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「恋するキングジョー」を見ました.

 なぜか昭和40~50年代の風景を背景にしつつ、ナツミとカイトの淡い恋模様を描いていました.
そこにミズキが憂いを秘めつつ控えめに絡む構成.

 現代的な表現を借りれば「ナツミ、萌え」ということなんでしょうが、そんな流行の言葉でくくるより「ナツミ(長澤奈央さん)に恋している」という方がぴったり来るテイストでした.

 もっとも、恋をしたのはキングジョーではなくて脚本家&監督だと思います.きっと脚本家&監督がカイトになってナツミとあんな時間を過ごしてみたかってんでしょうね.見ている方がちょっと気恥ずかしいです.

 私はそこまでの長澤奈央ファンではないので一部には「?」なシーンもありましたが、雰囲気はでていたと思います.そして何よりも、多分そういう気持ちだけで一本つくったんだろうなと思うと微笑ましいような気がしました.

 もうね、最後はナノ遺伝子とかどうでも良かったんでしょうね.要は主人公が語りかける事で彼女が勇気をだして、タチの悪い恋敵(じゃなくてゼットン星人)を振り切って自分の方に飛び込んでくるというのがやりたかったんでしょう.

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 細かいところでは、メンコに興じる少年や唐草模様の風呂敷をマントにしてはしる子供、金だらいに豆腐をいれて家路を急ぐおかっぱ頭の女の子、手回しのかき氷作成機などの昭和テイストのシーンが不思議な印象を醸し出していたと思いました.高度成長期の初期、TVにはゼットンやキングジョーがいたころの風景ですね.

 キングジョーに関しは、CGは質感はともかく空中戦の動きは良かったと思います.合体シーンの動きは少しアニメ的でしたが...ただ、バトルシーンはちょっと不満.どうしてかというと、ウルトラセブンでのキングジョーを見ている身としては、もっと有無を言わさずズンズン迫ってくる無機質な迫力が感じられないのが残念だったから...(<マニア過ぎるこだわりです.すいません.)そして、キングジョー自らが、空中に煙をつかってカタカナで「キングジョー」って書いたシーンは謎.こちらは「宇宙人の考える事はよくわからん」ってことでしょうか???

 全体的な感想としては....まあ、1本くらいこういう気恥ずかしいエピソードがあってもいいんじゃないでしょうか...脚本は上原正三 御大なわけだし.

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追記:キングジョーのバトルシーンに関して言えば、平成ウルトラセブン「模造された男」がキングジョーの強さとセブンのど根性の激突が見られて良いと思います.興味のあるひとはDVDを借りてチャプター19から見て下さい.
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