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ウルトラマンダイナ

◆ 第17話「幽霊宇宙船」

脚本/右田昌万、特技監督/佐川和夫、監督/石井てるよし
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満足度: ★★+

鑑賞メモ

 ダイナの平均的水準に達している作品だと思います.まあ,この話には感動的なドラマとかはないけど,適度なわくわく感があって楽しいです.

 映像面でも、都市の上空を魂を吸い尽くしながら黙々と進む宇宙船には独特の雰囲気がありましたし、半透明の幽霊となったリョウもいい感じ.怪獣の造形は好みが分かれるところかもしれないが、少なくとも個性的でした.

 さまよえるオランダ人幽霊宇宙船、残された航海日誌、骸骨と化した船長、などなど「如何にも」って定番の設定で固めていますが、お約束通りっていうのもたまには気持ちいいもんです.今回はリョウの魂が幽霊宇宙船の虜にされていまい,幽霊宇宙船に取り憑いている怪獣ゾンバイユが眠っているスキに船を地球から遠ざけようとします.怪獣が取り憑いた宇宙船の虜囚となった人間が自分の身を顧みず、地球の安全を図ろうとするのはティガ第4話「サ・ヨ・ナ・ラ地球」と同じパターンですが,ハッピーエンドになるのがダイナらしいですね.(というより,右田脚本らしいというべきかも.)

 ただ,あの灰色のドーランはちょっと...どうしても襟足とか袖口、唇や瞳の直近には塗り残しがでるし...

 ローター付きの高機動小型機コネリー07が初登場.なかなか大きなローターがラブリーな機体です.幽霊宇宙船に探知されないように複雑な地形の岩山すれすれに飛んでいるところが細かい演出.

あらすじ

主人公:???

 突如、都市の上空に現れた宇宙船.その幽霊宇宙船には,人間からプラズマエネルギーを吸い出し自らのエネルギーにするソンバイユが取り憑いていた.出撃したS-GUTSだが,幽霊宇宙船の内部には捕獲された人々の魂=プラズマエネルギーが捕らえられていてうかつに攻撃できない.やがて,リョウ隊員も市民を救おうとしてプラズマエネルギーを抜かれてしまう.ナカジマの作った携帯型バリアシステムで防御しながら幽霊宇宙船に乗り込むコウダとアスカ.船中では,宇宙船の持ち主だったシルバック星人の骸骨を晒し、人々の霊魂が漂っていた.リョウの霊魂は、これ以上地球への被害を増やさないためにゾンバイユが休息しているスキをついて宇宙船を地球から遠ざけると言う.しかし,ゾンバイユが再び目を覚ましてしまう.船内のコウダ、アスカは善戦虚しくバリアのタイムリミットを超過し,ついには二人ともプラズマエネルギーを抜かれる.しかし,アスカは根性(?)で踏みとどまり、ダイナへと変身する.ダイナは格闘の末にゾンバイユを倒し、人々の魂=プラズマエネルギーを肉体へと返していった.

今回の印象に残った台詞

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アスカ「さあさあ、魂の皆さん、帰りますよ~」
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リョウ「今しかゾンバイユを遠ざける事はできない.私たちの意志で動かせるのはゾンバイユが眠っているだけなのよ.」
アスカ「ゾンバイユを倒せば自由になれるんだろ?何怖じ気づいているんだよ!リョウらしくねえなあ!」
リョウ「肉体から開放されて初めて地球の何もかもが愛おしく思えるようになったの.この星に住む全ての命を愛している.ゾンバイユがそれを奪っていく事はすごく辛いことなの.」
コウダ「俺だって辛い.頼む.宇宙船を戻してくれ.君たちが地球を愛するように、まだ地球には君たちのことを愛している人が沢山いるんだ.」
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アスカ「俺はまだまだ色々やりてえんだ~!!」
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リョウ「あたしが勝手なことしたばっかりに...」
コウダ「リョウ,君が生き返ってアスカもきっと喜んでいるはずだ.」
リョウ「アスカが生きてなきゃ!」
リョウ「あたし,いままでアスカに厳しすぎた.こんなことだったら,もっとアスカに優しくしとくんだった.」
カリヤ「無茶ばっかりしやがって!」
ナカジマ「アスカのいないS-GUTSなんて淋しすぎる...」
リョウ「アスカにもう一度会いたい...」
アスカ「でえーとでも何でもしてあげる.」
リョウ「もちろん!....?....え!」
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重箱の隅

 ティガ「幻の疾走」でホリイ隊員は「人間の霊魂はプラズマや、ちゅう説がある.」と言っていました.つまり,霊魂=プラズマ説は単なる仮説の一つでした.しかし,ダイナでは既に常識のように語られています.それどころか機械でも測定可能なようです.TPC世界の科学の進歩,恐るべし.ダイナの時代には,もしかしたら幽霊探知機があるかもしれません.

 人間のプラズマに関して、ナカジマは「プラズマ素粒子」と言っていました.単なる分子、原子ではなく、いや,陽子や中性子ですらなく,素粒子とは!しかも,プラズマ状態?何かとんでもないことになっていそうな気が...

 バリアシステムを作成し説明しているときのナカジマは、実に生き生きして自信に満ちあふれている.全く訳が分からないものには弱い彼だが、科学的(ダイナ世界での科学です.念のため)な取っ掛かりが少しでもありさえすれば滅法強いという事だろうか?

 仮死状態のコウダを救うために幽霊宇宙船からテレポートで脱出したダイナ.そのまま外部に出て余裕で戦闘を開始.一方ティガ「眠りの乙女」で,TPC極東本部から崑崙山にテレポートしたティガは,直後からカラータイマー(ライフゲージ)がなりっぱなし.テレポートの距離の違いによるものか?あるいは,ダイナはテレポート時のエネルギー効率がいいのか?興味津々なれど解明の手がかりはなさそう.残念.

 コンピュータ画面にネオX線での調査結果が「NONE REACTION」と表示されていました.私は英語が得意ではないので自信はないのですが,「NO REACTION」ではないでしょうか?あるいは,「NEGATIVE REACTION(陰性反応)」とか,単に「NEGATIVE」もしくは「UNDETECTABLE」の方がありそうな気がします.同様にエネルギー探査結果は,「REACTION CONFIRMATION」でしたが,「REACTION CONFIRMED」とか,「POSITIVE REACTION」とか何とかではないかと思うんです.どなたか英語に詳しい方教えて下さい.

 コネリー07のことをナレーションでは「特殊捜索救助艇」っていってましたけど,「艇」って舟ですよね?飛行機にも使えるんでしょうか?(飛行艇は、飛行できる舟のことだから別)

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