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ウルトラマンマックス 16話「わたしはだあれ」をようやく見ました.
(タイトルは相変わらずウルトラセブンのエピソードのもじり.団地から始まった時はドキドキしましたが内容は無関係.)

 先週と同じ三池崇史監督&NAKA雅MURA脚本でありながら、先週のシリアスな展開とは180°逆のスラップスティックコメディでした.ものすごい落差です.

 今回は、接近した全ての有機生命体(含むウルトラマン)を記憶障害に陥いらせてしまう怪獣のために、事故やらドジやらが頻発してまともな勝負にならないというハチャメチャドタバタ劇.そんななか影響を受けないアンドロイド・エリーが孤軍奮闘して指示を出しておりました.

 基本的に今回は大笑いしてみていればいい話だとは思いますが、人間にとって記憶が壊れていくというのは大変な事だよなあ等と思ってみたりもしました.そして、全てを忘れてしまっても、マックスには大切な人々を守りたいという意志だけは残されていたわけですが、自分が、万一、ひどい健忘にかかってしまっても周囲の人たちへの想いだけは残っていてくれるといいなあとも思いました.

 最後のエリーの必死の呼びかけに応えてマックスが勝利し、その姿をみて感動してほろりと涙を流すエリー.そして、自分の流した涙に驚くシーンはベタだけどちゃんとツボを押さえた演出といえるでしょう.

 先週同様,多少ステレオタイプな展開が気にならないと言えば嘘になりますが、それでも我々をきっちり楽しませてくれるあたり、これまでのマックスに感じていた不満を一掃してくれました.

 また、先週に引き続き、怪獣の属性が物語に大きく絡んでいた点も良かったと思います.SFの基本路線って、奇怪な事態を通じて日常では考えないこととか気付きにくい事に想いを至らせ、常識の危うさやら人間の傲慢やら美点やら何やらを浮き彫りにしてくれることだと私は思います.そして、ウルトラマンの場合には、やっぱり怪獣が工夫のしどころなんでしょう.そういう意味では前回と今回の怪獣は生きていましたね.

前回と今回はウルトラマンというものを理解しているプロのお仕事だったと思います.三池組ご苦労様でした.そして、ありがとう.
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