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今年は世界物理年でした。

それで、ニュースによると、
英王立協会がニュートンとアインシュタインどちらが
「科学への貢献」があったか、「人類への貢献」があったかを
一般人1363人、科学者同協会の科学者345人の投票で決めたとか。

ニュートンがイギリス人で、アインシュタインがユダヤ人なので、英王立協会ではニュートンが有利ではないかとも思う。

ま、それはともかく、どちらの分野もニュートンの勝ちだったそうだ。

強いてどちらかと問われると、私もやはりニュートンだと答えると思う。

日本ではニュートンっていうと万有引力とリンゴの話になりがちだが、そんなのはおまけに過ぎなくて、力学の基本法則と数式による運動の記述という物理の基本概念を打ち立てた人なのである。現在の物理は彼に始まるといっても過言ではないと思うのだ。

そして、彼の物理体系は、地上であろうと星々のある天空であろうと、同じ数学的な法則に従って機械的に運動していることを示して、当時の人々の世界観を根底からヒックリがえした。(いまじゃ、常識ですが)

一方、アインシュタインは相対性理論(と光電効果)の研究で有名。相対性理論は、300年間通用してきたニュートン物理学に修正を加えて、光速度に近い領域や重力の大きい領域でも上手く使えるようにした理論。

それだけ聞くと大したことないように思われるが、相対性理論はそれまで人間が、固く信じていた時間とか空間とかの概念が、実は限られた条件でしか通用しない幻想に過ぎないことも示していたところが画期的なのだ。こちらも人々の世界観を根底からヒックリがえした理論と言えるでしょう。ただし、人工衛星GPSとか原子力エネルギーくらいしか一般人が相対性理論を意識できる機会がないのがニュートン物理学と違うところ。お陰でどうしても拒否反応を示してしまう人がいて、「相対性理論は間違っている」って類いの通俗本が後を絶たない。だけど、実験事実から見ると相対性理論は正しいと思わざるを得ない。常識の方が間違っているのだから、日常的な常識に従って相対性理論は間違っているっていっても始まらない。

ニュートン、アインシュタインどちらも人間の世界観を根底から覆した巨人なのは確かだけど、ニュートン物理学が日常でも体験できる程身近で、かつ、アインシュタインの仕事はニュートン物理学の発展形であることを考えると今回の勝敗は致し方のないところだとは思う。

もうひとつ、人間の世界観を根底から覆した物理体系として量子力学があると思うけど、こちらはニュートン、アインシュタインのような一人の超天才の業績というよりも、何人もの天才の共同作品と言うべきものだから、投票にはかけにくかったのかもしれない。

何れにしてもとんでもない天才には違いない。
天才達よありがとう!
ってところかな。
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