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ウルトラマンダイナ

◆ 第34話「決断の時」

脚本/吉田 伸,特技監督/佐川和夫,監督/小中和哉.
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満足度: ★★+

鑑賞メモ

 GUTSのムナカタ副隊長に憧れるS-GUTSのコウダ.彼が、TPC基地か、隊長の命か決断を迫られる話.軍人に限らず、命とかかわり合う仕事を選べばそういう決断を迫られることはあるでしょうね.コウダはいざというときには隊長を見捨てる決断をしつつ、最後に命がけで捨て身の救出作戦を行いました.

 その結果、ある程度の効果を挙げましたが、かわりにコウダ自身が怪獣の人質になってしまいました.自分に構わずリョウとカリヤに発砲するように叫びます.結局、ダイナに救われましたが、ダイナが来れなかった場合、リョウとカリヤは果たしてコウダを見捨てる決断を下したでしょうか?(最終回を見る限り、カリヤにはできませんね.)そして、もし、リョウとカリヤがコウダを救出しようと無茶な行動をとり失敗した場合.ファイナルメガランチャーを預けられたナカジマはヒビキ、コウダ、リョウ、カリヤもろとも怪獣を倒す決断をしたでしょうか....(以下、延々と続いたりして...冗談です)

 ダイナでは「大を生かすために小を捨てる」葛藤がモチーフになる話は今回の他に、最終回や「ぼくたちの地球が見たい」などがあります.私は「ぼくたちの地球が見たい」が好きなのですが、それについてはまた改めて...今回もテンション高めの作品でした、ダイナらしい話ですね.

あらすじ

主人公:コウダ

 ヒビキ隊長が宇宙発電所を視察中に怪獣バゾフに襲われ、怪獣の体内に囚われてしまった.怪獣は周囲に強力な電磁波を発生さてTPCの兵器を作動不能にしながら本部基地に迫りつつある.ヒビキ隊長に代わって指揮をとるコウダはなんとか隊長と基地の両方を救おうとするが、次々に防衛ラインを突破されてしまう.このままでは怪獣用ファイナルメガランチャーを使い殲滅するしかない.しかし、それでは隊長を見殺しすることになる.決断を迫られるコウダ.

 コウダは怪獣が最終防衛ラインに達したらファイナルメガランチャーを使用するように命令を下し、自らは最後の決死の救出作戦を展開する.それは、バズーカを持ちグライダーで怪獣に突撃し、電磁波を発する怪獣の触覚を叩くというものであった.作戦通り怪獣の触覚は麻痺するが、コウダがグライダーごと怪獣につかまれてしまう.コウダは自分に構わずトルネードサンダーで怪獣の頭を打ち抜き隊長だけでも救うようにリョウとカリヤに命令する.そのときダイナがリョウとカリヤにテレパシーで語りかけた.

 トルネードサンダーと一体化したダイナが隊長、発電所職員、コウダ隊員を救い出し、怪獣を粉砕した.事件後、コウダは正式にS-GUTSの副隊長に昇進することとなった.

今回の印象に残った台詞

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コウダ「TPC隊員養成校、一期生、コウダ・トシユキです.」
ムナカタ「君もGUTSに入隊希望か?」
コウダ「はい! あのう.自分はムナカタ副隊長に長年憧れておりました.」
ムナカタ「ふう.それは光栄だねえ.」(気のない口調)
コウダ「つまり、どのようにしたらムナカタ副隊長のようになれるのでしょうか?」
ムナカタ「私はイルマ隊長を信頼しているだけだ.」
コウダ「だけ、ですか?」
ムナカタ「そうだ.どんなときでも隊長を信じて命令に従う.それが副隊長の使命だ.いずれ君にも分かるときが来る.」
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ヒビキ「もし、戦いの中で大を生かすために小を捨てることになったら、お前ならどうする.」
コウダ「私は大勢の命も少数の命も両方を生かすために全力を尽くします.」
ヒビキ「その通りだ.しかし、その努力が実らず、どちらかの決断をくださらなければならなくなったとき、それを聞きたい.」
コウダ「大を生かすために小を捨てます.と言いたいですが、きっと、できないでしょうね.」
ヒビキ「戦いでは感情を捨てなければならないときもある.それを忘れるな.」
コウダ「はい.」

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ナカジマ「あの怪獣の体の中には強力な電流が流れていて、その電磁波が電子機器のシステムをダウンさせているんです.」
コウダ「電磁波の影響の出る範囲は?」
ナカジマ「先ほど怪獣と遭遇したときのデータによると、半径約3キロ.」
リョウ「その範囲の中じゃコンピュータを搭載した武器は使用できないわけね.」
カリヤ「そうなるとガッツイーグルどころか、ほとんどの兵器が使えないぞ.」

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マイ「SOS信号が切れました.」
ナカジマ「何だって、それじゃ隊長は...」
コウダ「いや、隊長は生きている.」
マイ&ナカジマ「え?」
コウダ「自分で信号を切ったんだ.」
マイ「どうしてそんなことを?」
コウダ「信号が出ていれば我々が攻撃できないことを知っているんだ.俺はそう信じたい.」

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アスカ「人を見殺しにして責任を取るもあるもんか!」

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コウダ「すいません私は隊長を見捨てようとしました.」
ヒビキ「なぜ最初からそうしなかった?辞令が出ている.今日からお前は正式にS-GUTSの副隊長だ.」
コウダ「副隊長って、しかし..」
ヒビキ「今のお前は指揮官としての本当のつらさ苦しみを知った.お前こそ俺の片腕にふさわしい男だ.俺がいない間、よくぞこの基地を守り抜いてくれた.」
アスカ「副隊長!すいませんでした、気持ちも考えずに命令を無視して.」

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重箱の隅

ミラクル

 トルネードサンダーと一体化して、怪獣に突撃し、コウダ、ヒビキ、発電所職員を怪獣の体内や手の中から救い出したダイナミラクル.奇跡の大技ですが、それってトルネードサンダーと一体化して初めてできる技ですよね?..まさか、始めからできるのをアスカが忘れていたっていうんじゃないでしょうね....

ティガのページでも書きましたが(発電システム)

発電所職員「このヘリオ発電所は膨大な太陽エネルギーをソーラーパネルで吸収し、それを特殊電波に変換して太陽系各基地に送る画期的なシステムなんです.現在は実験段階として蓄電池に電気を蓄えていますが....」
ヒビキ「ああ、なるほど.これが完成すればネオフロンティア計画も飛躍的に発展するわけですね.」
発電所職員「ええ、素晴らしいことですよ.」

 今回は回想シーンながらムナカタ副隊長も出て来たので、関連記事がティガページにもあります.そこでも書きましたが、システムの概要を聞く限り、これはティガ「幻の疾走」に出て来たマイクロ波発電システムと同じ原理.マイクロ波が「特殊電波」、送信先が太陽系内の各宇宙基地に変更されています.話がこんなところでも繋がっているようです.

 だけど、TPCワールドでは電力貯蔵システムは怪獣に狙われやすいところ.カゾート、コカクチョウ、バゾフとこれで3度目です.にもかかわらずヘリオ発電所に防衛措置を講じていないなんてちょっと不用心ですね.宇宙空間なんで油断しましたか...

怪獣用ファイナルメガランチャー

コウダ「一つだけ間違いなく怪獣を倒す方法がある.」
リョウ「え?」
コウダ「怪獣用に試作されたファイナルメガランチャーが一発だけ完成している.」
アスカ「ファイナルメガランチャーって...あれを使ったら...」
マイ「怪獣の半径500mは消滅します.最終防衛ラインで使用した場合の本部の損傷率、約30%.」
カリヤ「肉を切らせて骨を立つのか...」
アスカ「でも、それじゃ,隊長が!」
ナカジマ「でも、最終防衛ラインを越えられたらここは全滅します.」
アスカ「コウダ隊員!」
コウダ「少し時間をくれ.」

 「運命の光の中で」では惑星の近くでは使用できないほどの威力をもった対小惑星兵器だったファイナルメガランチャー.怪獣用に小威力のものが開発されたようで半径500mを消滅させるだけにまで縮小されています.小威力のものがあとから開発されるなんてところが核兵器みたい.(最近我々の世界の米国では、大陸間弾道弾より戦術核の研究が盛んらしいと小耳に挟みました.小威力にしぼった戦術核の方が使い道が多くて便利なんですって.こわ.)


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