のテレなのか、私の鑑賞力不足なのか物語の「意味」というか「イイタイコト」が判りませんでした.やはりプロットの表面だけをなぞった紋切り型のエピソードのような気がしてなりません.それでも、初期のマックスよりは出来はいいと思います.だから、非常に惜しいエピソードだと思います.(1960年代の作品なら十分合格レベルに達しているのでは?)もう少しだと思うから、頑張れマックス!!

 ついつい厳しいことを書いてしまいましたが、ひょっとして、他の皆さんには「心に響くメッセージ」が届いていたりします???

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追伸:
 謎の美女が現れて、人類は出来損ないだからリセットすると言い出す話は「ウルトラマンコスモスVSウルトラマンジャスティス」と同じ.解決の仕方は正反対.別に良いとも、悪いとも言うつもりはありませんが、これは意図的なものなんでしょうか?
2005.10.20 Breaking a mirror
 一つ前の記事では、「シジル」について書きました.
要するに「シジル」とは「呪術的な意味が込められた暗号化された模様」でした.

 ダイナ18話「闇を呼ぶ少女」では、少女たちは「大魔獣ビシュメル」を「シジルさん」と呼び、その魔獣を使った呪詛の際には「割れた鏡」が必ず用意されていました.今回はこの「割れた鏡」についてです.

 ネットで色々当たってみたんですが、召還呪術や呪詛での「割れた鏡」の使い方は判りませんでした.そこで、鏡に関する西洋の民間信仰(迷信)の線で調べてみました.

その過程で判った事ですが、象徴レベルでは鏡には、
 1.未来だったり、遠隔地だったりといった「そこにはないもの」まで映す事もある.
 2.魂そのものを映しとったり、影響を与えたりする力がある.

という2つのイメージがあるらしいのです.

1に関しては、
西洋の魔術師は水晶玉のかわりに鏡を占いに使うこともある見たいだし、
おとぎ話では悪い女王が鏡に世界で一番美しい女性を尋ねたりしていますし.
「ハリーポッター」にも、一番欲しいと思うものを映す鏡がでてきましたね.
他にも未来の夫の顔を知る鏡を使った「おまじない」だとかもあります.

2に関しては、
魂のない吸血鬼が鏡に移らない理由そのものでもありますし、
西洋では死者の魂が鏡にトラップされないように人死にが出た家では鏡に布をかけたりします.また、英国では鏡を割ると7年間ものあいだ不運が続くと言われています.それは、鏡とともにそこに映った魂にもダメージが及び、その傷が癒えるのに7年かかるとされるからだそうです.家に備え付けの鏡が割れると、その家の誰かが死ぬという迷信もあります.

ということは鏡を割ることで、その鏡に封印された邪悪な霊魂を開放したり、誰かの魂を傷つけたりという「応用」がありそうです.ダイナ18話「闇を呼ぶ少女」では、そういった意味合いで割れた鏡を使ったのではないでしょうか?違うのかな?

追記:

 私の見る限り、1も2も、一枚の中に「世界」が取り込まれていることに由来しているだけでなく、「不安」と密接に結びついているような気がします.鏡が、一種の「自己確認のたの道具」であると同時に、時として「自己イメージを傷つける結果を突きつける道具」でもある(寝不足の朝は特にね.)ことを考えると当然といえるのかもしれません.

(ひょっとすると、心霊写真にも同じことが言えるかも...)

 文化的産物という点から見れば、なんであれ魔術・呪術を一概に否定するわけにはいかないんですが、一部に意識的に気味の悪い様式が使われるのはどうしてなんでしょうね.私から見ると、魔術、呪術は、現実との接点をうまく見いだせない願望に「儀式」という形式を与える「表現」であると思うのです.そういう意味では、絵画や音楽やダンスに通じるものがあるはずだと思うのですが、一部の魔術、呪術に見られる気味の悪い儀式はやはり「不安」や「満たされない想い」の裏返しなんでしょうか?

そういう意味では、ある種の「怪獣」にも一種の「黒魔術的なもの」としての側面もあるのかなあ?

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「怪獣とは一体なんだ? それは人間たちにとって欠落したもの、理解を超越したもの、邪悪、異端、悪魔の使い.」ダイナ38話.
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「怪獣は誰かの心が生み出すとは思わない?」ティガ38話.
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とか何とかとこじつけてみたりして....お粗末でした.m(_ _)m
2005.10.20 シジルさん
前にウルトラマンダイナ18話「闇を呼ぶ少女たち」の感想を書いたときに
調べきれなかったことを少し書きます.(必然的に疑似科学というか呪術ネタです.)

 それは、「大魔獣 ビシュメル」が召還した少女たちに何故「シジルさん」と呼ばれていたか?ということ.

要するにシジルって何?
調べてみたらあっさり見つかりました.

 シジルとは特定の魔術的目的のために作成されるシンボルのことで、英語でsigil (複数形は sigila or sigils)と書き、ラテン語の封印とか印章を表すsigilumに由来する言葉だそうです.英語のsealと共通の語源を持っていることになります.で、シジルは、よく魔法をかけるときに使われる絵とも文字ともつかないカナ釘流の線画のアレです.

 北欧のルーン文字がアルファベットを表しているのに対して、シジルはある種の概念や象徴を表現しているところが違うのだそうです.西洋魔術においてシジルの使用は、古代から使われていて、ルネッサンス期にピークを迎えたのだそうです.

 その後、英国の画家Austin Osman Spare(1886-1958)が、シジルの使用を中核とした彼独自の魔術体系(複雑な儀式を必要としない)を創造し、後にカオス魔術(Chaos magic)として広まると一気にポピュラーになったそうです.

 シジルは、一定のおおざっぱなルールに従えば、自分オリジナルのものを比較的簡単に作る事ができるのが特徴だそうです.作り方は、アルファベットで書かれた文章を短縮しながら図像にデザインする方法や、所定の文字盤(惑星方陣やエノク表)の上を単語を綴りながらトレースしてできる図形を用いる方法などがあるようです.(実は、企業のロゴなどにもシジル的なものが意図的に使われる場合もあるのだとか...(ホントかね?))

 何れにしても「効果的かつ比較的簡単」ってのが、「闇を呼ぶ少女たち」での女子高生には重要だったのでしょう.で、そのシジルなどを用いて呼び出した悪魔だから「シジルさん」って呼んでいたのでしょう.ついでに言うと召還した悪魔の真の名前を知らないのでコントロールできなかったわけですね.

参考:(ただし英語サイト.西洋魔術については日本語より英語の方が情報が豊富なので悪しからず.)
http://altreligion.about.com/library/glossary/symbols/bldefssigil.htm
http://en.wikipedia.org/wiki/Sigil_(magic)
http://en.wikipedia.org/wiki/Austin_Osman_Spare
http://en.wikipedia.org/wiki/Zos_Kia_Cultus
http://en.wikipedia.org/wiki/Chaos_magic


で、思ったのですが、ウルトラサインって広い意味ではシジルの一種なんじゃないでしょうか?
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2005.10.19 WoO
 先ほど、Blog「東洋亭パーツ館」さんを見ていたら、
NHKのSFドラマ「生物彗星WoO」の演出のリストに川崎郷太 監督がのっているとのこと.

 公式サイトには大した情報はありませんでしたが、WoOのデザインくらいは確認できます.

 WoOの携帯モード(?)はともかく、変身した姿はあんまり...
まあ、慣れの問題かもしれませんが...

 まずはNHKデジタル衛星ハイビジョンからの放送なので、私はしばらく見る事は出来ませんが、順次、BSや地上波でも放送していくらしいので待ちましょう.ええ.

ちなみに、NHKオンラインメンバーに登録すれば「生物彗星WoO」の制作日誌がメルマガで受信できるようになります.しかし、住所やら電話番号やらかなり細かい個人情報を要求される上、そのデータは将来、報道、番組の取材・制作に活用する可能性があるとかないとか規約に色々書いてあります...相手が公共放送とはいえ、登録は自己責任で.

 そのメルマガによれば、現在、特撮パートの撮影が終盤にさしかかったところだそうです.(大した情報が書いてない...むかっ.)

でも、なんですね.民放のCBCが無料/登録なしでウルトラマンマックスの制作日誌を公開しているというのに、我らのNHKは細々とした個人情報を要求するとは!お願いしますよ~.もう!

 
 去年、インドネシアのフローレス島で、我々=ホモサピエンスやホモエレクトスとは異なる第3の人類ではないかといわれる生物1体の骨が見つかっていた.(http://ja.wikipedia.org/wiki/ホモ・フローレシエンシス)

 彼女は1.2~1.8万年前に生きたヒトで、身長1メートル、今の人類の1/3程の脳の容積があるという.とりあえず、未知の種としてHomo floresiensisと名付けられたが、一部には病気による発育不全ではないかという異論もあったのだそうだ.

 それが、科学雑誌NatureやBBC(http://news.bbc.co.uk/1/hi/sci/tech/4331252.stm)によると、この度、彼女の骨に加えて、さらに別個体、9人の骨が見つかり、さらに頭蓋骨スキャンの結果などから、やはりちゃんとした種である事が確実になったという.

 火を起こしていた形跡もあるし、年代的にはフローレス島で今の人類と一時期、共存していた可能性が高いらしい.そして、同島には小さな洞窟人の伝説もあるんだそうです.

 研究者たちは俗に「ホビット」と呼んでいるそうです.まあ、「指輪物語」のホビットはともかく、道具や火を使う小さな人々がかつて人類と同時期に存在していたというのはすごいなあ.小人伝説もあながち荒唐無稽ではないということですかね?


ウルトラマンマックス 16話「わたしはだあれ」をようやく見ました.
(タイトルは相変わらずウルトラセブンのエピソードのもじり.団地から始まった時はドキドキしましたが内容は無関係.)

 先週と同じ三池崇史監督&NAKA雅MURA脚本でありながら、先週のシリアスな展開とは180°逆のスラップスティックコメディでした.ものすごい落差です.

 今回は、接近した全ての有機生命体(含むウルトラマン)を記憶障害に陥いらせてしまう怪獣のために、事故やらドジやらが頻発してまともな勝負にならないというハチャメチャドタバタ劇.そんななか影響を受けないアンドロイド・エリーが孤軍奮闘して指示を出しておりました.

 基本的に今回は大笑いしてみていればいい話だとは思いますが、人間にとって記憶が壊れていくというのは大変な事だよなあ等と思ってみたりもしました.そして、全てを忘れてしまっても、マックスには大切な人々を守りたいという意志だけは残されていたわけですが、自分が、万一、ひどい健忘にかかってしまっても周囲の人たちへの想いだけは残っていてくれるといいなあとも思いました.

 最後のエリーの必死の呼びかけに応えてマックスが勝利し、その姿をみて感動してほろりと涙を流すエリー.そして、自分の流した涙に驚くシーンはベタだけどちゃんとツボを押さえた演出といえるでしょう.

 先週同様,多少ステレオタイプな展開が気にならないと言えば嘘になりますが、それでも我々をきっちり楽しませてくれるあたり、これまでのマックスに感じていた不満を一掃してくれました.

 また、先週に引き続き、怪獣の属性が物語に大きく絡んでいた点も良かったと思います.SFの基本路線って、奇怪な事態を通じて日常では考えないこととか気付きにくい事に想いを至らせ、常識の危うさやら人間の傲慢やら美点やら何やらを浮き彫りにしてくれることだと私は思います.そして、ウルトラマンの場合には、やっぱり怪獣が工夫のしどころなんでしょう.そういう意味では前回と今回の怪獣は生きていましたね.

前回と今回はウルトラマンというものを理解しているプロのお仕事だったと思います.三池組ご苦労様でした.そして、ありがとう.
2005.10.15 ラジャー
 旅先(出張)+寝不足なのでマックスは見れませんでした.
感想はそのうち...
ネットを覗くと爆笑(or 悪のり)の回だったようですね.

 んで、せっかく覗きに来てくれた人には申し訳ないので何か書きます.
ネットで調べたことですがおつきあいのほどを.
(そのうち、自分のホームページに載せることにしよう.)

お題はウルトラマンダイナでS-GUTSの合い言葉、「ラジャー」.

 皆さんもご存知のように「了解」の意味で、
英語では「Roger」と書くが、実はこれは単に「R」だけが意味があるそうだ.

 無線などの聞き取りにくい環境では、Phonetic Alphabet (communications code word)といって「ベーカーのB」とか「ドッグのD」とか言って聞き間違いを防止するやり方を使います.

 古いフォネティックコードで「R」は「Roger」なのです.
(現行のフォネティックコードで「R」は「Romeo」)

 じゃあ、なんで「R」なのかと言うのかというと、
これは「Recieved(ちゃんと受信できましたよん)」の略なんですって.

 1930年代後半の英国空軍のパイロットが「Roger」を「受信できました」の意味で使い始めたのが世界中に広まったそうです.交信記録などではrgrと略されているのも見かけることができます.

 フォネティックコードではないけれど、同じ意味に「Copied」とか「I copy that」とかも使うようです.

 「指示に従います」は別にウィルコ「wilco (= I will comply.)」という言葉があります.宇宙飛行士の交信では「Roger」、「copy」、「wilco」などがチャンポンで使われていますね.

などと調べていたら、通信対戦型の一部のゲームのプレイヤーにとっては常識だそうです.なるほどねえ.

 こちらのページをみると、ぶっきらぼうに「Roger」というと「うるさいなあ」というようなニュアンスになるみたいですね(^^;)
 
 ちなみに聞き取りにくい無線環境では「テンコード」も使われます.(いまでは航空関係や軍隊では使わないみたいですが、米国の郡警察や消防局では使うのだとか.)この「テンコード」では了解では「10-4」だそうです.「10-15」はありがとう.「10-20?」は「今どこ?」,「10-10」交信終了.携帯電話などで入力が面倒くさいときには便利かもしれません.通じればですが.
「第三番惑星の奇跡」を見ました.

いやあ、マックスを見始めてから初めて満足のいくエピソードを見る事が出来ました.

ストーリーラインとかはシンプルで、怪獣ifがナパームを撃ち返した時点でラストがどうなるか予測がつくものではありましたが、それでも感動的でした.

やっぱり、少女アッコとミズキの織りなすドラマが「訴えかけたいメッセージ」をキチンと見据えた上で構成されていたからでしょうね.いつになく演技も良かったし.

また、怪獣ifという存在が人間の心の鏡として機能しているというのもまたウルトラマンらしい.ある意味、怪獣の本質をついていると言えるかもしれません.3形態のデザインもよかったと思います.

そして、映像もテンポもカンにさわらない程度に独特で見ていて引き込まれてしまいました.余韻を残す静かな終わり方もgoodでした.(宇宙空間で音が聞こえるのか?とか、アッコが地球に戻ったら怪獣もついてくるんじゃないのか?とか、もうどうでもいいです.)

決して今まで私が見た平成ウルトラマンの中で一番ではないんだけど、ウルトラマンってこうでなくちゃと思わせる秀作でありました.

「欲望だけが 渦巻く星で 大事なものを探す勇気
あきらめないで伝えよう 涙さえ強さに変えたら
精一杯 未来を今目指そう」って歌詞も思い出してしまいました.

三池崇史監督、NAKA雅MURA脚本 お見事でした.
来週も同じコンビみたいなので楽しみです.

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追記:隊長もいい感じでした.
ウルトラマンダイナ

◆ 第45話「チュラサの涙」

脚本/上原正三,特技監督/高野敏幸,監督/高野敏幸.
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満足度: ★

鑑賞メモ

 上原正三さんがミヤタ参謀役の円谷浩さんのために書いたという脚本だそうです.10年の時を越えた悲恋が描かれていましたが、それっぽい状況が盛り込まれている割には残念ながらぐっと来るものはありませんでした.残念です.

あらすじ

 ミヤタ参謀はかつてネオマキシマ航法のテスト中に行方不明になり、謎の惑星ギガール星に漂着したことがある.そこで、怪獣トロンガーに襲われたところをギガール星人の女性戦士チュラサに救われていた.それから10年、トロンガーは復讐のため地球に現れる.再生能力に優れたトロンガーに対してS-GUTSの攻撃は無力だった.その直後、ギガール星から宇宙船が飛来.チュラサのホログラムはミヤタにチュラサ愛用の銃と「チュラサの涙」という鉱石を授ける.チュラサは既に復讐に燃えるトロンガーの手に掛かっていたのだ.ミヤタは愛するチュラサの形見の銃を手にトロンガーとの対決に向かう.

今回の印象に残った台詞

特になし

重箱の隅

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ミヤタ「はい、新型機のネオマキシマ航法のテストに行ったんです.」
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 GUTSウィング1号ベースの機体でしたね.十年前っていうと、ティガの時代か、その直後にあたります.一方、マキシマ・オーバードライブのエンジンが小型機であるスノーホワイトに搭載されてテストしていたのが、ティガの29話でした.そして、それが実戦投入されたのがティガ50話.その直後にプレFTL(Faster than Light)航法であるネオマキシマ航法のテストに突入していたことになります.そして、年代的に見てそれと同時期に平行してゼロドライブ航法の実験もアスカ・カズマたちのグループによって進められていたようです.そして、どちらのプロジェクトもテストパイロットが実験中に行方不明になっているわけです.これって偶然なんでしょうか?


ウルトラマンダイナ

◆ 第44話「金星の雪」

脚本/長谷川圭一,特技監督/満留浩昌,村石宏實,監督/村石宏實.

満足度:★★+

鑑賞メモ

  怪獣の方が移動速度が速く、ビームは高圧の大気のために照準が不能、ミサイルは着弾前も大気圧で圧壊するという状況下での退却戦での、コウダ副隊長の指揮ぶりがカッコいいです.浮き足立った隊員に素早く指示を出して切り抜ける様は見事でした.

 アスカと他の隊員とのやりとりの台詞が、S-GUTS内の熱さや絆の強さが感じられて良かったと思います.

 ただ、ストーリーがちょっとストレート過ぎて、もうひとひねり欲しかった気がします.人工バクテリアが怪獣の正体でしたってのは、あまり効果的なひねりにはなっていないですよね?

あらすじ

主人公:S-GUTS

 金星に投下した人工バクテリア培養器アイスビーナスが消息を絶ったため、調査に向かったS-GUTSとマーク・アサカワ博士はクラーコフで調査に向かった.しかし、そこにはスフィアが人工バクテリアを改造してつくった怪獣が待ち受けていた.そうとは知らず高温高圧の濃硫酸の環境の中、将来の金星のテラフォーミングに役立てるため人工バクテリア培養器のデータを回収しようと決死の作戦を敢行するS-GUTS.しかし、高圧の大気のため正確な照準が出来ずに苦戦する.しかし、S-GUTSとダイナは最後には強い意志と「根性」で事態を切り抜ける.実験の失敗で絶望していたマーク・アサカワ博士は、勇気と前進する気持ちを失わないS-GUTSを見て再び気力を取り戻した.

今回の印象に残った台詞

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アスカ「なんだ今の?」
ナカジマ「生物ではなあい!それは保証するよ.」
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アスカ「生物はいないって...」
ナカジマ「ねえ.??」
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アスカ「俺も逃げ出すのは反対です.」
リョウ「培養器の投下地点は金星の夜の側なのよ.視界ゼロの闇で、あの怪獣に襲われでもしたら...」
カリヤ「この星の大気中じゃあイーグルからの脱出すら出来ない.」
ナカジマ「出直すしか無い.今回はリスクが大き過ぎる.」
アスカ「リスクが大きい分、達成感も大きい.それに、どんな危険にも立ち向かっていく、それがネオフロンティアスピリッツじゃないですか?」
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アスカ「とは言ったものの、流石にビビるぜ.」
リョウ「あんたって、ホント救いようの無い莫迦ね.」
アスカ「見送りにもっと優しい台詞はないのかね?」
リョウ「冗談でしょ!おかげであたしたちにまで莫迦が伝染したわ.」
カリヤ「まさか、お前に説教されるとは思わなかったよ.」
リョウ「さ、いくわよ.遅れて迷子にならないでね.」
アスカ「そっちこそな!」
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アスカ「博士、夢を簡単に捨てちゃ駄目ですよ.夢がある限り人は前に進めます.どんな困難にも何度でも挑戦できるはずです.だから...終わったなんて言っちゃ駄目だ!!」
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スフィア「地球人類よ.聖なる宇宙を汚す愚かな侵略者たちよ.最早、警告は無意味だ.もうすぐお前たちも知ることになる.そのものたちの偉大なる意識を、その大いなる安らぎを.」
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アスカ「死ねるか~!俺にも夢はいっぱいあるんだあああ!」
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コウダ「ダイナだって同じ条件で戦っているんだ.根性で撃ち落とせ!」
ナカジマ「気合いだっ.行けえええっ.」
カリヤ「当たれえっ!」
リョウ「届けえっ!」
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アサカワ博士「宇宙はまだ人間には計り知れない領域です.私たちが追い求める夢は本当に正しいと思いますか?」
コウダ「今はまだ判りません.ただ、夢を見る事が出来る人間という生き物が私は大好きです.」
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重箱の隅

 金星でのバトルシーンでは、雲が厚いだけで単なる火山地帯にしか見えないのがちょっと残念.あんまり高圧、硫酸の満ちた大気中には見えなかったです(T T).

 それに、視界ゼロの闇の割には明るかったですね.金星でのシーンはきっと高感度カメラの映像だったんでしょう.TPC本部のモニタ映像は明らかにGUTSイーグルからとは違うアングルでした.ってことは、高圧高温強酸に耐える無人偵察機を放っていた事になります.これはティガに出て来た「ゴッドアイズ」の改良バージョン?いつの間に....(脳内補完)



「恋するキングジョー」を見ました.

 なぜか昭和40~50年代の風景を背景にしつつ、ナツミとカイトの淡い恋模様を描いていました.
そこにミズキが憂いを秘めつつ控えめに絡む構成.

 現代的な表現を借りれば「ナツミ、萌え」ということなんでしょうが、そんな流行の言葉でくくるより「ナツミ(長澤奈央さん)に恋している」という方がぴったり来るテイストでした.

 もっとも、恋をしたのはキングジョーではなくて脚本家&監督だと思います.きっと脚本家&監督がカイトになってナツミとあんな時間を過ごしてみたかってんでしょうね.見ている方がちょっと気恥ずかしいです.

 私はそこまでの長澤奈央ファンではないので一部には「?」なシーンもありましたが、雰囲気はでていたと思います.そして何よりも、多分そういう気持ちだけで一本つくったんだろうなと思うと微笑ましいような気がしました.

 もうね、最後はナノ遺伝子とかどうでも良かったんでしょうね.要は主人公が語りかける事で彼女が勇気をだして、タチの悪い恋敵(じゃなくてゼットン星人)を振り切って自分の方に飛び込んでくるというのがやりたかったんでしょう.

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 細かいところでは、メンコに興じる少年や唐草模様の風呂敷をマントにしてはしる子供、金だらいに豆腐をいれて家路を急ぐおかっぱ頭の女の子、手回しのかき氷作成機などの昭和テイストのシーンが不思議な印象を醸し出していたと思いました.高度成長期の初期、TVにはゼットンやキングジョーがいたころの風景ですね.

 キングジョーに関しは、CGは質感はともかく空中戦の動きは良かったと思います.合体シーンの動きは少しアニメ的でしたが...ただ、バトルシーンはちょっと不満.どうしてかというと、ウルトラセブンでのキングジョーを見ている身としては、もっと有無を言わさずズンズン迫ってくる無機質な迫力が感じられないのが残念だったから...(<マニア過ぎるこだわりです.すいません.)そして、キングジョー自らが、空中に煙をつかってカタカナで「キングジョー」って書いたシーンは謎.こちらは「宇宙人の考える事はよくわからん」ってことでしょうか???

 全体的な感想としては....まあ、1本くらいこういう気恥ずかしいエピソードがあってもいいんじゃないでしょうか...脚本は上原正三 御大なわけだし.

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追記:キングジョーのバトルシーンに関して言えば、平成ウルトラセブン「模造された男」がキングジョーの強さとセブンのど根性の激突が見られて良いと思います.興味のあるひとはDVDを借りてチャプター19から見て下さい.
2005.10.01 実は...
 基本的にこのサイトはウルトラファン系のサイトだからいままで書かなかったけど、実は密かに魔法戰隊マジレンジャーをstage5くらいからずっと見ていたりする.

 戰隊ものは子供のとき以来、ついぞ通して見た事がなかった私だが、stage11以降、面白くてしょうがない.キャラクターは敵味方とも生き生きしているし、話もよく出来ている.音楽もイイ.

 基本的には、5人のうち各エピソードの主人公になったものの純粋な気持ちに魔法が応えて、新たな力を得るというのがパターン.このパターンのおかげで、毎回、信頼だとか勇気だとか優しさだとかの「生きていく上で大事なこと」が押し付けがましくなく正面から描こうと試みられる.

 ジュブナイル、あるいは童話としてとてもよく出来ていると思う.なぜなら、エピソードごとに多少の出来不出来はあるものの、いい年した私でさえ見た後で少しだけ心が温かくなり、元気を分けてもらえるのだから...

マージ・マジ・マジ・マジーロ!
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