上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
ウルトラマンメビウス「メフィラスの遊戯」を見ました。

単純な話なんですけど、見入ってしまいました。

自分は直接手を下さずに、人間にウルトラマンを倒させるというルールを自らに課すあたりはメフィラスらしい捻くれ方。

初代のメフィラスは、すべてを理解した人間の子供にいかにして「地球をあげます」と言わせるかというゲームを仕掛けてきました。人間の高潔な心を捨てさせるという点ではより悪魔らしいのは初代メフィラスだったかも。

でも、侵略者と守護者を入れ替えてしまうという悪戯もまた、悪魔メフィストフェレスの名を受け継ぐ宇宙人らしいやり方です。まあ、今回は、転倒した構図と言う迷宮の中に放り込まれた人間がどうなるかという試しなんでしょう。一時的に思い込まされた偽りの記憶とシリーズを通して培った絆の勝負でした。

そういえば、序盤の初代ウルトラマンとメフィラスの会話も、見ようによっては人間の心について語る神と悪魔のやり取りになぞらえているように見えなくもなかったです。

物語は、テッペイの性格や特性を生かした展開。

  • 医者としてけが人をほっとけない。
  • 頭ごなしに決めつけず、偏見を持たずに一応聞いてみる。
  • 疑いをもったら科学者として自分で実際に確かめ判断する。
  • そして、何よりも人間との関わりを大事にする性格。

これらに加えて、過去の名シーンをフラッシュバックさせることで、メフィラスの企みを打ち破るシーンに説得力を持たせていました。終盤ならでは展開だなと思う反面、メビウスももう残り僅かで終わりなんだなと感慨深いものがありました。

これまでの客演と違い、黒部進さんのスケジュールの都合でハヤタの出番は控えめになったそうですが(ソース:脚本家の小林雄次さんのブログ)、貫禄があってよかったです。そして、不思議と大きな不満も感じませんでした。もしかすると、他のウルトラマンと違って、初代ウルトラマンはシリーズの中でやり残したことが少なく、またハヤタ本人が酷いトラウマを負うエピソードが少なかったせいもあるかもしれません。

特撮面では、メフィラスの空中戦をみて、今更ながら、昔はやりたくても出来なかった複雑な空中機動が今は可能になったんだよなーと感じ入ってしまいました。キャラクターが初代ウルトラマンの物だけに隔世の感を感じたというところ。

映画DVD(メモリアル版)のオーディオコメンタリーで板野さんが、本物と見まがう数少ないCGシーンを差して、レンダリング時間をくれればいくらでもリアルにできると言っていましたが、この辺が今後の課題でしょうか?今回も近距離では必ず高速で動かしてカバーしていましたが....TVじゃ膨大なレンダリング時間を貰うのは無理ですもんね。

-----
さて、当の空中機動ですが、コマ送りしてみるとメフィラスの方が上なんですよね。(笑)

まず、初っぱな、メビウスがメフィラスに向けて光線を2発放つんですが、動きを読まずに発砲(?)するもんだから、弧を描いて飛ぶメフィラスには当たらない。逆に直線的に飛ぶメビウスにはメフィラスの光線が直撃します。

その後は、初代ウルトラマンとの空中戦になります。初代ウルトラマンは接近戦に持ち込もうと思ったのか、メフィラスに突進をかけるのですが、メフィラスの方はウルトラマンのスピードが乗って方向転換が出来なくなるのを待ってから、ヒラリと位置を変えるんですよね。それで、ウルトラマンがあわててスピードを緩める頃にメフィラスの方は高速になっていて距離が開く。これが闘牛のように何回も繰り返されます。

追尾する光線を先に使った方もメフィラスで、メビウスがかわしきれなくなりそうになるまで追いつめていました。最後は、初代のスペシウム光線に妨害されましたが。

で、そのあと初代は八つ裂き光輪を追尾攻撃として使うんですが、光輪の旋回性能限界を見極めて実にうまくかわし続けます。飛んでいるうちに光輪の威力が減衰したのか、最後に正面で受けて弾いて空中戦終了。

空中機動の技量面ではメフィラスがウルトラマン達を圧倒していたように見えました。

これ、レンダリングとかの制約がなく、自由なカメラワークで描く事ができればかなり見応えがあったんじゃないかと想像してしまいました。何れそういう時代がくるんでしょうね。

さて、来週からは最終回に向けての怒濤の展開が始まるようです。楽しみ!
Secret

TrackBackURL
→http://urooboe.blog4.fc2.com/tb.php/220-5e91aa2a
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。