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皆様、お久しぶりです.
ようやくブログを書ける状況になりました.

んで、ウルトラマンマックス 22話「胡蝶の夢」見ました.

実相寺監督が好んで作りそうなストーリーと映像でしたね.

私は十分楽しんだんですけど、
なんだかネット上を見ると賛否両論だし、
批判の中には「作品の中でマックスの世界を脚本家の空想の産物で
現実でないこととして描くのはやり過ぎだ.」とかいうのも見かけました.

でも、私にはそのようには見えませんでした.
色んな解釈ができるように多義的につくってあり、どの解釈が正解ということはないのかもしれませんが(何せ、胡蝶の夢ですから)、野暮を承知で私がこの作品を見ながら考えていた解釈を書くと、以下のようなものになります

----.

確かに、
脚本家・蓮沼はカイトの世界を夢として見ていて、また、脚本に書いたことがカイトの世界で起きるように感じている.
でも一方で、カイトの方は脚本家・蓮沼の世界の方を夢の出来事として見ていて、思ったことを脚本に書ける.

 つまり、双方、互いに自分の方を現実として考えていて他方を夢の世界としてみているわけで、どちらが現実なのか判らない.途中で蓮沼とカイトが完全に入れ替わることで益々、現実と夢が等価であるようになってくる.だからこそ「胡蝶の夢」なんですよね.

作品の外から見ている私にとっては
カイトの世界と蓮沼の世界が存在していて、それら世界が2人の夢を通じて交錯するというSFにも見えました.そして、怪獣を作る謎の女は双方の世界に現れ蓮沼/カイトを翻弄する.面白いのは、彼女はカイトの世界を「現実」と呼んでいること.

そして、蓮沼は元の自分の世界に帰り、シナリオを完成させて一件落着と見えて、最後にどんでん返し.蓮沼が睡魔に襲われて居眠りを始めると怪獣出現の兆候が...

慌てる円谷プロのスタッフが蓮沼を起こすと、完成シナリオをとりに来た女性はあの謎の女.

蓮沼は怪獣のいない「彼の現実」には帰れずに、よく似た別の世界に囚われてしまったのではないでしょうか?

そして、どれが現実なのかなどいう問い自体が意味を持たなくなっていく.

そんな話に思えました.
皆さんはいかがだったでしょうか?

追記:
まとまりがないという批判もありますが、まとまりがあって判り易かったら、現実感が「ちょうちょ」の歌とともに解けていく感じがでないと思うんですが...でうですかね?
追記2:
ゲスト俳優陣の演技はお二方ともお見事でした.レベルの違いを見せつけてくれました.
追記3:
モチーフ的には同じ実相寺監督作品のティガ「夢」とダイナ「怪獣戯曲」と相通じるものがあるようです.未見の方は合わせてご覧になられては如何でしょうか?
追記4:
大人げなく、世界構造に関して解釈何ぞを書いてしまいましたが、
まあ、作家が自分の世界に迷い込むって話は他にもあるわけですし、何が現実か判らなくなる話も掃いて捨てるほど世の中にはあるわけです....そういう意味ではありがちなストーリーなので、ここは実相寺監督の演出を楽しむのが一番ですかね.

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2005.11.19 非常に多忙
今月は多忙...
ブログのネタを仕込む余力がありません。
すいませんです。

...だそうです.

ホームページはこちらです.

まずはティガが今年のクリスマスからスタート.
来年はティガ10周年なのでgood タイミングですね.

とはいえ、私、CS放送なんて見れません.
(ま、DVDで見るからいいもん!)
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